[名桜大学]國吉真之介 - 観光人材育成センター|一般財団法人沖縄

平成26年度インターンシップシップ実習
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
平成26年8月22日
名桜大学3年次
国際学群観光産業専攻
國吉 真之介
課題
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沖縄県を訪れる外国人客は、沖縄県を
観光する上で様々な問題を抱えている
例)
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言葉の問題。外国語表記が少ない
フリーwifiの充実
各種カードが使えない
課題・問題
「語学人材の不足」
・接客の中で簡単なやり取りができない。
・語学を教える人材がいない。
・お店の商品などの外国語標記・表示がない。
外国人客は不満に感じている
*沖縄の観光産業全体で、第2言語を所得している人材が
必要されている。(特に、英語、韓国語、中国語など)
色々な職で外国人客と関わる
接客が基本
小学生の語学力の向上
〜改善策〜
対象:小学校高学年
大学生が小学生に、英語の学習に特化した学習支援
ボランティアを行う。
定期的に小学校に訪れ、放課後の時間(課外活
動)を利用して40分〜60分程度時間で取り組む。
小学校の早い時期から英語に触れる機会を、今よりさらに増やし、
より多くの小学生に英語への関心を強く魅きよせる。
デメリット
①大学生の負担(金銭・時間)が大きくなる。
②基本として日本人の大学生が教えるため、日本人
の英語の感覚が小学生に移る可能性がある。
メリット
①ボランティアとして社会貢献、また行政の財に
多額の負担をかけない。
②ボランティアであることから、大学生は
学部学科・専攻問わず参加することができキッカケ
作りができる。
③教員免許所得を目標といている学生にとって
は早期から現場で直接小学生と関わることで
教員としての資質能力の向上につながる。
事例
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Pure Support:「学習支援教室ぴゅあ」
・名桜大学ではぴゅあサポートといって、教職過程を履修し
ている学生が名護市内の中学校の生徒を対象に学生支援ボ
ランティアを行っている。
目的:名護市内の生活困窮世帯・ひとり親世帯の中学生を対象に
学習支援を行うもので、親の所得格差による学力格差を
防ぐことをねらいとしている
*対象の中学生は、名護市借用の送迎バスを活用し、学内の教室で
ボランティア学生による学習指導を受けます。事業費は、名護市が
確保し大学は、教室とボランティアスタッフを提供します。
+αの効果

活動をメディア(新聞・TV)に取り上げ発信する。

多くの県民に認知してもらうことと、特に定年退職を
迎えた60歳以上の者をターゲットとし、刺激を与える。
ターゲットに社会活動の誘発を促し、ボランティアを
行ってもらう。
(例)
*沖縄の中校生向けに観光に携わる職種や企業を絡
めて講演・講話を行う。外国人との関わる時に
どういう接し方をしたのか。また、どういった場
面で英語が必要になったかの体験談を語る。

実行するまでの取り組み
①大学で募集を募り人材の確保を行う。
ポスターの掲示やチラフの配布を行う。
②このような英語に特化した活動の需要が小学校にあ
るのかを明確にし、また、生徒がどのようなことを
期待・要望しているのか明らかにする。
交流会で先生へのヒヤリングを行う。
③活動を行う際の場所(教室)の確保行う。
小学校と交渉/大学の講義室の提供を交渉する。
④どういった学習の形態、及び進め方をしていくのか。
一回一回振り返り、反省と改善を考え臨機応変に対応を行う。
⑤活動時に使用する教材費、及び大学生の小学校に向
かう際にかかる交通費を援助してくれる財源の確保
を行う。
活動をサークル化し、大学から援助金を活動費にあてる。
ご清聴ありがとうございました