日中関係学会 関東支部研究会【 3月25日(金)】 報告1. 金子秀敏さん( 毎日新聞 客員編集委員 ) 「全人代後の習近平体制のゆくえ」 報告2. 田中 修さん( 日中産学官交流機構特別研究員 ) 「第13次5か年計画にみる中国の将来」 ○ 中国の反腐敗運動も「大トラ退治」で一段落したのか、2016年になって軍制改革に踏み切るなど習 近平への権力集中がさらに進んだかのようです。しかし本当に権力掌握に成功したのでしょうか。習主席 への絶対忠誠を誓わせるような動きの反面、右腕と思われた劉源上将の退役は何を意味し、今後どのよ うな影響を及ぼすのでしょうか。スキャンダルと体制批判を極度に恐れる中央指導部の動きの中に、非習 派の動きも見え隠れしています。内外の複雑な政治状況の中で表に現れてきた事件をもとに、その情報 取集、分析力で定評のある金子秀敏さんが中国の政治状況を報告します。 ○ 米国の利上げと原油安で年が明け、世界経済は、一段と不透明さを増しています。中国では経済の 減速が言われる中、昨年は人民元の大幅切り下げ、上海株の暴落と政府の強行介入、国有企業の大型 合併、人民元のSDR通貨バスケット入り、AIIBの設立と注目すべき動きが続きました。このような状況下で 2016年からいよいよ第13次5か年計画が始まります。習近平体制が初めて策定する5か年計画です。また 今回は「2つの100年」のうち共産党結党100年後に「小康社会の全面的実現」を達成すべき最後の5年 間となり重要な意味を持ちます。厳しさを増す経済状況下で共産党指導部はどのような中国を目指すの か。中国マクロ経済の第一人者、田中修さんが報告します。 金子秀敏(本学会 理事) ・毎日新聞 客員編集委員 東京外国語大学中国語学科卒 1973年毎日新聞社入社。 横浜支局、政治部、北京支局、 外信部副部長、香港支局長、論 説副委員長、論説室専門編集 委員を経て現職 田中 修(本学会 理事) ・日中産学官交流機構特別研究員 東京大学法学部卒 1982年大蔵省入省。 中国日本大使館一等書記官・参事官、 主計局主計官、信州大学教授、内閣 府参事官、東京大学客員教授等を経 て現職 「世界を読み解く経済思想の授業」等 著書多数 日中関係学会 研究会 ▽日時: 2016年3月25日(金) 午後6時30分~9時 ・6:30~7:30 報告1 金子秀敏 ・7:30~8:30 報告2 田中 修 ・8:30~9:00 質疑応答 ▽場所: 神田・学士会館 210号室 (千代田区神田錦町 3-28 TEL03-3292-5936) (注)今回は時間の関係上、終了後の懇親会は行いません。 ▽参加費: 会員 1,000円 学生会員は無料 非会員 1,500円 学生非会員は500円 【 参加申込み 】 下欄の「3月25日申込み」にご記入の上、下記メールアドレスにお送りください。 会場の都合もありますので、お早めにお申し込み下さい。 なお会員の方は「3月25日研究会に参加します。氏名(会員)」のみでメールいた だければ結構です。 ・会員の方 = [email protected] ・非会員の方= [email protected] ≪3月25日研究会申込み≫ ・氏名: ・所属先: *学生の方は学部・研究科名。学年も記載して下さい。 ・参加資格(以下のいずれかに○を付けてください。 1、会員 2.非会員 3.学生(会員) 4.学生(非会員) ・連絡先:(メールアドレス or 電話番号)
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