意志決定の定義

要約
きりん、まぐろ、PB
意志決定の定義
・意志決定の公式の定義
→「問題を特定し解決するプロセス」
問題特定段階
問題解決段階
プログラム化された意志決定
→これまで何度も繰り返されていて内容が明確化され
ており、問題解決手順がすでに存在するもの
プログラム化されてない意志決定
→いままで経験したことがなく、内容が明確化されて
おらず、既存の問題解決手順がないもの
戦略的企画立案を必要とする。
個人による意志決定の種類
合理的アプローチ
限定された合理性
合理的アプローチ
個人による意志決定の指針と
なるように開発されたもの
より明確かつ合理的に
考える手助けとなる
最も適しているのは
プログラム化
された意志決定
これには8つの段階がある
合理的アプローチの8つの段階
① 意志決定の環境を監視する
意志決定の問題を
② 意志決定の問題を定義する
特定する段階
③ 意志決定の目的をはっきりさせる
④ 問題を分析する
⑤ 解決策の代替案を策定する
⑥ 代替案を評価する
問題を解決する
⑦ 最良の代替案を選ぶ
段階
⑧ 選ばれた代替案を実行する
限定された合理性とは?
今日の競争的な環境においては
マネージャーが合理的になれる
程度には限界がある
そのとき使われるのが限
定された合理性の視点
なぜなら…
組織における大規模な意志決
定は複雑であり理解しにくい、し
かもほかに多くの制約(個人制
約、組織制約など)が意志決定
に影響を及ぼすため
限定された合理性の視点
複雑かつ曖昧な状況では問題特定段階でも問題
解決段階でも過去の経験や判断が必要となる
→そのためこの視点は直感的な意志決定と関連付
けられる
経験や判断が意志決定に
用いられる
マネージャーが特定の分野で一定の経験や知
識を培っている場合には問題の認識や決定が
ほとんど苦もなく行われる
→したがって直感≒認識とも見なすことが出来る
組織における意思決定
組織
•
•
•
•
マネジャー
マネジャー
マネジメント・サイエンス・アプローチ
マネジャー
マネジャー マネジャー
マネジャー
マネジャー
カーネギー・モデル
マネジャー
マネジャー マネジャー
マネジャー
漸進段階的意思決定プロセスモデル
マネジャー
マネジャー
マネジャー
ゴミ箱モデル
マネジメント・サイエンス・アプロー
チ
• 数学的技法・統計的技法
• 問題の分析、変数の特定及び測定が可能な場合
明示的な変数の数が人間の処理能力を上回る
問題を
かつ
に解決
•定量的データが少ない
•定性的な側面では、ちょっとした補助にしかなりえない
カーネギー・モデル
• カーネギー・メロン大学:
・部門ごとに目標の一貫性がない
リチャード・サイアート、ジェームズ・マーチ、ハーバート・サイモン
・一人のマネジャーでは、
時間・資源・知的能力的に無理がある
組織
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
マネジャー
カーネギー・モデル
合同構築のプロセスが意思決定行動に持つ意味
満足化
最適化
目前の問題、短期的な解決策に関心を持つ
問題の特定段階では議論と交渉が重要
漸進段階的意思決定モデル
ヘンリー・ミンツバーグ
選択
選択
• 認識
• 分析
特定
選択
選択
開発
• 探索・選別
• 設計
選択
• 判断/交渉
• 認可
選定
ゴミ箱モデル
• 複数の意思決定を扱う
• 極めて高い不確実性にさらされている場合
1. 優先事項があやふや
2. 技術が不明瞭、よく理解されていない
3. 人員の交代
ゴミ箱モデル
意思決定にかかわる出来事
1.問題
2.潜在的な解決策
結果
1.問題が存在しないのに解決策が提示される
2.選択が行われても問題は解決しない
3.参加者
4.選択の機会
3.問題が解決されないまま残る
4.幾つかの問題は解決される
変化の激しい意志決定状況
成功を収める意志決定の指針
○重大な意志決定に際して複数の代替案を構築する。最終的
な選択の前に並行して実行段階に入る場合もある。
○意志決定者はあらゆる人々に助言を求め、知恵があって信
頼できる同僚を相談相手としておいておく。
○迅速で成功する選択は他の意志決定や全体的な戦略の方向
性にうまく組み込まれている。
エスカレートするコミットメント
○好ましくない情報を遮断したり歪曲したりする
→戦略が誤っていて、目的が達成されていない
場合でさえ、金を注ぎ徒労を続けるケースもある。
例:ボーデンの情報歪曲
○現代社会では一貫性と忍耐が評価される。
→組織は試行錯誤を通じて学習するが、組織の
規模は一貫性を重んじる。行動指針を忍耐強く
一貫させることが大事である。
例:ロング・ライディング・カンパニー
の原発建設での行動方針