卸への麻薬配送_満足度

麻薬処方応需の増減と
その理由についての全国状況調査
• 平成25年7月〜8月末調査
• 全国221保険薬局の協力
• 主たる協力
J-HOP(全国薬剤師・在宅療養支援連絡会)
Facebook「薬剤師のコミュニティ」
全国221薬局調査
ここ数年の麻薬処方応需の増減
不明
2%
その他
3%
減少
9%
増加
41%
変化無
し
45%
麻薬処方の増加理由
不明
がん性疼痛以外の処方増
1
24
49
外来も麻薬処方増
医師の緩和ケア知識レベル向上
に伴う処方増加
35
42
医師の在宅訪問件数増加
薬局認知度のアップ
23
どのような方への
認知度が上がったのか
17
10
14
14
0
認知度上昇理由
8
薬剤師の緩和ケアや麻薬に対する
知識レベルの向上に伴い信頼感が上昇
13
地域での多職種交流の実施
5
在宅訪問を積極的に行い始めたから
11
長年やっている中で自然に
6
自薬局によるパンフ作成と地域多職種へ
の配布
薬剤師会作成パンフレットの活用
地元薬剤師会による薬局マップ作り
3
8
ここ数年、あなた自身の緩和ケア知
識、技術レベルはアップしたか?
どちらとも言えない
35%
いいえ
16%
はい
49%
スキルアップのための研鑽方法
157
自主学習
67
自薬局研修会
131
地域薬剤師会研修会
46
緩和医療薬学会への参加
その他
10
麻薬の流通体制
• 薬局間連携および卸による配送体制
• 卸の体制調査結果
• 配送体制への満足度
午前11時に通常発注した麻薬は、
いつ納品されるか
翌々日以降
1%
翌日
17%
その他
12%
当日
午後
70%
午後5時、麻薬急配の注文した場合
その他
12%
卸が麻薬を在庫して
いないので翌日以降
2%
卸が麻薬を在庫して
いるが翌日以降
12%
当日中
74%
卸への麻薬配送_満足度
どちらとも
言えない
29%
不満
14%
満足
57%
卸売業者の「麻薬配送体制」に
不満を感じる理由
• 納品の可否が卸の管理薬剤師の業務に依存す
るので、時間外対応が無い
• 土日、管理薬剤師不在ゆえ対応不能
• 急いでいるときも納品が翌日になるのが不満
• レスキューであっても在庫がなければ翌日以
降でないと無理といわれる
• 休日夜間に処方の出る可能性がある薬剤は在
庫するしかなく、結果的に不動在庫となり使
用せず廃棄するものがある。対応時間の拡大
が望まれる。
卸売業者の「麻薬配送体制」に
満足している理由
• 至急の対応をしてくれている。休日も対
応してくれた
• 状況を判断して迅速に対処してくれてい
る
• 注文すれば当日に配送され、欠品もほと
んどない
麻薬小売業者間譲渡許可制度
制度を知らない
4%
制度は知っ
ている。
グループ登
録無し
53%
その他
2%
グループ登録あ
り。
利用実績有り
29%
グループ登録あ
り、利用実績無
し
12%
譲渡の制度を利用しない理由
その他
3%
利用したいが地
域の薬局間で話
し合いが無い
19%
卸の対応が早い
16%
麻薬処方をめったに
受けない
16%
制度を利用
しづらい
23%
自薬局にて対応可
能
23%
麻薬小売業者間譲渡許可制度について
• 初回処方で最低限の分しかこの制度は利用で
きず二回目からは結局麻薬を仕入れることに
なるためこの制度は使いづらい。
(実は初回のみでは無いことが判明!!)
• 毎年更新なので作業が大変、しかも登録した
とたんに厚生局による麻薬監査が入りまし
た。
• 個人薬局のみで組まれており各店在庫が無い
麻薬が多く、結局対応することができない。
廃棄麻薬(病院109、薬局124)
平成21年10/1〜平成24年9/30
ポスター2P13−3
「緩和医療に置ける薬剤師業務の実態調査
〜日本緩和医療薬学会;健康保険・介護保険
対策員会報告
これからの課題
*卸の配送体制の地域差解消
(卸の管理薬剤師の事情も考慮必要)
*薬局間麻薬譲渡の制度見直しの必要性検討
*期限切れ、廃棄は大きな問題。
メーカーは小包装化を。期限を長くできる製剤
工夫を