きらきら新聞2015年3月号

きらきら新聞
3月号
★寒い時期の乾燥対策
★旬の食べ物
いちご
メリーコーポレーショングループ新聞発行
係発行
肌の乾燥やかゆみを防ぐには、とにかく保湿。ク
リームを塗れば問題ない!と思っていませんか?
もちろんスキンケアは大切ですが、ちょっとした生活
習慣の中にも肌の乾燥・かゆみの原因は潜んでい
ます。
寒くなると、足のすねや背中など、体のあちこちが
乾燥してかゆくてたまらない…
それは、皮膚の水分不足に加え外部刺激から肌を
守るバリア機能が低下してしまうからです。ちょっと
した刺激にも敏感になり、かゆみを感じてしまうよう
になります。
湿度が低いと肌の水分が奪われより乾燥しやすい
状態に。低い気温は肌細胞の新陳代謝を低下させ
てしまうので、肌が皮脂を作る力も低下。バリア機
能の要となる皮脂膜が不足しがちになります。
その結果、保湿するだけではなかなか乾燥や肌荒
れが治まらず、冬の間中かゆみをずっとくり返してし
まうケースが増えてしまうのです。
○お風呂
熱いお湯に長湯しないようにしましょう。
血行を良くし新陳代謝を高めるという利点もあります
が、熱いお湯に長時間浸かってしまうと、肌に必要な
皮脂や天然の保湿因子まで流出させる原因に。また、
体が温まるとかゆみを感じやすくなります。冷え対策
などで長風呂をする際には、入浴後いつも以上に保
湿をしてあげることが肝心です。
体を洗うときは、ゴシゴシこすってはいけません。皮
脂膜をとりすぎてしまう上、肌表面に細かい傷ができ
て、そこから乾燥や肌荒れ、炎症などのトラブルが起
こる可能性があります。たっぷりの泡でやさしく洗い
ましょう。
○化学繊維素材のものは注意!
化学繊維が皮脂をどんどん奪って、肌に何度もすれ
るような状態が続けば、かゆみやかぶれが起こるこ
ともあります。
直接肌に触れるものは、素材に注意しましょう!ウー
ルやカシミヤなど上質なものがオススメです。
○熱いお湯での洗い物
洗い物・水仕事をする人は、熱いお湯を使うのは避
けて、ゴム手袋をするか、素手ならぬるま湯で洗い
ましょう。濡れたままにすると乾燥や冷えの原因に
なるので、水気はきちんとふき取りましょう。
★保湿クリームの使い方&使い分け★
洗い物をした後や入浴後はすぐに保湿を!!
手足は皮脂腺が少ないので、ハンドクリームなど油
分を含んだ保湿クリームを丁寧になじませます。
ひじやひざなどがひどくカサカサしているようなら、
尿素配合クリームがおすすめです。
手やかかとのひび割れは外用薬などで早めの手
当をしましょう。
✿旬の食べ物紹介✿
いちご
野生のいちごは石器時代からヨーロッパ、アジア一帯
で食べられていましたが、現在のようないちごが栽培さ
れはじめたのは200年ほど前で、南アメリカから持ち込
まれた品種と、北アメリカから持ち込まれた品種が自然
交雑したものといわれています。
日本には江戸時代の終わり頃に伝わりましたが、その
ときには定着せず、その後明治32年頃にフランスの品
種が導入されたことで本格的な栽培が始まりました。
選び方
果皮のツブツブがクッキリしていて、へたが青くて元気な
もの。表面に傷がなく、ツヤのあるものを選びましょう!
果皮の色の濃淡は品種によって異なりますが、赤が均
一で鮮やかなものがよいでしょう。ただし、イチゴは収穫
後も赤くなる性質があります。果皮が赤くても、へたに鮮
度がなくて、香りを感じないものは、熟す前に摘まれて、
時間の経過で着色した可能性があります。
保存方法
乾燥を防ぐためラップに包むかポリ袋に入れて冷蔵庫
の野菜室へ。水洗いをすると果皮が弱るので、食べる
直前に洗いましょう。なお、へたを取ってから水洗いす
ると水っぽくなるうえ、ビタミンCが流れてしまうので、洗
うときはへたつきのまま洗います。
イチゴは日持ちしないので、なるべく購入した当日に食
べることをおすすめします。収穫日や品種にもよります
が、遅くとも2~3日中に食べきりましょう。
主な栄養素と働き
ビタミンCが豊富で風邪予防や美肌効果に期待できま
す。また、血を作るビタミンといわれている「葉酸」も豊
富に含まれているので、貧血予防にも効果的。
また、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制す
る食物繊維のペクチンも含まれています。
ポリフェノールの一種
「アントシアン」という
色素成分も入ってい
ます。アントシアンは
発がん抑制作用にも
期待できる成分です。