九州大学キャンパスクラウド 利用法 情報ネットワーク特論 講義資料 1 クラウド • 利用者が希望する期間、希望する種類のネットワーク上のサービス を、希望する量、提供するシステム。 • 物やソフトウェアの購入に比べ、無駄が少ない。 • 初期設定や障害対応はサービス提供者が負担。 • 電力、設置場所も料金に含む。 • クラウドについての詳細は後日。 • 今回の実験で利用するクラウド: 九州大学キャンパスクラウド • 九州大学の教職員、学生が無料で利用可能なクラウドシステム • 仮想的な計算機(Virtual Machine (VM))を、管理者権限で利用。 2 キャンパスクラウドの利用法 • 以下のサイトにアクセス (学内のみ) http://qc.kyushu-u.ac.jp • 「Cloud Platform利用法」を選択 3 VM(Virtual Machine)インスタンスの作成 • 手順1で、https://qumo.qc.kyushu-u.ac.jp/client/ を別ウィンドウで開く • 手順2で i) と ii) を実行 iii) の時に「Standard CentOS 6.6(64-bit)」を選択 iv) の時に「cpu1_mem2」を選択 v) の時に「設定しない」を選択 vi) を実行 vii) の時に「ネットワークの追加」の「新規」にチェックし、名前を適当に入力 viii) の時に「名前(オプション)」に適当な名前を入力、 練習の場合、「有効期限」には今日の日付を入力 ix) で数分間待つ x) の時に表示されるパスワードをメモしておく • 手順3を実行 • ... login: に対して root を入力 • Password: に対して、上記のパスワードを入力(入力しても文字は表示されない) • ログイン出来ることを確認したら exit と入力し、Enterキーを押して、ログアウトする • 手順4を実行 • 取得した新規IPアドレスをメモしておく • 手順5は実行しない 4 VMインスタンスへのPCからの接続方法 1.キャンパスクラウド Webページから接続(利用法の手順 3) • 利点: • 特別なソフトウェアの準備は不要 • 欠点: • 学内からのアクセス限定 • 自分の PCとの間でファイルをコピー出来ない 2.接続用のソフトやコマンドを利用 • 利点: • 学外からアクセス可能 • 自分のPCとの間でファイルコピー可能 • 欠点: • Windowsは、接続用のソフトウェアが必要 5 Windowsの場合のみ 準備: 接続用ソフトのインストール • 端末ソフト PuTTY • 以下のファイルをダウンロード http://tartarus.org/~simon/putty-snapshots/x86/putty-installer.exe • ダウンロードしたファイルを実行してインストール • ファイル転送ソフト WinSCP • 以下のサイトからダウンロードページへ http://winscp.net • Installation Package をダウンロード • ダウンロードしたファイルを実行してインストール • インタフェーススタイルは「エクスプローラスタイル」がおすすめ VMインスタンスへの接続 Windowsの場合 • インストールした Puttyを起動 • 手順4で取得した IPアドレスを入力し、「開く」をクリック • 確認ウィンドウには OKをクリック • login as: に rootを入力 • root@????'s password: に、メモしていたパスワードを入力 • パスワードは、入力しても画面が変化しない • 以下が表示されたらログイン成功 [ユーザ名@ホスト名 ~]$ • 作業 • ログアウト: exit と入力して Enter 各ホストへの接続確認 MacOS X の場合 • ターミナルから、以下のコマンドを実行 ssh root@VMインスタンスの IPアドレス • password: に、メモしておいたパスワード入力 • 以下が表示されたらログイン成功 [ユーザ名@ホスト名 ~]$ • 作業 • ログアウト exit と入力して Enter ファイルの転送方法 Windowsの場合 • インストールしたWinSCPを起動 • 「New」をクリック • 「Host name:」に VMインスタンスの IPアドレスを入力 • 「User name:」に rootを入力 • 「Password:」に、メモしておいたパスワードを入力 • log in • ホストのファイルが見えるので、通常のファイル操作と同様に相互に ファイルをコピー ファイルの転送方法 MacOS Xの場合 • ホストへのアップロード scp ファイル名 root@IPアドレス:アップロード先ディレクトリ • 例) PCのファイル test.c を、ホストのホームディレクトリ(~)にアップロード • ホストのIPアドレス 133.5.151.10 の場合: scp test.c [email protected]:~/ • ホストからのダウンロード scp root@IPアドレス:ダウンロード元ファイル ダウンロード 先フォルダ • 例) ホストのホームディレクトリのファイル test.c (~/test.c)を、 PCの現在のディレクトリ(.)にダウンロード scp [email protected]:~/test.c . ピリオド インスタンスの内部 IPアドレス確認 • 内部IPアドレス: キャンパスクラウドのインスタンス同士で通信する 場合に使用するアドレス • 各インスタンスの IPアドレスは、CloudPlatformにログイン後、 「インスタンス」からインスタンスを選択し、「NIC」をクリックすると表 示される。 • 10.1.1.~ 11 インスタンスの停止 • 使用しない期間は、インスタンスを停止する。 • CloudPlatformにログイン後、「インスタンス」からインスタンスを選択 し、 をクリック。 不要になったインスタンスは破棄する。( をクリック) ただし、インスタンスを破棄するとファイルも削除されるので注意。 12 インスタンスの再開 • CloudPlatformにログイン後、「インスタンス」からインスタンスを選択 し、 をクリック。 13 インスタンスのパスワードを忘れた場合 • インスタンスを停止 • パスワードのリセット ⇒ 表示されるパスワードをメモする • インスタンスを再開 停止 再開 パスワードのリセット 14
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