2005年 7月31日現在 貸借対照表 ~設立後3年を経ての感想

第1期~第4期上半期 損益計算書
全社合計
第1期
第2期
第3期
第4期上半期
平成14年7月~平成15年1月
平成15年2月~平成16年1月
平成16年2月~平成17年1月
平成17年2月~平成17年7月
273,850
15,308,721
22,626,275
9,158,791
0
5,319,871
10,664,298
4,476,251
売上総損益
273,850
9,988,850
11,961,977
4,682,540
販売管理費計
520,486
10,646,243
13,741,068
4,844,635
営業損益
-246,636
-657,393
-1,779,091
-162,095
営業外収益合計
108,210
29
12,715
3,110
営業外費用合計
0
0
277,496
0
-138,426
-657,364
-2,043,872
-158,985
売上高合計
売上原価
経常損益
飲食事業部
創作そうめん島原の乱
第1期
第2期
第3期
第4期
平成15年6月~平成16年1月
平成16年2月~平成17年1月
平成17年2月~平成17年7月
売上高合計
9,919,820
15,513,454
5,751,260
売上原価
3,360,768
6,385,721
2,000,380
売上総損益
6,559,052
9,127,733
3,750,880
販売管理費計
6,581,021
9,959,728
3,022,614
-21,969
-831,995
728,266
営業外収益合計
0
11,982
3,095
営業外費用合計
0
277,496
0
-21,969
-1,097,509
731,361
営業損益
経常損益
物販事業部
飲食事業の初年度は、オ
ープン後3ヶ月は連日の満
員状態が続き毎月50万円
近くの経常利益を計上しま
したが、冬対策のメニュー
開発が間に合わず結果オ
ープン後3ヶ月の利益を食
いつぶす結果となりました。
2年目は数字の通り大変に
苦戦しましたが、これまで
の試行錯誤で安定的に経
常利益を上げられる体質
になりました。今年度中に
初期投資を回収できます。
やおやのはち屋
第1期
第2期
第3期
第4期
平成15年8月~平成16年1月
平成16年2月~平成17年1月
平成17年2月~平成17年7月
売上高合計
2,871,071
5,993,451
3,407,531
売上原価
1,955,449
4,278,577
2,475,871
売上総損益
915,622
1,714,874
931,660
販売管理費計
644,994
2,170,441
1,017,798
営業損益
270,628
-455,567
-86,138
営業外収益合計
0
7
4
営業外費用合計
0
0
0
270,628
-455,560
-86,134
経常損益
第1期は7月に会社設立し、
ホームページ作成、清掃業、
映像編集など安定的な収入
源がなかったため低い売上
結果となりました。
2期目の6月に飲食業、8月
に八百屋の事業を開始し、
また2店舗ともメディアに取
上げられた結果、安定的に
粗利益を確保する体制が
整いました。
3期目はメディア露出も一段
落し、悪戦苦闘の時期とな
りました。本社経費を賄うだ
けの利益を事業部で上げら
れず3年間赤字体質のまま
であります。
物販事業は原価率が
不安定かつ高いため、
利益が出たり、出なか
ったりが続いています。
野菜の安定的な仕入れ
プロモーションなど課題
を一つずつ解決していく
毎日であります。
2005年 7月31日現在 貸借対照表
資産の部
【流動資産】
負債の部
1,243,799
【流動負債】
747,762
現金
667,443
買掛金
329,619
預金
459,618
未払費用
381,711
商品
116,738
預り金
【固定資産】
275,316
負債の部合計
【有形固定資産】
247,176
資本の部
車両運搬具
250,000
【資本金】
3,890,000
工具器具備品
318,550
資本金
3,890,000
747,762
【利益剰余金】
△3,118,647
28,140
当期未処分利益(損失)
△3,118,647
28,140
資本の部合計
減価償却累計額
△321,374
【無形固定資産】
電話加入権
資産の部合計
36,432
1,519,115
~設立後3年を経ての感想~
負債・資本合計
771,353
1,519,115
代表取締役 藤延壮一郎
出資者の皆様にはいつも叱咤激励、ご協力を頂きありがとうございます。
早いもので社長体験会社は平成14年7月に設立して3年が立ちました。同時にわたくしも
大学を卒業して4年目になりました。阿比留教授のベンチャー起業論を受講し、様々な経
営者のお話を聞き、強く憧れ、自分にも出来る!と意気揚々と勢いに任せ会社をスタート
させ、理想と現実のギャップ、社会と学生の違いを思い知らされる3年間でした。
上記の決算書をご覧通り業績はよい結果を残すことが出来ませんでした。
経営知識、経験の不足、手法が分からない、学生気分、シビアさの欠如、自分たちの経営
資源が何なのか?資金難、取引先との関係、出資者との関係・・・様々な経営課題に次々
直面し逃げ出しそうな気分でした。
3年間で設立コンセプトである”社長を体験する“という事に関しては二重丸です。
同世代では味わえない貴重な体験をさせて頂きました。しかし、この先の3年間は”企業と
して成果を残す“ことに注力します。当面の課題は、収益の柱を持つことです。当社には
潜在的な商品・サービスが沢山あります。理系ベンチャー、インターンシップコーディ
ネートなどです。また昨年度ビジネスプランコンテストにて優勝した“討論カフェ”が当
社に新規参入してくれました。学生のプランの実践場所として認知されるようにもなり、
今後も仲間を沢山増やして行きたいと考えております。他の会社には無い”大学・学生”
という経営資源を最大限に活かすことが問われております。そして、将来当社が学生ビ
ジネスに投資し、多くの経営者が生まれる場所にしていきたい・・・それが最終目標で
す。大学発ベンチャー企業数は早稲田大が50社でトップです。東の早稲田、西の福大
として社会に認知され、当社出身の社長がゴロゴロしているようになればイイですね。
当社はまだまだ発展途上ですが、今後も継続して前進していきたいと思います。
出資者の皆様には今後ともご指導、ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。