社団法人鶴岡地区医師会副会長 三原一郎 先進的ITを活用した地域医療ネットワーク構築事業 平成12年度経済産業省補助金事業 169施設が応募し、26施設が採択 鶴岡地区医師会は「1生涯/1患者/1カルテ機能を もつ電子カルテシステム」として事業に参画 新宿医師会の「ゆーねっと」をベースに開発 地域医療連携ツール「 」のしくみ 医師会データセンター 鶴岡地区医師会立 健康管理センター 荘内病院 (中核病院) 専用線LAN 検査結果 健診検査 サーバー Net4U サーバー 訪問看護 サーバー 専用線WAN 診療情報 検査結果 インターネットVPN 民間検査機関 診療情報 診療情報 診療情報 かかりつけ医 在宅医療 訪問看護 回復期病院 維持期施設 訪問看護 ステーション セキュリティの保たれたネットワーク上で 地域の様々な医療者が患者情報を共有できるツール の情報共有・セキュリティの仕組み Net4Uの患者情報は、患者にかかわるユーザーのみが閲覧・更 新する事が出来ます。 病院から診療所、診療所から訪問看護ステーション、保険薬局へ 「招待状」を送ることで、患者情報の共有が開始されます。 Step 1 : カルテの作成 カルテ Step 2 : 紹介状の送信 紹介状 カルテ Step 3 : 紹介状の受理 カルテ 受理 カルテ カルテ カルテ Step 4 : カルテの共有開始 の主な機能 電子カルテの共有機能 所見・処置入力機能 処方入力機能 画像添付機能 PDFファイル添付機能 紹介状作成と送付機能 訪問看護指示書作成と 送付機能 臨床検査データの自動 取り込み機能 複数医療機関の検査結 果表示機能(時系列・ グラフ化) 新着情報通知機能 の主な機能 電子カルテの共有機能 所見・処置入力機能 処方入力機能 画像添付機能 PDFファイル添付機能 紹介状作成と送付機能 訪問看護指示書作成と 送付機能 臨床検査データの自動 取り込み機能 複数医療機関の検査結 果表示機能(時系列・ グラフ化) 新着情報通知機能 の主な機能 電子カルテの共有機能 所見・処置入力機能 処方入力機能 画像添付機能 PDFファイル添付機能 紹介状作成と送付機能 訪問看護指示書作成と 送付機能 臨床検査データの自動 取り込み機能 複数医療機関の検査結 果表示機能(時系列・ グラフ化) 新着情報通知機能 の主な機能 電子カルテの共有機能 所見・処置入力機能 処方入力機能 画像添付機能 PDFファイル添付機能 紹介状作成と送付機能 訪問看護指示書作成と 送付機能 臨床検査データの自動 取り込み機能 複数医療機関の検査結 果表示機能(時系列・ グラフ化) 新着情報通知機能 Net4U 参加施設 (H23年2月1日現在) 病 5施設 鶴岡市立荘内病院 他 診療所 35施設 (内科、胃腸科、整形外科、泌尿器科、小児科、 眼科、耳鼻科、皮膚科など) その他 院 訪問看護ステーション 2 ケアマネ施設 2 介護老人保健施設 1 特別養護老人ホーム 1 調剤薬局 4 荘内地区健康管理センター(検査部門) 1 他の民間検査会社 3社 登録患者数と共有患者数の推移 02年1月~11年2 月1日 登録患者数: 23,914名 共有患者数: 5,875名 Net4Uの活用事例 とくに在宅医療において 在宅医療と多施設・多職種の連携 専門医 連携 往 診 連 携 主治医 訪問 在宅患者 訪問 指 示 書 報 告 書 特養・老健 連携 病院(急性期・療養型) 訪問看護ステーション 平成19年度 厚生労働科学研究 がん対策のための戦略研究 緩和ケア普及のための地域プロジェクト 0utreach PalliativeTrial of Integrated Regional Model 戦略研究の対象地域 鶴岡市(600人/年) 整備されていない地域 (国立がんセンター中央病院の支援) 長崎市(1500人/年) 医師会を中心に整備されている地域 (長崎市医師会) 浜松市(1600人/年) 総合病院を中心に整備される地域 (研究班員:聖隷三方原病院) 柏市(1500人/年) がん専門病院を中心に整備される地域 (国立がんセンター東病院) 平成20年4月から3年間行 われました。 Net4Uを活用した事例紹介(42歳・女性) 平成20年6月: 腰痛出現(腰椎圧迫骨折) 平成20年8月: MRIにて多発性転移性骨腫瘍の診断 (原発不明) 平成20年9月: 荘内病院内科入院、高Ca血症是正や 疼痛コントロールを主体に治療 (原発不明のまま) 平成20年12月25日:在宅へ移行 Net4Uへ記載開始 中核病院で登録し、在宅主治医 へ紹介状を送付 退院カンファレンスシートなど の患者情報をPDF形式で貼付 在宅主治医が、紹介状機 能を使い、病院主治医へ 意見を求めている 病院主治医から 在宅主治医への回答 訪問看護指示書の発行で、訪 問看護師もカルテが参照可能 となる 訪問看護指示書を訪問看 護STへ送信。これ以降、 訪問看護師もカルテ共有 可能となる。 訪問看護師は、訪問後、 処置内容や連絡事項を 記載 在宅主治医の訪問時の記載 と処方内容 検査データは、自動的に カルテに貼付され、多職 種で共有される 在宅主治医が作成した表 もPDF化することで貼 付可能 Net4Uへの記載数 (12月25日~6月11日) 病院内科主治医(1名) 病院PCT(4名) 在宅主治医(1名) 訪問看護師(3名) 訪問リハ(2名) :4件 :17件 :50件 :40件 :13件 述べ記載数 延べ記載者 :119件 :11名 2つの話題 ID-Link 電子カルテ情報を相互に参照できる仕組み ID-Link 患者情報は、内容ごとに、施設を越えて時系列 のテーブルで表示される 新Net4U、全面改装し 来年度4月から運用開始予定 Net4Uリプレイス 患者カルテ画面(タイムライン) Net4U ホーム 患者リスト 患者基本情報 患者登録 紹介状 タイムライン 患者ID:12540 生年月日:昭和28年02年07日 年齢 :58歳 性別 :男 中目千之 医師・内科 土田兼史 医師・内科 難波幸井 訪問看護師 参加者リスト 検査結果 お知らせ ニュース 設定変更 足あと 血圧のコントロールが不良にてCCBを追加する、動悸やほてりに注意が必要である。 難波幸井 ハローナース 訪問看護師 血圧 130/70 体温 36.5℃ 脈 88/分 コメントする メッセージを送る 12分前 2011年08月06日 08時12分 本日、尿カテーテル自然に抜去され交換実施。尿流出500MLあり。 腹部膨満あり、とても苦しがっている。 臀部の褥瘡及び湿疹はよくなっているが処置はまだ必要。 三原一郎 三原皮膚科 医師・皮膚科 【#1】 ラックビー微粒 アドソルビン 1日3回 【#2】 フロモックス錠100mg ロキソニン錠 60mg ダイアモックス錠 250mg 1日3回 朝昼夕食後 【#3】 タミフルカプセル75 75mg ダイオウ末「コーセー」 デパス錠0.5mg 1日1回 朝食後 メッセージを送る コメントする 鈴木聡 医師・外科 佐藤健一 連携パス 地域連携パス バナー広告 バナー広告 鈴木哲 ストローハット診療所 医師・内科 患者カルテ共有リスト(8人) 医師・眼科 メッセージ 診断名 北海道裕次郎 (ほっかいどうゆうじろう) 福原晶子 バナー広告 ~医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャル・プラットフォーム~ コメントする 佐藤和彦 荘内病院 医師・脳神経外科 メッセージを送る メッセージを送る 履歴をみる 履歴をみる 12分前 1時間前 2011年08月06日 08時12分 2011年08月06日 07時08分 2g 2g 5日分 総量3錠 総量3錠 総量3錠 5カプセル 10g 2錠 7日分 履歴をみる 1日前 2011年08月05日 16時24分 履歴をみる 3日前 2011年08月03日 12時25分 荘内病院から土田内科医院への紹介状 コメントする メッセージを送る 訪問リハビリ もっと見る もっと見る Copyrights©2010. Straw-Hat Corporation Inc. All right reserved. WEB会議システム 訪問看護師(ケアマネージャ) 在宅主治医 患者宅にて通常の訪問看護業務に 加え、主治医・専門医からの指示 を仰ぐ。写真は皮膚科専門医の指 示を受け、WEBカメラを移動し、 患部を撮影している図。 診療所からWEBカメラを使い、 司会役となり訪問看護師、専門 医に指示・質問等を行い、遠隔 診療の進行役となる。 皮膚科専門医 その他の利用イメージ ①在宅主治医の訪問看護支援 ②介護サービス担当者会議 ③退院時共同カンファランス ④訪問看護師間の連携 ⑤病院救急外来と在宅主治医 や施設との連携 皮膚疾患のある患者の足の患部 をWEBカメラをみて、処方、処 置の確認とアドバイスを行う。 医療・介護の現場で具体的に コミュニケーションをサポートするツール (『顔の見える連携』は重要。それを実践している。) 鶴岡地区におけるシステム全体図 WEB会議 Net4U SNS 医療・介護の 現場において 顔の見える コミュニケー ションをサ ポートする ツール 地域における患者情報の共有の場 診療にかかわるコミュニケーションの場 様々なシステムからの情報の集約の場 地域における 医療従事者 福祉従事者 間における コミュニケー ションツール 集約 連携パスシステム 疾患に特化した データベース 地域における患者 情報の集約 地域に疾患データ ベースの構築 検診検査 システム がん緩和 プロジェクト 訪問看護 システム その他 電子カルテ等 顔の見える連携の 現場での実践 コミュニケーショ ン促進による人間 関係の醸成 急性期医療機関 急 高度・専門的な治療を行う病院 性 期 回 復 期 維 持 (歯 口科 腔 ケ診 ア療 ・所 摂 食 ・ 嚥 下 リ ハ ビ リ ) 紹介 急性期リハビリテーション 紹介 回復期リハビリテーション施設 紹介 紹介 (か 診か 療り 所つ ・け 一医 般 病 院 ) 療養施設(医療・介護) 紹介 退院 介護サービス提供施設 訪問看護 訪問リハビリ・通所リハビリ 期 自宅(在宅療養) 歯科医師会へお願いしたいこと 医療、介護系に携わる人たちと、一緒に学ぶ機会を 研修会などの案内の受け口とその情報の伝達 連携パス推進協議会への参加 ケアマネジャー、医師、訪問看護師などからの往診 要請依頼の窓口の設置 歯科医師の専門性などの情報公開 在宅歯科診療に携わる歯科医師の会の設置
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