高校と中学校の違い

中学校と高校の違い
知っておいた方が良いこと
学習について
単位について
• 高校では、1つ1つの授業で単位を取っていかな
いと、進級したり、卒業したりできません。
• 単位は、「この授業の内容をちゃんと習いまし
た。」という証明です。
• 各教科の単位が取れるかどうかは、1年ごとに
先生たちが、あなたの成績やがんばりを見て決
めます。
• 具体的に何をがんばるかというと、授業をきちん
と受けたり、テストで一定以上の点数を取ったり、
課題をきちんと提出したりする必要があります。
課題について
• 課題とは、簡単に言うと宿題のことです。
• 中学校までの宿題は、やってこないと怒られるだ
けだったかも知れませんが、高校の課題はその
教科の成績に関わります。つまり、やらないと成
績が悪くなり、進級や卒業ができなくなります。
• 課題をやってこなくても先生はいちいち怒ってく
れないかも知れませんが、点数は引かれるので、
進級したければ怒られなくても課題はやりましょ
う。
• 課題には、提出期限があるので、その期限内に
提出をしないといけません。
グループでの活動
• 各授業やLHRの時間に、グループで活動をす
るように指示されることがあります。
• グループでの活動で大切なことは協力的なこ
とです。
• あなた一人だけでやってしまったり、自分は
何もせずに他の人にばかりさせたりすること
は協力的ではありません。
• 協力的にするためにはどんなことをすれば良
いと思いますか?
こうとうしもん
口頭試問って何?
• 実習の結果をまとめたもの(レポート)を担当
の先生に提出するとき、一人ひとり口頭で質
問されることを指しています。
• 口頭試問は、ふつう休み時間に行います。
• 早いもの順に並んで、順番を待ちます。
学校生活について
HR(ホームルーム)って何?
• HRとは、中学校で言うクラスのことです。
• 2,3年生になると、選択授業が増えてきて、
同じHRの友だちでも違う授業を受けるように
なってきます。
• SHRはショートホームルームと読みます。SHR
は毎日あって、朝の会、帰りの会のような時
間です。
• HR活動はホームルーム活動と読みます。クラ
スでの話し合いをしたりします。
昼休み以外の休み時間について
• 昼休み以外の休み時間は、①次の授業の準
備、②トイレ、③次の教室へ移動する。を、先
にやってしまうようにしましょう。
• 友だちと話をしていると、遅刻してしまいます。
• 授業に参加できないと、成績の出席点に関わ
ります。授業に遅刻しないようにしましょう。
友だちと話をする
• 休み時間は、友だちも次の授業の準備や移動、
口頭試問で忙しくしています。
• 話をするなら、できるだけ次の教室へ移動した後
にしましょう。
• だからと言って、教室移動をする前に話をしてい
る友だちに「話は教室移動してからにしろ!」な
どと注意してはいけません。それは余計なお世
話です。
• 友だちと話をしたいなら、昼休みや放課後は、時
間が取りやすいでしょう。
授業中にイライラしてきた時
• イライラしたからと言って、人を攻撃したり、嫌
らしいことを言ったり、大きな声を出したりする
ことは、良くないことです。
• そのような困った行動をしてしまいそうな気分
の時は、授業をしている先生に「先生、保健
室に行ってきて良いですか?」と聞いてから、
保健室に行きましょう。そうすれば、イライラ
する気持ちが少しずつ無くなります。
• たいていの大人も、そうやってイライラした時
は、1人で落ち着ける場所に行くという方法を
使って、人を攻撃しないようにしています。
休み時間にイライラしてきた時
• イライラしてきた時は、落ち着ける場所で一人に
なることが1番良い方法です。
• 教室を出て、なるべく静かな場所に行ったり、人
と話をしないようにしたりしましょう。
• そうやって、イライラした気持ちを他者にぶつけ
ないようにしないよう努力することは大切なこと
です。
• まだイライラがおさまってない時に、授業が始ま
りそうな時は、保健室に行きましょう。他の場所
をウロウロしていると先生に注意されていまいま
す。
学校のルールについ
て
特別指導とは
• 犯罪行為、法律違反、飲酒、喫煙、暴力、暴言、
いじめ、器物破損など、悪い行いをした生徒に、
反省させ、2度と同じようなことをしないようする
ための指導です。
• 特別指導になると、自宅から出てはいけなくなっ
たり、学校で1人の部屋で課題をしなくてはいけ
なくなったり、場合によっては退学になったりしま
す。
• 特別指導はかっこ良いものではなく、得すること
は何もありません。絶対にならないように気を付
けましょう。
遅刻カード
• 朝、もし遅刻してしまった時には、教室に行か
ずに、まず、2階の職員室前にある遅刻カー
ドをとります。
• 名前と、遅刻の理由、日付・時間を書き込ん
で、生徒課の先生に印鑑をもらいます。
• その時、先生に送れた理由を聞かれます。
• その後、遅刻カードを持って教室に入り、授
業をしている先生にカードを渡します。
もし遅刻するとき
• 保護者を通して、遅刻することとその理由を
学校へ電話していただきます。
• 自転車のパンクなど、通学中のトラブルが
あった場合は、携帯電話や公衆電話を使って、
自分で学校へ電話してください。
• 連絡なしで学校を遅れたり、休んだりすると、
先生が心配します。