世界の飢餓人口は 7億9500万人 9人に1人が 飢餓に苦しんでいます 毎年世界では、22~23億トンの穀物 が生産されています。 これが世界に住む72億人に平等に分 配されていれば、一人あたり年間 300kg以上となります。 お米1合が150g、一日3食で450g、 1年365日で164㎏ですから、300㎏あれ ば、十分足りるはずです。 経済力の強い先進国が、必要以上の食料を確保し、 大量に廃棄している現実があります。気温や降水量に左右 される不安定な市場で、食料の価格が上がると買えなくなって しまう国もあります。世界的に肉食が進み、それを支えるため の家畜のえさになってしまう食料もあります。バイオ燃料とし て使用される食料もあります。 様々な理由はありますが、1分間に17人の人が、飢 餓で亡くなっている現実を知ってください。 世界の人口は増え続けています。2012年に70億人だった人口 は、2050年には90億人を突破すると予測されています。増え続 ける人口に見合う食べ物を確保するためには、今よりも1.7倍も の食料を増産しないといけないといわれています。 1年間の世界全体の食糧援助量は、約400万トン。 しかし、私たち日本人は、それを上回る643万 トンもの食料を無駄に捨てているのです。 平成24年度の食品廃棄量は、 食品関連事業者 1,916万トン。 廃棄された量 1,916万トン。 うち、規格外品・返品・売れ残り・食べ残しなどにより廃棄された量 うち、規格外品・返品・売れ残り・食べ残しなどにより 廃棄された量 食品関連事業者 331万トン 331万トン 家 庭 廃棄された量 885万トン うち、食べ残し・過剰除去・直接廃棄などにより廃棄された量 312万トン 食べられずに捨てられてしまった食料は、643万トンもあります。 お店から買ってきて 年間 食べずに捨てられた食料 約3,600トン , 平均すると、 市民1人当たり 毎日50gの食料を 食べずに捨てています。 50g≒8枚切食パン1枚分 ごみとして廃棄された食品 せかいには、たべるものがなくて いきることのできないひとが、たくさんいます。 1ぷんかんに 17にんものひとが たべることが できずに なくなっているのです。 ところが、あつぎしでは、たくさんのたべものが たべられることなく すてられています。 みんなが たべものをたいせつにすれば、たべら れなくてこまるひとを へらすことができます。 みんなは、たべものをむだにしていませんか。 こころにいつも せかいのひとびとのことをおもって たべものをたいせつにしてください。
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