平成18年9月 松野殿御返事

九月度御書学習会
松野殿御返事
**支部
背景と大意
 建治二年
55才御作
 与松野六郎左衛門
 聖人も凡夫も唱える題目は同じ
 仏法の同志を謗ることを戒める
 雪山童子の如き不借身命の修行
 成仏を目指して題目・折伏に励め
童子
雪山童子
羅刹
悟りを求め修行
諸行無常
是生滅法
半偈を求める
温かい血肉を
求める
身を投げて
法を求める
羅刹が帝釈に変
わり童子を讃える
雪山童子の精神
 深い求道の心と実践が成仏の因
 命を軽んずるのではない
 時に適う実践こそ重要
 身は軽く法は重い
現代における不借身命とは?
但一睡の夢ぞかし
 人の一生は短くはかない
 身を惜しんでも必ず死は来る
 快楽・エゴ・虚無・絶望は空しい
 より良い生こそ、より良い死に
 永遠の生命・正しき生死観が必要
より良く生きる努力と
智慧こそ仏法の本質
法師の皮を着たる畜生
 人身は受け難く、仏法は会い難い
 行学に励み、求道の道へ
 折伏せず遊戯雑談は法師にあらず
 日顕宗悪僧は畜生の命・食法餓鬼
悪を責め正義と求道の道を進め
不自借身命
自ら身命を惜しまず
法華経
如来寿量品の文
 身命を惜しまず弘教に励む実践
 悪と戦う勇気を奮い起こせ
 時に適った実践こそ修行
一人一人が使命の人
我が人生を広布にかけよ
堕地獄の因
 弘教の実践を持続し幸福の道へ
 謗法・仏法破壊の容認は悪因
 悪因の積み重ねは堕地獄の因
 冥罰こそ最も恐ろしい現証
日々弛み無き実践で
幸福の因・冥益を積もう
まとめ
雪山童子の精神に学べ
成仏の因は求道の心
不自借身命の意義と実践
遊戯雑談は法師にあらず
使命を自覚し日々前進
下半期へ不自借身命の前進