Fact 時代変化 知識基盤社会 産業化社会 農耕社会 情報 科学 技術 発展・革新 複雑 不確実 新興国 発展途上国 多様 世界 関係性理解 変化 先進国 経済成長 インドネシアなど3カ国、若者8割「生活に余裕」 アジア10カ国調査 2015/1/28付日本経済新聞 朝刊 調査は中国、インド、インドネシア、タイ、 ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、 韓国、日本の10カ国で20歳代の大卒男女、 合計2千人に聞いた。 平均月収はシンガポールが最も多く、約36万 円だった。韓国(25万円)、日本(22万円)と続 き、中国は16万円で4位につけた。 「過去1年に経済的余裕があった」人の 比率はインドネシアが月収(約7万円)の水準と 比べ高いのが目立つ。日本は25%、 韓国は28%どまりだが、ベトナムは74%で、 収入が比較的少ない国でも余裕を感じている 若者が多かった。3年後に「同世代の人より生 活レベルは上になっている」と答えた人もインド、 フィリピンなどで8割強に達した。 教育こそが,人々の多様な個性・能力を開花させ人生を豊かに するとともに, 社会全体の今後一層の発展を実現する基盤である。 入試改革 未来への飛躍を実現する力 英語コミュニケーション力 アイデンティティー 異文化対応力 異文化間協働力 課題の発見と解決に向けた主体的・協働的な学習・指導方法であるアクティブ・ラーニング への飛躍的充実 OECD キー・コンピテンシー 1. 社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力 (個人と社会との相互関係) 2. 多様な社会グループにおける人間関係形成能力 (自己と他者との相互関係) 3. 自律的に行動する能力 (個人の自律性と主体性) 個人や社会の多様性を尊重しつつ,幅広い知識・教養 と柔軟な 思考力に基づいて新しい価値を創造したり, 社会を生き抜く力 他者と協働したりする能力 学習者自身が,生涯にわたり, 自身に必要な知識や能 力を認識し,身に付け,他者との関わり合いや実生活 「生きる力」、「基礎的・汎用的能力」 の中で応用し,実践できるような主体的・能動的な力 「21世紀型スキル 学びと評価の新たなか たち」(北大路書房)には次のように書かれ ています。21世紀型スキルは「これまでむ しろエリートの到達目標としてあげられて いたスキルが、これからは地球上の『すべ ての教室』で、生きて働く『すべての人』に とって獲得可能でなくてはならないスキル」 (P223)だと。 子どもたちが生きるグローバル化社会とは 地域格差、教育投資格差が広がっています 私学三種の神器(グローバル・アクティブラーニング・ICT)はもう語る必要 がない。なぜならあたりまえのことだから(関東の私学校長) グローバル化は社会現象で、益々進捗し、誰にも止めることは できません。すべての子どもたちに対応力が求められてる時代です。 国内であっても職を世界中の人々と競い、世界の人々と協働することが 求められる。 課題その① 子どもたちに 「今必要とされる基礎力を どの様にして身につけさせる ことができるか」 英語教育改革実行計画 CEFR B1レベル以上の比率 • • • • 読むこと 聞くこと 書くこと 話すこと 2.2% 2.3% 0.7% 1.7% 平成26年度 英語力調査結果(高校3年生) EF EPI 「EF英語能力指数」にみる 日本の英語レベル EF英語能力指数 (EF EPI)第4版では、計63の国と地域のランキングを行っている。国別ランキ ングの作成には、2013年にEFの英語試験を受験した18歳以上の成人75万人分の試験データ を使用。また、EF EPIデータの収集をはじめた7年前の2007年まで遡り、どの国や地域の英語 能力が向上または低下したのかを調査。 「香港、日本、韓国は過去7年に渡る英語教育への多額な投資にもかかわ らず向上していません」 アジアで最も裕福な地域のいくつかでは英語能力の向上が見られません。昨年の OECDによる生徒の学習到達度調査(PISA)の結果によると、アジアは世界で最も優 れた教育制度を有し、上海、台北、香港、シンガポール、日本、韓国が読解力、数 学、科学で上位を独占しています。しかしながら、これらの国々の中で高い英語能 力を有するのはシンガポールだけです。香港、日本、韓国は過去7年に渡る英語教 育への多額な投資にもかかわらず向上していません。このような成績の差があること について、英語教育とその他の科目の教育にどのような違いがあるのか疑問が浮上 しています。 アジアで最も裕福な地域のいくつかでは英語能力の向 上が見られません。昨年のOECDによる生徒の学習到 達度調査(PISA)の結果によると、アジアは世界で最も 優れた教育制度を有し、上海、台北、香港、シンガ 「タイ、インドネシア、ベトナムは過去7年間で7ポイント以上の伸び」 東南アジアの3ヶ国が目立った向上を見せています。タイ、インドネシア、ベトナムは ポール、日本、韓国が読解力、数学、科学で上位を独 過去7年間で7ポイント以上伸びており、世界の中でも最も早い伸び率です。インドネ シアは7年間で香港、日本、台湾に追いつきました。 占しています。しかしながら、これらの国々の中で高い 「韓国、そして日本も低迷中」 英語能力を有するのはシンガポールだけです。香港、 韓国は他のどの国よりも英語教育への個人投資額が高額です。ところが、韓国のEF EPIスコアは低迷しています。韓国の英語教育を改善するには、生徒が実践的なコ 日本、韓国は過去7年に渡る英語教育への多額な投資 ミュニケーションスキルを身に着けるのを教師が助けること、文法と語彙に重きを置い た入学試験などの重要なテストから教師と生徒を解放することが必要であると教育の にもかかわらず向上していません。このような成績の差 専門家たちは指摘しています。 日本の教育システムも同様の問題に直面しています。従来の教育法を改良するた があることについて、英語教育とその他の科目の教育 め、日本は新しい改革に着手しています。今年はじめに、日本の文部科学省は英 語教育についてのミーティングのいくつかを英語で行うという前代未聞の4ヶ月トライ にどのような違いがあるのか疑問が浮上しています。 アルを実施しました。明治大学と立命館大学を含む少数の一流大学で、英語だけを 使って授業を行う学部プログラムの提供が始まっています。2020年東京夏季オリン ピックが差し迫る中、英語教育にさらなる資金とメディアの注目が集まっています。 formative and summative assessment 形成的評価と総括的評価 最もわかり易い評価は、テストな どによって生徒が何を学習したかを測定す る、言い換えれば、学校側に生徒の達成度についてアカウンタビリティを負わ せる総括的評価である。しかし、「形成的な」評価もあり得る。形成的評価とは、 生徒の学力向上や理解度を頻繁かつ相互に評価することである。そうすれば、 教師は、特定された学習ニーズに授業の 仕方をより適切に適応させることが できる。 工夫できることは、変えるべきことはいくらでもある。 そんな中、教え方を変えるだけでなく、評価のしかたも変えなくてはならない。 Cambridge English(CE)は英国ケンブリッジ大学の一部門として 100年に渡り、世界130カ国以上で導入される英語カリキュラ ム、テキスト、アセスメント、教員養成の開発・運営団体の総称。 アジアにおいてはマレーシアで国家レベルでCambridge English が導入されている。また、世界のどこでも通用する英語資格と して認められている。CEFR開発でも中心的な役割を果たしてい る。唯一CERFに準拠した英語アセスメントとも言われている。 Cambridge Englishのフレームワーク(枠組み)を導入する ことで、高いレベルの英語四技能を実現することができる。 そのことで、大学入試で使われるどの試験でも成果をあげるこ とが可能。 Cambridge English(CE) 社会人 〜 小学校 社会人 〜 中学校 大学レベル 高 校 〜 小学校 高 校 〜 中学校 高校レベル 中学レベル 中学校 〜 小学校 CEはIn-Depth型 形成的評価の手法 TOEFL/IELTSなどは Snap-Shop型 つまり総括型評価 小学校 早期の導入で確実な成果 課題その② 子どもたちにいかしにて 「英語コミュニケーション力を 身につけさせることができるか」 第三部 デジタルな世界で生きる子どもたち (5分) 21st Century is Digital 子どもたちは既に大人が想像できない デジタルな世界に住んでいます。 社会のデジタル化より少し先を行く くらいのデジタル化が教室になくては ならないと考えます。 教師は追いつけているでしょうか? 課題その③ 子どもたちに 「情報・メディア・ICTの 素養と教養をつけさせることが できるか」
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