「7Sの視点からの「道の駅」の活性化策」

7Sの視点からの「道の駅」の活性化策
区 分
戦
Strategy
現状と課題
指標(活動指標、
改善・向上策
成果指標)
戦 略 の 策 定 と 共 現 状 の 延 長 の よ 経営戦略の策定 魅 力 的 か つ 特 色
有
など
うな計画
と共有(従業員 あ る 商 品 が あ る
の経営戦略理解 道の駅の実現
略
度)
マネジメントシ
ステム、人材育
成システム、生
システム・制度 産 シ ス テ ム な
ど
System
あ り き た り の 商 組織図と組織別 マ ネ ジ メ ン ト 体
品が多い
人員
制・システムの
見直し
小 集 団 に よ る 改 顧客からの商品
善 活 動 が 行 わ れ に関する苦情件 魅 力 的 な 商 品 の
ていない
数
品揃え
具体的アクショ
ン
地元の魅力的な
商品確保のため
全社的な取り組
みを進める
強力な経営活動
推進のための組
織体制づくりと
適材の配置
S
ハ
ー
ド
の
3
内容・要素
組 織 構
Structure
体制、組織の構 常駐していない
成 と 細 部 組 織 別 駅長等
の機能
造
担当者が休むと
ライン、スタッ パンの製造が中
フ関係
止となる
従業員が共通認
識している価値
共有の価値観・ 観 、 長 期 に 渡 る
理
念 組織目標 など
Shared Value
ソ
フ
ト
の
4
人
Staff
経営階層別人員 組 織 、 体 制 の 見 取 締 役 会 等 と マ
(割合)
直し
ネジメント層の
体制・役割の再
ライン、スタッ
構築に向けた活
フ別人員
動の実施
現 状 の 延 長 で い 経営理念等の従 地 域 産 品 を 中 心 魅 力 的 な 地 元 産
い ( あ り き た り 業員への浸透度 と し て 売 上 実 績 品 の 発 見 、 開 発
を向上させる
を行う
のお土産が多
い)
個 々 の 人 材 の 能 店 員 が 高 齢 化 し 各部門別の人員 各 部 門 別 の 人 員
力
ている。
体制及び一人当 体 制 ・ 能 力 別 人
たり売上高
員体制を踏まえ
資格別人材
各部門別の人員
た組織全体の業
体制及び能力別
務体制の見直し
材
人員数が十分で
ない
人員体制の見直
しと職長・班長
等の設置・職務
権限の明確化
人材育成プログ
ラムの実施
S
組 織 全 体 と し て 販 売 員 の 来 客 対 顧客満足度、顧
の能力、スキル
応 に 問 題 が あ る 。客からの不満・
スキル・能力
意見の件数・内
Skill
容
マネジメント機
能の強化による
各部門の対応力
向上
組 織 の 組 織 文 化 、あ り き た り の お 魅力的な地元産 地 域 の 優 れ た 農
社風
土産が多い。
品の割合
産物・商品等を
経営スタイル・
販売する
社
風 暗黙の行動規範
顧客満足度
Style
7Sの関係性、連関性
7Sの内容と7S 全 体 と し て 魅 力
間の相互作用、 がなく、従業員
関係性
一人当たり売上
高が平均を下
回っている
経営幹部など各
組織毎の活動の
再 確 認 及 び
PDCAの実施
地域の道の駅と
しての品揃え。
他店との差別化
も考えた品揃え。
売上実績、生産 組 織 全 体 と し て 、7S毎の状況を把
性等の現状と推 戦 略 的 な 発 展 を 握 し 連 携 不 足 が
移
目指す
ないかを確認し、
改善計画を実施
顧客満足度等の
現状と推移
※(Copy right 海野 進 2016)
※あるレポートによると道の駅について様々な課題が指摘されており、それについて7Sのフレームワーク
を活用して検討し、改善・向上策、具体的なアクションを導き出し整理してみた。上の表はその一部である。
ともかく具体的なアクションに取り組んで成果を出していくことが重要である。