ステンレス製ナノ・ニードル基板を 用いた細胞操作デバイスの作製 -有機物質とのハイブリット化を添えてー ナノメディシン融合教育ユニット 2007年度 問題解決実習 担当教官 宮野、寺村 船村 渡邊 安井 問題点の明確化 研究の背景 アルツハイマーやミトコンドリア脳筋症の原因とされ ているオルガネラ(細胞小器官)の解析をしたい。 現状では、そのオルガネラを採集する方法はホモジ ナイザーで細胞ごとすりつぶしてから分別するとい う荒っぽい方法しかない。 オルガネラとは細胞内の特に分化した形態や機能 を持つ構造の総称で核、小胞体、ゴルジ体、エンド ソーム、リソソーム、ミトコンドリア、葉緑体、ペルオ キシソーム等 目標 ステンレス製ニードル基板とMEMS技術を組み合わ せて細胞操作デバイスを作製する。 長所 ステンレス基板を使 高い圧力で操作出 用するので 来る。 MEMS技術を使用 するので サンプルの必要量 は少量でOK マイクロよりさらに微 これまで不可能だっ 細なナノへ たらアルガネラの選 別ができる(かも) 構想図 こんな風になれば嬉しい 計画 評 価 ・ 考 察 実 験 2 ( 細 胞 を 流 す ) 実 験 1 ( 水 を 流 す ) 組 み 立 て 理ス ・テ エン ッレ チス ン基 グ 板 の 熱 処 流 路 の 作 製 マ ス ク の 作 製 実 験 の 明 確 化 製作1 マイクロ流路部の作製 流路部はPDMSを使いSU-8で作製した型 から抜くことにした。 製作2 ステンレス基板の熱処理・エッチング SUS304を1000℃まで加熱し急冷、さらに 600℃まで再加熱する。その後エッチング 製作3 組み立て 組み立てた形状はこんな感じ 実験1 水を流す 組み立てた流路に着色した水を流し基本性能を確 認した。 実験2 細胞を流す 評価・考察 謝辞 ありがとうございました。
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