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中間検証第2回WGでの委員意見・提案の整理(1)
① 中間検証の中間とりまとめ(案)に盛り込んだ項目・・・第3回WGで確認
1.普及啓発の取組み、補助制度等の支援メニューの見直し・強化・充実
・高齢者のいる世帯等では家具の固定に対する補助等も必要である。
⇒ 「Ⅴ-1-(1)-①草の根啓発活動の強化」に『家具の固定化とセットでのPR』を記載
・工業高校の生徒が授業で耐震診断を行っている様な動きもある。
⇒ 「Ⅴ-1-(1)きっかけづくりの強化」に『④学校教育を通じた防災・耐震化の意識啓発』を記載
・高齢者が多いことなどを考えると最低でも補助率を1/2にすべき。
・生存空間が残るところまで公費負担しそれ以上は個人負担してもらう。
・大阪市ではシェルターや1部屋改修への補助等を行いその効果が表れはじめている。
・予算をつけて期間限定で要件を緩和しやる気があれば補助が貰える様にする。
⇒ 以上、「Ⅴ-1-(2)-③改修補助制度」に『高齢者加算の導入/評点0.7~1.0にする工事、シェルター
設置の全市町村での補助対象化/簡易改修の補助対象化の検討《期間限定等の扱い》』を記載
2.行政と民間が連携した啓発の取組み体制の構築
・今より楽しい老後の空間へのリフォームを提案・アドバイスできる人が必要。
・高齢者の耐震化を促進するには福祉分野との連携も必要である。
⇒ 「Ⅴ-2-(2)-①リフォームからの誘導」に『バリアフリーリフォーム・省エネリフォームに併せたPR等』を記載
3.そ の 他
・所有者の年齢・家族・所得に応じてどう広報・意識付け・補助するか考える。
⇒ 「参考①」として『施策対象別の取組みイメージ』を記載
中間検証第2回WGでの委員意見・提案の整理(2)
② 施策の具体的な取組み内容について検討が必要な項目・・・今後の議論
1.耐震化のきっかけづくり・機運づくり(PRの方法)
・地震が起こったタイミングにあわせて差し込んで流せるような広報を作っておく。
⇒ 府民が耐震化に興味を持つタイミング(外国・他地域での地震発生時)にあわせた広報
・ワークショップなど地域で感度が高まっている所にチャンネルを繋いで情報を流す。
⇒ 地域の防災関連のワークショップ等における耐震化のPR
・申請者におおよその目安を示し広報で一連の手順・内容を分かり易くPRする。
⇒ 耐震化の流れを分かりやすく説明するなど広報内容を充実
・工業高校の生徒が授業で耐震診断を行っている様な動きもある。[再掲]
⇒ 工業高校の生徒による地域での耐震診断の実施
2.耐震化の促進に向けた相談体制の充実
・知識・経験が豊富で総合的に相談に乗ってくれる人を動員できる仕組みが必要。
⇒ 診断士派遣事業における相談体制の充実
⇒ 長屋の耐震化など知識・経験が豊富で総合的に相談に乗ってくれる人の育成
中間検証第2回WGでの委員意見・提案の整理(3)
③ 中間検証報告書で今後の検討課題として記載する項目(案)・・・今後の議論
1.税制による耐震化誘導方策の検討
・高齢者を誘導するなら相続税・固定資産税等の話も入れておく。
⇒ 固定資産税等(市町村税)における上乗せ減免の検討
2.リフォームからの耐震化誘導方策の検討
・リフォームを進めて耐震化が乗っかる様な施策・制度・仕組みをつくる。
・リフォームで耐震化すればリフォーム金額に補助するぐらいのことを考える。
・事業者と連携してリフォーム全体でビジネスモデルに乗せることを考える。
⇒ リフォームを進めながら耐震化も進むような施策(仕組みづくり)の検討
⇒ リフォームを提案・アドバイスできる人材の育成・リフォームに併せた耐震改修のPR方策の検討
・高齢者の耐震化を促進するには福祉分野との連携も必要である。[再掲]
⇒ バリアフリーリフォーム時における福祉分野との連携方策の検討
3.経済的・物理的に耐震化できない層への対応方策の検討
・公営住宅系やまちづくり系でしか動かない人はマスタープランに示して時間をかけて対応する。
⇒ 公営住宅への移転やまちづくり事業(面整備)による対応方策の検討
・戸建と長屋では改善の阻害要因が違うので分けて考える。
・長屋等を除却した後の駐車場等を活用して政策的なことができないか。
⇒ 木造密集市街地における耐震化の具体的な促進方策の検討
中間検証第2回WGでの委員意見・提案の整理(4)
③ 中間検証報告書で今後の検討課題として記載する項目(案)・・・今後の議論
4.特定建築物の実態把握・進行管理手法の検討
・何ヵ年でどの様に把握するかを戦略プランに位置づけておく。
・調査方法や予算・人員・タイムスケジュールを決めてやる必要がある。
・先ずは明らかに耐震性がないものについて取組み次の段階で評価・診断方法を検討する。
・雇用促進事業で団塊の世代等の協力を得て調査をすることも考える。
・耐震化を指名業者の条件にするなど管理者自らが提示する仕組みを考える。
⇒「特定建築物の進行管理手法の提案」(平成22年度業務)の中で検討
5.耐震性の評価方法・手法の検討
・住宅・建築物の評価方法の見直しが必要であることを報告書に挙げておく。
⇒ 住宅・建築物の耐震性に関する評価方法・手法の検討
④ データ・事例の収集・整理を行った項目
・長屋住宅の推移についてのデータを整理する。 ⇒ 別紙参照
・補助要件を緩和した事例(墨田区等)を調べる。 ⇒ 別紙参照