きらきら新聞 3月号 ★寒い時期の乾燥対策 ★旬の食べ物 いちご メリーコーポレーショングループ新聞発行 係発行 肌の乾燥やかゆみを防ぐには、とにかく保湿。ク リームを塗れば問題ない!と思っていませんか? もちろんスキンケアは大切ですが、ちょっとした生活 習慣の中にも肌の乾燥・かゆみの原因は潜んでい ます。 寒くなると、足のすねや背中など、体のあちこちが 乾燥してかゆくてたまらない… それは、皮膚の水分不足に加え外部刺激から肌を 守るバリア機能が低下してしまうからです。ちょっと した刺激にも敏感になり、かゆみを感じてしまうよう になります。 湿度が低いと肌の水分が奪われより乾燥しやすい 状態に。低い気温は肌細胞の新陳代謝を低下させ てしまうので、肌が皮脂を作る力も低下。バリア機 能の要となる皮脂膜が不足しがちになります。 その結果、保湿するだけではなかなか乾燥や肌荒 れが治まらず、冬の間中かゆみをずっとくり返してし まうケースが増えてしまうのです。 ○お風呂 熱いお湯に長湯しないようにしましょう。 血行を良くし新陳代謝を高めるという利点もあります が、熱いお湯に長時間浸かってしまうと、肌に必要な 皮脂や天然の保湿因子まで流出させる原因に。また、 体が温まるとかゆみを感じやすくなります。冷え対策 などで長風呂をする際には、入浴後いつも以上に保 湿をしてあげることが肝心です。 体を洗うときは、ゴシゴシこすってはいけません。皮 脂膜をとりすぎてしまう上、肌表面に細かい傷ができ て、そこから乾燥や肌荒れ、炎症などのトラブルが起 こる可能性があります。たっぷりの泡でやさしく洗い ましょう。 ○化学繊維素材のものは注意! 化学繊維が皮脂をどんどん奪って、肌に何度もすれ るような状態が続けば、かゆみやかぶれが起こるこ ともあります。 直接肌に触れるものは、素材に注意しましょう!ウー ルやカシミヤなど上質なものがオススメです。 ○熱いお湯での洗い物 洗い物・水仕事をする人は、熱いお湯を使うのは避 けて、ゴム手袋をするか、素手ならぬるま湯で洗い ましょう。濡れたままにすると乾燥や冷えの原因に なるので、水気はきちんとふき取りましょう。 ★保湿クリームの使い方&使い分け★ 洗い物をした後や入浴後はすぐに保湿を!! 手足は皮脂腺が少ないので、ハンドクリームなど油 分を含んだ保湿クリームを丁寧になじませます。 ひじやひざなどがひどくカサカサしているようなら、 尿素配合クリームがおすすめです。 手やかかとのひび割れは外用薬などで早めの手 当をしましょう。 ✿旬の食べ物紹介✿ いちご 野生のいちごは石器時代からヨーロッパ、アジア一帯 で食べられていましたが、現在のようないちごが栽培さ れはじめたのは200年ほど前で、南アメリカから持ち込 まれた品種と、北アメリカから持ち込まれた品種が自然 交雑したものといわれています。 日本には江戸時代の終わり頃に伝わりましたが、その ときには定着せず、その後明治32年頃にフランスの品 種が導入されたことで本格的な栽培が始まりました。 選び方 果皮のツブツブがクッキリしていて、へたが青くて元気な もの。表面に傷がなく、ツヤのあるものを選びましょう! 果皮の色の濃淡は品種によって異なりますが、赤が均 一で鮮やかなものがよいでしょう。ただし、イチゴは収穫 後も赤くなる性質があります。果皮が赤くても、へたに鮮 度がなくて、香りを感じないものは、熟す前に摘まれて、 時間の経過で着色した可能性があります。 保存方法 乾燥を防ぐためラップに包むかポリ袋に入れて冷蔵庫 の野菜室へ。水洗いをすると果皮が弱るので、食べる 直前に洗いましょう。なお、へたを取ってから水洗いす ると水っぽくなるうえ、ビタミンCが流れてしまうので、洗 うときはへたつきのまま洗います。 イチゴは日持ちしないので、なるべく購入した当日に食 べることをおすすめします。収穫日や品種にもよります が、遅くとも2~3日中に食べきりましょう。 主な栄養素と働き ビタミンCが豊富で風邪予防や美肌効果に期待できま す。また、血を作るビタミンといわれている「葉酸」も豊 富に含まれているので、貧血予防にも効果的。 また、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制す る食物繊維のペクチンも含まれています。 ポリフェノールの一種 「アントシアン」という 色素成分も入ってい ます。アントシアンは 発がん抑制作用にも 期待できる成分です。
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