D-atari-finalpresentation

アタリD班
中村京介
吉野雅耶
片桐七海
高橋雅貴
ガイドライン
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用法
例文
備考
d1
単位に対する量
1人アタリの作業量は2時間です。
「クライ」と置き換え可⇒d3 (ex.
三位アタリ)
d2
話者を基準とした周辺の場所
アタリ一面まっくらだ。
先行詞がない「アタリ」
箱崎あたりでは雨もやんでいる。
[場所]
平清盛アタリから武士が活躍する。
[時間]
三位アタリをめざす。
[程度] 「クライ」と置き換え可
⇒d3
d3
おおよその場所・時間・程度・事柄
[事柄] 前述された(であろう)
このアタリの作業の流れは誰かに確認してください。
「作業の流れ」をさす
d4
例・候補
この手の仕事は大田君アタリにまかせよう。
d5
特徴づけ
あそこで三振をとるアタリ、彼はつわものだ。
文脈に依存するが、d3との区別
ができない場合もある
「あそこで三振をとる」をさし、そ
れを根拠に「つわもの」と認定す
る
くじがアタリました。
d6
動詞「当たる」の連用形
開催にあたりまして、多大なる感謝を申し上げます。
アタリとはずれ。
d7
名詞「当たり」
右中間を二分するアタリ。
d8
「アタリ」を含む慣用句
「当たり前」「行きあたりばったり」など
3
d3(おおよその場所・時間・程度・事
柄)とd4(例・候補)
• フランスアタリでは傑出した人物に愛人の一人や二
人、いるのが当たり前という感覚が浸透している。
• 今度の日本の歴史教科書に対して中国、韓国アタリ
から反発の声が上がっている。
①国家という概念
②具体的な場所
この場合の分類は、前後の文を読み
文脈を推測したうえで分類者の判断
にゆだねる。
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6つのGeneralizations
5
①d3, d5のみ
⇒動詞が前接することがある
• d3:それにしても、最後に人間の肉体をもたない仙
者となって去るアタリは(同上・二百七十九―八十
一)、当代の義理に従おうとしない主役人物の在り
かたが、不完全ながらも保たれていると考えてよい
であろう。
• d5:あそこで三振をとるアタリ、彼はつわものだ。
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②d3⇒「の」がアタリに前接することが
多い
• まず、六千メートルのアタリまで登って“時”の訪
れを待つ。
• 長野市の夜景を見たいならバードラインに入ってす
ぐのアタリがいい。
•
上杉征伐に向かう途上だった家康が三成挙兵の報
せを聞いたのは、栃木県小山のアタリだった。
「の」が付くと前接要素の曖昧性が薄れる
7
③d3⇒内容を指し示すアタリには指示
語が前接することが多い
• このアタリ
、実は隠れたグルメ名所なのである。
• その多宝院のほとりに正三は住み込んで修行したら
しい。そのアタリの事情を最もよく記しているのが
『道人外記』である。
• 「一番下に追加」とは、あくまでもそのアタリとい
う意味です。
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④d4⇒名詞が前接することが多い
•
放縦したことがあればわかると思うが、ちょっと
したレストランでメシを食い、ホテルのバー アタ
リで飲んで、部屋を取り、そこでいたすとなると、
結構な出費だ。
• 五所川原農林、東洋大牛久(茨城)愛工大名電、近
大付、和歌山商、諫早農、熊本農アタリも力を秘め
ている。
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⑤場所句が前接するd3
⇒物理的な位置を指す
• 芦屋川の中流ダムのアタリは十台くらい車を止めら
れる木陰があり、…
•?
例えば、私はたまたまドイツのハンブルグ、それ
からフランクフルトとミュンヘンアタリを担当する。
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⑥場所句が前接するd4
⇒概念的なものを挙げる
• ちょっとしたレストランでメシを食い、ホテルの
バーアタリで飲んで、部屋を取り、…
•?
日本が高齢化社会であるということは、ヨーロッ
パアタリに行くと高く評価されます。
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