債権総論講義 第10回 明治学院大学法学部教授 加賀山茂 トピックス 民法424条の詐害行為取消権の「取消し」とは何か? 破産法上の「否認権」との対比を行う。 「否認」の用語を用いている民法37条の意味を解明する。 「否認」と「対抗不能」とは,主体が逆転しているが,同義である。 「対抗不能の一般理論」へと迫る。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 1 債権総論の位置づけ 成立 Ⅲ 債 権 債権 総論 債権 各論 契約 総論 契約 事務管理 契約 各論 効力 解除 不当利得 不法行為 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 2 債権総論の位置づけ →Best30 成立 Ⅲ 債 権 債権 総論 債権 各論 契約 総論 契約 事務管理 契約 各論 効力 解除 不当利得 不法行為 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 3 債権総論の内容 →位置づけ 債権の目的 対内的効力 債権の効力 対外的効力 債 権 総 論 可分・不可分債権 多数当事者関係 債権の譲渡 履行強制 損害賠償 債権者代位権 詐害行為取消権 連帯債務 保証 弁済 相殺 債権の消滅 更改 免除 混同 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 4 債権総論の内容 →位置づけ, Best30 債権の目的 対内的効力 債権の効力 対外的効力 債 権 総 論 可分・不可分債権 多数当事者関係 債権の譲渡 履行強制 損害賠償 債権者代位権 詐害行為取消権 連帯債務 保証 弁済 相殺 債権の消滅 更改 免除 混同 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 5 今回の学修目標→債権総論 債権の相対的原則 債権の効力は,当事者間でのみ生じる。 第三者に請求することはできない。 第三者の物に対して強制執行をすることはできない。 債権の対外的効力 第三者に対する請求 債権者代位権(民法423条) 他の債権者とともに,第三者(第三債務者)に請求することができる。 直接訴権(民法613条,自賠法16条) 排他的に,第三者(第三債務者)に請求することができる。 第三者に対する追及効 詐害行為取消権(民法424条~426条) 第三取得者(受益者,転得者)に対して強制執行を行うことができる。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 6 債権者代位権(1/2) 第423条(債権者代位権) ①債権者は,自己の債権を保全するため,債務 者に属する権利を行使することができる。 ただし,債務者の一身に専属する権利は,この限りで ない。 ②債権者は,その債権の期限が到来しない間は, 裁判上の代位によらなければ,前項の権利を行 使することができない。ただし,保存行為は,この 限りでない。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 7 債権者代位権(2/2) 債権差押えとの比較(競合) →債権総論,Best30 債権者A α債権 γ債権 債務者B 債権者D β 債 権 債務者が無資力の場合 自己の名で 他人に代わって(間接訴権) α債権の範囲内で β債権を行使 2014/6/10 第三債務者 C Lecture on Obligation 2014 債務不履行がある場合 自己の名で 自己のために α 債権の範囲内で β債権を行使(取立・転付) 8 直接訴権(1/2) →債権総論 民法613条に基づく賃貸人の転借人に対する直接の権利(直接訴権)の効力 民法613条の直接訴権は,賃貸人(A)が受益の意思表示をした時点で効力を生じ(民法537条参照), 賃貸人(B)の転借人(C)に対する債権が先取特権とともに,賃貸人に移転する(民法314条)。 この効力は,賃借人に対する権利を保持したまま(民法613条2項),しかも,転付命令と同様,移転的 効力を生じるので,賃借人の他の債権者(D)の差押えに優先する。 さらに,直接訴権は,民法314条の先取特権によって,転借人の債権者(E)にも優先する。 賃貸人A 賃料債権 先取特権 移転 賃借人B (転貸人) 債権者D 債権 債権者E 転 先転 借 先取 借 料 取特 料 債 特権 権 債 権 権 転借人C 2014/6/10 債権 Lecture on Obligation 2014 9 直接訴権(2/2) →債権総論 自賠法16条に基づく保険金の直接請求権(直接訴権)の効力 自賠法16条の直接訴権は,被害者(A)が事故で損害を受けた時に,加害者・被保険者(B)の保険会 社(C)に対する保険金債権が先被害者に移転する(自賠法16条)。 この効力は,加害者に対する権利を保持したまま,しかも,事故時に転付命令と同様,移転的効力を 生じるので,加害者の他の債権者(D)の差押えに優先する。 被害者A 加害者B 損害賠償 (被保険者) 移転 債権 債権者D 保 保 険 険 金 金 債 権 債 権 保険会社 C 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 10 詐害行為取消権(1/3) 第424条(詐害行為取消権) ①債権者は,債務者が債権 者を害することを知ってした 法律行為の取消しを裁判所 に請求することができる。 ただし,その行為によって 利益を受けた者又は転得 者がその行為又は転得の 時において債権者を害す べき事実を知らなかったと きは,この限りでない。 ②前項の規定は,財産権を 目的としない法律行為につ いては,適用しない。 2014/6/10 第425条(詐害行為の取消しの効 果) 前条の規定による取消しは,す べての債権者の利益のためにそ の効力を生ずる。 第426条(詐害行為取消権の期間 の制限) 第424条〔詐害行為取消権〕の規 定による取消権は,債権者が取 消しの原因を知った時から2年間 行使しないときは,時効によって 消滅する。 行為の時から20年を経過したと きも,同様とする。 Lecture on Obligation 2014 11 詐害行為取消権(2/3) (民法424条~426条)→債権総論,Best30 金銭債権 債権者A 債務者B 責任財産 詐害 譲渡 債務者が責任財産を 悪意で逸失させたときには, 債権にも,追及効がある。 悪意の転得者に対しても, どこまでも追及できる。 2014/6/10 責任財産 悪意の 受益者C 詐害 譲渡 責任財産 Lecture on Obligation 2014 悪意の 転得者D 12 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない 逸失財産 の取戻し C 有効 有効 有効 折衷説 (相対的 取消説) 取消しと 取戻し C 有効 有効 無効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 責任説 責任移転 の無効 B+C 有効 有効 有効だが 責任無効 別途,執行認容判 決が必要 有効 有効だが 対抗不能 B名義のまま,Cに 対する強制執行が 可能となる 訴権説 責任移転 (対抗不能 の対抗不 説) 能 2014/6/10 C 有効 Lecture on Obligation 2014 A・C間 実効性の確保 13 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 A・C間 実効性の確保 形成権説 請求権説 折衷説 (相対的 取消説) 責任説 訴権説 (対抗不能 説) 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 14 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 形成権説 取消しの 意味 相手方 詐害行為 の取消し B+C 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 無効 無効 A・C間 無効 実効性の確保 BとCの双方を訴え なければならない 請求権説 折衷説 (相対的 取消説) 責任説 訴権説 (対抗不能 説) 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 15 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 逸失財産 の取戻し 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない C 有効 有効 有効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 折衷説 (相対的 取消説) A・C間 実効性の確保 責任説 訴権説 (対抗不能 説) 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 16 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 折衷説 (相対的 取消説) 詐害行為の取消しの効果 A・C間 実効性の確保 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない 逸失財産 の取戻し C 有効 有効 有効 取消しと 取戻し C 有効 有効 無効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 責任説 訴権説 (対抗不能 説) 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 17 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 詐害行為の取消しの効果 A・C間 実効性の確保 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない 逸失財産 の取戻し C 有効 有効 有効 折衷説 (相対的 取消説) 取消しと 取戻し C 有効 有効 無効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 責任説 責任移転 の無効 B+C 有効 有効 有効だが 責任無効 別途,執行認容判 決が必要 訴権説 (対抗不能 説) 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 18 詐害行為取消権(3/3) 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない 逸失財産 の取戻し C 有効 有効 有効 折衷説 (相対的 取消説) 取消しと 取戻し C 有効 有効 無効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 責任説 責任移転 の無効 B+C 有効 有効 有効だが 責任無効 別途,執行認容判 決が必要 有効 有効だが 対抗不能 B名義のまま,Cに 対する強制執行が 可能となる 訴権説 責任移転 (対抗不能 の対抗不 説) 能 2014/6/10 C 有効 Lecture on Obligation 2014 A・C間 実効性の確保 19 詐害行為取消権(2/3)復習 (民法424条~426条)→債権総論,Best30 金銭債権 債権者A 債務者B 責任財産 詐害 譲渡 債務者が責任財産を 悪意で逸失させたときには, 債権にも,追及効がある。 悪意の転得者に対しても, どこまでも追及できる。 2014/6/10 責任財産 悪意の 受益者C 詐害 譲渡 責任財産 Lecture on Obligation 2014 悪意の 転得者D 20 詐害行為取消権と類似の制度 破産法上の否認権→対抗不能 破産法 第160条(破産債権者を害する行為の否認) ①〔詐害行為否認〕次に掲げる行為(担保の供与又は債務の消滅に関する行為を除 く。)は,破産手続開始後,破産財団のために否認することができる。 一 破産者が破産債権者を害することを知ってした行為。ただし,これによって利益を受け た者が,その行為の当時,破産債権者を害する事実を知らなかったときは,この限りでない。 二 破産者が支払の停止又は破産手続開始の申立て(以下この節において「支払の停止 等」という。)があった後にした 破産債権者を害する行為。ただし,これによって利益を受けた 者が,その行為の当時,支払の停止等があったこと及び破産債権者を害する事実を知らな かったときは,この限りでない。 ②〔偏頗行為否認〕破産者がした債務の消滅に関する行為であって,債権者の受けた 給付の価額が当該行為によって消滅した債務の額より過大であるものは,前項各号 に掲げる要件のいずれかに該当するときは,破産手続開始後,その消滅した債務の 額に相当する部分以外の部分に限り,破産財団のために否認することができる。 ③〔無償行為否認〕破産者が支払の停止等があった後又はその前六月以内にした無 償行為及びこれと同視すべき有償行為は,破産手続開始後,破産財団のために否認 することができる。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 21 民法にある「否認」という用語 「否認」は 「対抗不能」の理解の架け橋となる 第37条(外国法人の 登記) ②前項各号に掲げる 事項に変更を生じた ときは,3週間以内に, 変更の登記をしなけ ればならない。この場 合において,登記前 にあっては,その変 更をもって第三者に 対抗することができ ない。 2014/6/10 ⑤外国法人が初めて日 本に事務所を設けたと きは,その事務所の所 在地において登記する までは,第三者は,その 法人の成立を否認する ことができる。 この条文によって,対 抗不能と否認との関係 を明らかにすることが できる。 Lecture on Obligation 2014 22 否認と対抗不能との関係(1/3) 民法37条(法人格の否認)の意味 Xは, Aについて, Yの行為を Yは, Aについて, Xに対して 否認することができる。 対抗することができない。 第三者(X)は,外国法人(Y)の設立(A)について,それを否認することができる。 民法37条5項→2項 外国法人(Y)は,その成立(A)について,第三者(X)に,対抗することができない。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 23 否認と対抗不能との関係(2/3) 破産法160条(否認),民法424条(取消し)の意味 Xは, Aについて, Yの行為を Yは, Aについて, Xに対して 否認することができる。 対抗することができない。 破産管財人(X)は,債務者(Y)の詐害行為(A)について,それを否認することができる。 債務者(Y)は,詐害行為(A)について,破産管財人(X)に,対抗することができない。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 24 否認と対抗不能との関係(3/3) 民法177条(不動産物権変動の対抗要件)の意味 Xは, Aについて, Yの行為を Yは, Aについて, Xに対して 否認することができる。 対抗することができない。 先に登記を得た第2買主(X)は,第1買主(Y)の物権行為(A)を,否認できる。 第1買主は(Y)は,物権行為(A)を,先に登記を得た第2買主(X)に,対抗できない。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 25 不動産売買の二重譲渡→Best30,否認権 物 権 第1買主 第一売買 第176条(物権の設定及び移転) 物権の設定及び移転は,当事者の意思 表示のみによって,その効力を生ずる。 第177条(不動産に関する物権の変動の対抗要件) 不動産に関する物権の得喪及び変更は,不動産 登記法その他の登記に関する法律の定めるところ に従いその登記をしなければ,第三者に対抗する ことができない。 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 売主 登記 第 二 売 買 第2買主 26 詐害行為取消権(2/2)再確認 取消しの意味に関する学説→債権総論,Best30 取消しの 意味 相手方 形成権説 詐害行為 の取消し 請求権説 詐害行為の取消しの効果 A・B間 B・C間 B+C 無効 無効 無効 BとCの双方を訴え なければならない 逸失財産 の取戻し C 有効 有効 有効 折衷説 (相対的 取消説) 取消しと 取戻し C 有効 有効 無効 Cだけを訴えること ができるが,逆に, Bに対して物の受け 取り,登記の引取り を強制できない 責任説 責任移転 の無効 B+C 有効 有効 有効だが 責任無効 別途,執行認容判 決が必要 有効 有効だが 対抗不能 B名義のまま,Cに 対する強制執行が 可能となる 訴権説 責任移転 (対抗不能 の対抗不 説) 能 2014/6/10 C 有効 Lecture on Obligation 2014 A・C間 実効性の確保 27 民法の条文の適用頻度 (分野別の適用頻度) 相続 親族 4% 5% 総則 14% 物権 7% 不法行為 45% 債権総論 11% 契約 12% 事務管理・ 不当利得 2% 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 28 民法条文の適用頻度ベスト20 (1945~2014) →債権,頻度表 95 601 541 1% 1% 703 2% 2% 110 711 416 723 1% 1% 1% 1% 656 1% 612 2% 177 2% 90 2% 719 4% 2014/6/10 770 1% 709 32% 1 5% 415 6% 715 8% 722 9% 710 18% Lecture on Obligation 2014 29 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件)→図 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 703条 722 21 717条 448 710条 7,705 12 541条 672 22 724条 436 722条 3,725 13 95条 615 23 644条 399 715条 3,301 14 601条 614 24 555条 395 415条 2,618 15 110条 587 25 616条 391 1条 2,256 16 711条 564 26 907条 389 719条 1,944 17 416条 528 27 424条 379 90条 939 18 723条 522 28 162条 368 177条 838 19 656条 518 29 91条 327 612条 722 20 770条 450 30 423条 299 Lecture on Obligation 2014 30 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 条文 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 頻度 No. 条文 頻度 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 条文 頻度 1 一般不法行為 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 No. 条文 頻度 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 32 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 1 709条 13,803 11 慰謝料 2 12 3 13 4 14 5 15 6 16 7 17 8 18 9 19 10 20 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 33 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 1 709条 13,803 11 2 710条 7,705 12 3 過失相殺 13 4 14 5 15 6 16 7 17 8 18 9 19 10 20 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 34 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 使用者責任 14 15 16 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 35 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 債務不履行 15 16 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 36 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 415条 2,618 15 基本原則 16 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 37 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 415条 2,618 15 1条 2,256 16 共同不法行為 17 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 38 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 415条 2,618 15 1条 2,256 16 719条 1,944 17 公序良俗 18 19 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 39 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 1 709条 13,803 11 2 710条 7,705 12 3 722条 3,725 13 4 715条 3,301 14 5 415条 2,618 15 6 1条 2,256 16 7 719条 1,944 17 8 90条 939 18 9 不動産物権変動 19 10 20 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 40 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 415条 2,618 15 1条 2,256 16 719条 1,944 17 90条 939 18 177条 838 19 無断譲渡・転貸 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 41 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 710条 7,705 12 722条 3,725 13 715条 3,301 14 415条 2,618 15 1条 2,256 16 719条 1,944 17 90条 939 18 177条 838 19 612条 722 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 42 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 不当利得 710条 7,705 12 契約解除 錯誤 722条 3,725 13 715条 3,301 14 賃貸借 415条 2,618 15 表見代理 1条 2,256 16 719条 1,944 17 90条 939 18 177条 838 19 612条 722 20 Lecture on Obligation 2014 No. 条文 頻度 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 43 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 703条 722 21 710条 7,705 12 541条 672 22 722条 3,725 13 95条 615 23 715条 3,301 14 601条 614 24 415条 2,618 15 110条 587 25 1条 2,256 16 近親者慰謝料 26 719条 1,944 17 損害賠償範囲 27 90条 939 18 名誉毀損 28 177条 838 19 準委任 29 612条 722 20 裁判上の離婚 30 Lecture on Obligation 2014 44 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 703条 722 21 工作物責任 710条 7,705 12 541条 672 22 消滅時効 722条 3,725 13 95条 615 23 委任・注意 売買 715条 3,301 14 601条 614 24 415条 2,618 15 110条 587 25 賃・使用貸借 1条 2,256 16 711条 564 26 719条 1,944 17 416条 528 27 90条 939 18 723条 522 28 177条 838 19 656条 518 29 612条 722 20 770条 450 30 Lecture on Obligation 2014 45 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件) No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 703条 722 21 717条 448 710条 7,705 12 541条 672 22 724条 436 722条 3,725 13 95条 615 23 644条 399 715条 3,301 14 601条 614 24 555条 395 415条 2,618 15 110条 587 25 616条 391 1条 2,256 16 711条 564 26 遺産分割 719条 1,944 17 416条 528 27 詐害行為 90条 939 18 723条 522 28 取得時効 177条 838 19 656条 518 29 契約自由 612条 722 20 770条 450 30 債権者代位権 Lecture on Obligation 2014 46 民法条文の適用ベスト30 (1945~2014)(全体で39,408件)→図 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014/6/10 条文 頻度 No. 条文 頻度 No. 条文 頻度 709条 13,803 11 703条 722 21 717条 448 710条 7,705 12 541条 672 22 724条 436 722条 3,725 13 95条 615 23 644条 399 715条 3,301 14 601条 614 24 555条 395 415条 2,618 15 110条 587 25 616条 391 1条 2,256 16 711条 564 26 907条 389 719条 1,944 17 416条 528 27 424条 379 90条 939 18 723条 522 28 162条 368 177条 838 19 656条 518 29 91条 327 612条 722 20 770条 450 30 423条 299 Lecture on Obligation 2014 47 参考文献 民法の入門書(DVD付) 加賀山茂『民法入門・担保法革命』信山社(2013) 民法(財産法)全体を理解する上での助っ人 我妻栄=有泉亨『コンメンタール民法』〔第3版〕日本評論社(2013) 金子=新堂=平井編『法律学小辞典』有斐閣(2008) 契約法全体についての概説書 加賀山茂『契約法講義』信山社(2009) 債権総論の優れた教科書 平井宜雄『債権総論』 〔第2版〕弘文堂(1994) 債務不履行に関する文献 平井宜雄『損害賠償法の理論』東京大学出版会(1971) 浜上則雄「損害賠償における「保証理論」と「部分的因果関係の理論」(1)(2・完)民商 66巻4号(1972)3-33頁, 66巻5号35-65頁 ベイズの定理の応用 浜上則雄=加賀山茂「法医学者による血液型に基づく証明方法に対する批判と提案」 (上)(下)ジュリ650号(1977)95-101頁,ジュリ651号118-130頁 2014/6/10 Lecture on Obligation 2014 48
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