PowerPoint - ネットワークコンピューティング学講座

ネットワーク
コンピューティング論Ⅱ課題
吉永入江研究室
1452021
村田篤志
E.10
• 図 E.11(31 ページ)に示したOmegaネットワークは
4 つの スイッチの 3 列で構成され、各スイッチは
2 入力 2 出力を持つ。各スイッチは、上方のス
イッチ入力から上方のスイッチ出力、下方のス
イッチ入力から下方のスイッチ出力をつなぐスト
レート(直進)と、上方のスイッチ入力から下方の
スイッチ出力、その逆をつなぐ エクスチェンジ (交
差)に設定することができる。各スイッチ列には、
入力、出力に上から 下へ 0,1,...,7 のラベル付け
をする。
Omegaネットワーク
図 E.11
ストレート
エクスチェンジ
a
• スイッチをエクスチェンジに設定した時、メッ
セージが使うスイッチ入出力のラベル値の関
係はどうなるか?(ヒント:ラベル数の2値表現の
演算に関して考えよ)
a
000
000
001
001
010
011
000
001
010
010
010
011
011
011
100
100
101
101
110
111
110
110
111
111
1ビット目が反転している
110
111
b
• 隣接する列でつながっている2つのスイッチ間
において、入力につながる出力のラベル間に
どのような関係があるのか?
b
000
000
000
001
001
001
010
010
000
010
100
100
前のスイッチの出力を1ビット左に
シフトさせた物が後のスイッチの入力
c
• (a)(b)の結果をもとに、Omega ネットワークの
分散制御をする単純なルーティングの仕組
みを設計、記述せよ。メッセージは送信プロ
セッサにおいて計算されたルーティングタグを
含んでいる。プロセッサはどのようにタグを計
算するのか?各スイッチはどうやってルーティ
ングタグのビットを検査して自身のスイッチの
設定をするのかを記述せよ。
c
• 入力場所と出力場所がわかれば1ビット目を
反転させるかビットを左シフトさせるかを判断
する事が出来る
• 排他的論理和が0⇒左シフト
• 排他的論理和が1⇒エクスチェンジ
c
• 入力が(100)で出力が(110)の場合
– 最初は入出力共に1なので最初のスイッチは
左シフト
– 次は入力と出力が反転しているので真ん中の
スイッチはエクスチェンジ
– 最後は入出力共に0なので最後のスイッチは
左シフト
c
000
000
001
001
010
010
011
011
100
100
101
101
110
110
111
111