旭硝子 千葉工場の安全衛生活動

旭硝子㈱千葉工場の安全衛生活動
日化協・JRCC 安全シンポジウム
2012年6月27日
旭硝子(株)千葉工場長
友田 勝彦
旭硝子㈱千葉工場の安全衛生活動
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
平成13年6月27日
工場長 友田 勝彦
千葉工場概要と安全成績
旭硝子グループ安全衛生基本方針
工場の運営方針と安全衛生活動計画
安全衛生管理組織と安全本部会議
工場内の安全衛生教育
ヒヤリ提案活動と制度
CCC (Creative Clean Chiba) 活動
安全審査実施要綱
工事着工と工事責任者制度
これからの安全衛生活動の取り組み
千葉工場の概要
1.所 在 地
2.操業開始
3.主要製品
千葉県市原市五井海岸10番地
昭和34年12月(京葉コンビナート市原地区第1号)
無機化学製品 : 苛性ソーダ、苛性カリ、塩素、弗酸、塩酸、
炭酸カリ、次亜塩素酸ソーダ
有機化学製品 : フッ素樹脂、フッ素ゴム、イオン交換膜、
撥水撥油剤
4.規 模
従業員 AGC 800名
協力会社 約1100名
敷 地
約 63.5 万㎡
5.高圧ガス・危険物等取扱量
高圧ガス処理量 : 1,338万Nm3/日
天然ガス、プロピレン、メタノール、H2、塩素
危険物取扱量 : 25,169倍
一石 4,500KL 二石 1,400KL、アルコール 160KL
毒物・劇物取扱量
毒物 : 製造量
55 t/日、 貯蔵量
238 ton
劇物 : 製造量 1000 t/日、 貯蔵量 21,470 ton
千葉工場の安全成績
[ 社員 800 ⇒ 670名 ]
3
2
休業
不休業
1
0
H3年 H4年 H5年 H6年 H7年 H8年 H9年 H10年 H11年 H12年
無災害記録 ・平成4年10月10日起算(継続中:H13.5.現在 1,230万時間)
・平成12年2月(樹立H11.7.31)労働基準局長 : 第3種(930万時間)無災害記録証
・平成12年10月(社)千葉県労働基準協会連合会長 : 安全管理優良賞
千葉工場の安全成績
[ 社員 800 ⇒ 670名 ]
3
休業
2
不休業
1
0
H3年 H4年 H5年 H6年 H7年 H8年 H9年 H10年 H11年 H12年
無災害記録 ・平成4年10月10日起算(継続中:H13.5.現在 1,230万時間)
・平成12年2月(樹立H11.7.31)労働基準局長 : 第3種(930万時間)無災害記録証
・平成12年10月(社)千葉県労働基準協会連合会長 : 安全管理優良賞
[ 協力会 1350 ⇒ 1180名 ]
3
2
休業
不休業
1
0
H3年 H4年 H5年 H6年 H7年 H8年 H9年 H10年 H11年 H12年
旭硝子グループ 安全衛生基本方針
旭硝子グループは、「職場においては安全衛生はすべてに優先して実践
すべき事項である」 という理念の下に、これを働く人全員へ浸透・共有化
させ、一人ひとりが確実に実践する風土を構築することを目指します。
安全衛生最優先を実現し、安全衛生パフォーマンスの継続的向上を
図るために、次の3項目を 「安全衛生活動推進の3本柱」 として積極的
に諸施策を展開します。
1.経営トップの姿勢を全員に浸透させる
2.ラインによる管理を徹底する
3.全員参加の自主的活動を推進する
工場運営方針 2001
全員参加で もっと活気にあふれ、
もっと頼りにされる工場をめざそう
1.安全と健康第一
基本を守って、明るく、充実した毎日を送ろう
2.製品の競争力向上
すべての活動の原点は「お客様のため」から
3.新事業の早期実現
新しい分野への挑戦は「自己革新」から
平 成 1 3 年 度
スローガン
安 全 衛 生 活 動 計 画
H 13. 3.21
基本ルールを守り明るい毎日、安全第一・健康第一
平平成成
1 13 3年 年
度 度
目 標
目 標
全 社 安 全 衛 生 管 理 方 針(平成13年度)
全社安全衛生管理方針(平成13年度)
「 基本ルールを守り、全員が安全の感性をアップ する」
1. 重大災害(休業災害以上)
0件
不休業・休業災害度数率 : 0.2以下
2.微傷・僅傷災害の半減
平成12年度 千葉工場の安全衛生総括
平成12年度
千葉工場の安全衛生総括
1. 安全成績
年間無災害達成(2年間達成)
: 平成12年7月13日
社内 第4種(1050万時間)継続無災害達成 : 平成12年12月28日
2. 災害発生状況
不休業災害以上は 0件
微傷・僅傷災害
計33件が発生した
( 平成13年度重点実施施策 )
( 平成13年度重点実施施策 )
①
場内全域の5S活動推進
②
挨拶・声かけ愛情運動の推進
③
定常作業のマニュアル点検リスク評価と改善
④
ヒヤリ提案の活性化(含む 想定ヒヤリ)
⑤
自転車ルールの徹底
⑥
歩け歩け運動の推進(自転車利用自粛)
事故・災害の型別
1.薬傷・火傷
13件
2.切れ・こすれ
5件
3.有害物との接触
4件
4.挟まれ巻き込まれ
3件
5.その他
8件
・ 非定常作業で発生
24/33 件
・ 危険予知不足から発生
17/33 件
・ 設備・作業に問題があり発生 16/33 件
・ 不安全行動から発生
4/33 件
平成13年度 安全衛生活動計画
安 全 風 土
平 成 1 3 年 度 継 続 施 策
① 毎月の○○○の日運動展開
全員参加で安全な職場づく り
② 工場長、 主任、 ス タ ッ フ によ る パト ロ ール
を 目指す
③ 定常作業見直し によ る 作業・ 設備の改善
④ 既存設備安全診断の実施 ⑤ 新増設設備の事前安全診断の充実
設備・ 作業の安全化
⑥ 薬液作業の見直し と 保護具着用の徹底
⑦ 工事責任者・ フォークリフト・ 職長教育の実施
設備・ 作業の安全化を 目指し て
労 働 衛 生
⑧ 安全実技研修( 電気事故防止・ 工具類の取扱い)
① 制御室・ 控室の快適化・ 安全化
② 産業医・ 衛生管理者の職場巡視
快適職場で明る い毎日を 送ろ う
安 全 本 部 会 議
・
基本ルールを 守り 安全最優先
を 実践する
・ 製造課・ 安全スタッフ・ 協力会の
③ 健康診断1 0 0 %達成と 受診後のフォロー徹底
① 安全衛生協力会と の共同活動
② 安全衛生連絡会議の協議
③ 工事責任者教育・ 入構教育の充実
④ 安全パト ロ ールのフォロー、 相互注意の推進
一体と な っ た 活動
共 通
① 全国安全週間・ 全国労働衛生週間行事の実施
② 夏期定修対策の実施
工場全体の連携を 目指す
③ 場内交通ルールの遵守
④ 工場周辺のク リ ーン 化
平成1 3 年2 月2 7 日
ス ケ ジ ュ ール
H13
.4 5 6 7 8
9
H14
10 11 12 . 1
2
3
平 成 13 年 度 安 全 関 係 スケジュール
項目
安全本部会議
(毎週木曜)
安全衛生委員会
原則21日
防災訓練
4月
5月
6月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 定修本部会議○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
(定修期間毎日)
21
21
なし
5Sパトロール
(安全衛生委員による)
挨拶運動
○
(4人ペアで行う)
CCPパトロール
(工場長、主任、スタッフ)電解
21
AFP
21
化研生
21
ファイン
21
本事務所
21
品保
21
有薬
21
電解
○
○
脚立
溝清掃
○
○
○
21
APC
○
有・薬1
(ACM)
幹部既設設備安全診断 樹脂加工
ファイン
(2グループ)
(2グループ)
ヒヤリ提案対策委員会
○
○
(臨時)
定常作業見直し
各課テーマアップ
○○○の日運動
(毎月 1テーマ)
安全ビラ配付(都度)
7月
21
なし
21
高分子
樹脂加工
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ファイン1
動力
高分子
樹脂加工
現管
有薬
(2グループ)
○
電解
(2グループ)
動力
(1グループ)
ファイン
(2グループ)
○
高分子
(2グループ)
○
○
○
○
○
有・薬2
品保
(HA・処理場)
現管
有薬
(2グループ)
(2グループ)
○
○
○
○
○
ファイン2
予備
樹脂加工
(2グループ)
○
加工技術開発c
(1グループ)
○
○
テーマアップ発表
中間報告
取り組み結果
裏通りの5S 洗身洗眼
救急用具
標識・表示 フォークリフト
安全カバー
夜間照明
床ドライアップ 保温材
安全通路
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
安全教育 a、フォークリフト
(毎週火木、13回)
b,,グラインダー特別教育
4月2回
c,工事責任者 ○
○
d,工事責任者リピター
e,その他
新人教育
クリーンデー
○
安全行事
○
○
定修対応
○
定修までに実施
○
○
○
○
○
○
○
職長教育」
○
○
○
○
安全週間
安全週間
衛生週間
衛生週間
準備期間
準備期間
工場長、主任、安全スタッフによるパトロールは、定修月を除き実施、案内は、都度スタッフが計画を組む。
挨拶運動は、毎月の第2・4月曜日に実施する、そして担当は別紙にて配布したとおり
クリーンデーは、掃除場所もかなりきれいになってきたので、偶数月だけにする.
年末年始
○
年末年始
千葉工場安全衛生管理組織と安全本部会議
総括安全衛生管理者
安全衛生委員会委員長
健康管理センター
安全本部会議
安全衛生委員会
産業医
衛生工学衛生管理者
衛生管理者
産業ナース
工場長
全部長/全課長
安全スタッフ・安全専任者
課推進員/協力会/組合支部長
部課長・安全衛生管理者
組合側安全衛生委員
監事(安全スタッフ)
オブザーバー
健康診断健康管理
衛生管理者巡視
屋内作業環境管理
健康増進・メンタルヘルス
会議=45分/週 ・パトロール報告 ・安全施策改善
活動結果とフォロー
会議=60分/月
作業環境の改善
不安全設備の改善
衛生講話
工場内の 安全衛生教育
1. 新規入構者安全衛生教育
健康状態申告書、 安全衛生系統(緊急時連絡先)
健 康 状 態 の 申 告 書
旭硝子株式会社千葉工場 御中
平成 年 月 日
あ な た の会社名
氏名
生年月日
昭和・ 平成 年 月 日( 才)
上記の者の就業に当た っ て は、 健康状態に十分留意し て 作業を 行い、 貴社にご 迷惑を
おかけし な いこ と を 誓約し ま す。
平成 年 月 日
社名
安全責任者
( 元請)
氏名
印
あなたの健康状況について、あてはまる記号に正しく○印をつけて下さい。
また、〔 〕には、必要なことがらを記入して下さい。
1.過去1年の健康診断の有無
1.過去1年以内に、定期健康診断を受けたことがありますか?
イ ある
ロ ない
→それはいつですか?〔 年 月〕
→その際、 医師から 特に言われた こ と があ り ま すか?
イ ある
ロ ない
→それはど んな こ と ですか?→〔 〕
2.病気ケガで休み
2.過去5年以内に、病気やケガで仕事を休んだことがありますか?
イ ある
ロ ない
→それはいつですか?〔 年 月〕
→病名 〔 〕
→現在完治し て いま すか?
イ はい
ロ いいえ
3.治療中の病気・持病
3.現在治療中の病気、または持病がありますか?
イ あ る →病名〔 〕
ロ ない
4.血圧は正常ですか
4.あなたの血圧は……?
イ 高血圧( ま た は低血圧) と 言われた 。 →最高血圧値〔 〕
→最低血圧値〔 〕
ロ 正常であ る 。
ハ わから な い。
以上のと おり 相違あ り ま せん。
工場内の 安全衛生教育
1. 新規入構者安全衛生教育
健康状態申告書、 安全衛生系統(緊急時連絡先)
2. 新入社員・配転者の教育
3. 安全実技教育
高所作業墜落防止、挟まれ巻き込まれ防止、配管切り込み作業
薬傷災害防止、酸欠災害防止、電気災害防止、適正工具取扱い
工場内の 安全衛生教育
1. 新規入構者安全衛生教育
健康状態申告書、 安全衛生系統(緊急時連絡先)
2. 新入社員・配転者の教育
3. 安全実技教育
高所作業墜落防止、挟まれ巻き込まれ防止、配管切り込み作業
薬傷災害防止、酸欠災害防止、電気災害防止、適正工具取扱い
4. フォークリフト運転者教育
スピード実技運転、危険予知、スライド:危険の色、FLの保守
5. 職長教育、フォロー教育
工場内RST資格者による職長法定教育とフォロー教育
6. ファミリートレーニング教育
課単位で安全・職場共通教育を1日研修する
ヒ ヤ リ 提 案 活 用 制 度
平成10年12月制定
基本方針 : 全ての提案について、何らかの返事を必ず行う。
対策・改善 : 工事、作業方法変更、作業をやめる等で対処する。
ヒヤリ提案の評価から対応策具体化
1
本システムのPR等により、
ヒヤリ提案を活性化する。
a. ヒヤリ提案制度の活性化
1) ヒヤリ提案システムのPR、強調キヤンペーンを実施
2
各課、ヒヤリ提案を毎月集計
し、安全Gへ提出する。
b. ヒヤリ提案提出方法
1) 各課で集計し、工場技術データーベースに登録する。
3
災害別リスク評価基準で
評価とランク審査をする
4
選別された提案作業の
現状把握及び対策の
具体化を検討する。
d. ヒヤリ提案検討委員会
結果に基づき、対応策を
実施する。
e. 改善策の実施
1) 改善策の具体化と仕様検討、見積
2) 予算化処置、施工⇒改善
5
6
高評価提案を表彰する。
c. リスクアセスメント方法
1) 該当課有資格者と環安保により、リスク評価を実施する。
2) 高リスク作業とは
・リスク評価値3(不休業災害)以上の提案
(・発生頻度評価が高いもの (=年間作業時間×発生度数率) )
3) 高リスク作業を選定し、ヒヤリ提案検討委員会にかける。
* メンバー:工場長、環管部長、該当課、施設課、安全スタッフ
1) 現場にてヒヤリ提案内容の確認を行う。
2) 改善策を決定する。
3) 提案内容の審査を行う。
f. ヒヤリ提案表彰制度
1) 評価等級;ヒヤリ提案の災害の大きさと提案着眼点からランク1(A~F)ランク2(B~G)とする。
2) 賞金額(提案1件当たり);A…3,000円、B…2,000円、C…1,000円、D…500円、F・G…100円
3) 表彰方法;C級以上は原則として、その都度 安全本部会議で、工場長から表彰する。
薬 傷 ・ 火 傷 リ ス ク 評 価 基 準
作 業 の 状 況
保護具の着用
無し
不十分
有り(完全)
薬品液抜き・水洗等
無し又は不完全
実施
水洗まで実施
身体が接触(火傷)
避けられない
避けられる
近づかなくて出来る
4
3
3
2
1
1
高温体 100℃以上
高温体 70℃以上100℃未満
リスク値と災害程度
6 : 死亡
5 :: 障害・後遺症
障害・後遺症
HF
1%以上 温度50℃以上
HF
1%以上 温度50℃未満
HF
0.1~1%未満 温度50℃以上
HF
0.1~1%未満 温度50℃未満
HF
0.1%未満 温度50℃未満
H2 SO 4
10%以上 温度50℃以上
H2 SO 4
10%以上 温度50℃未満
H2 SO 4
1~10%未満 温度50℃以上
H2 SO 4
1~10%未満 温度50℃未満
H2 SO 4
1%未満 温度50℃未満
NaOH
20%以上 温度50℃以上
NaOH
20%以上 温度50℃未満
NaOH
5~20%未満 温度50℃以上
NaOH
5~20%未満 温度50℃未満
NaOH
5%未満 温度50℃未満
H CL
30%以上 温度50℃以上
H CL
30%以上 温度50℃未満
H CL
10~30%未満 温度50℃以上
H CL
10~30%未満 温度50℃未満
H CL
10%未満 温度50℃未満
その他の薬品類 50℃以上
その他の薬品類 50℃未満
5
4
4
4
3
4
3
3
3
2
2
1
1
1
1
が残る災害
4
3
3
3
2
3
2
2
2
1
1
1
1
1
1
2 : 微傷災害
4
3
3
3
2
3
2
2
2
1
1
1
1
1
1
4
3
3
3
2
3
2
2
2
1
1
1
1
1
1
4
3
3
2
1
1
4 : 休業災害
3 : 不休業災害
1 : 僅傷
ヒヤリ・気がかり提案用紙
平成
年
月
日 提出
災害の型
所 属
課
①.墜落・転落
氏 名
午前
い つ
月
日(
)
午後
時
②.挟まれ
分頃
③.巻き込まれ
どんな
どこで
作業で
④.薬傷・火傷
ヒヤリ・
⑤.その他
切れ・こすれ等
気がかり
内容
何が悪いと思いますか?
イラスト
こ
の
部
リスク値と災害程度
分
も
6 :
死亡
記
障害・
後遺症が
5 :
残る災害
4 :
休業災害
入
し
て
く
こうしたら良いと思います
3 :
不休業災害
だ
さ
2 :
微傷災害
い
1 :
僅傷
評価値 (ポイント)
《管理者からの回答》
対策可・いつまでに、どんな方法で
(災害型) ― (リスク値) - (ランク)
処理完了
年
月
日
フォロー
済み ・未済み
ひやり
課長印
ヒヤリ・気がかり提案の区分 (評価者が区分する):
補佐印
担当者印
担当者印
安全 ・ 環境 ・ 品質
リスク値 ランク1 ランク2
6
5
4
3
2
1
A
B
C
D
E
F
B
C
D
E
F
G
2001年4月
キックオフ!
全員参加で
もっと活気にあふれ
もっと頼りにされる工場づくりを目指そう!
CC
Creative
Clean
Chiba
サークル活動
か に も こ ん な C が
Cast― 一人ひとりが主役となって―
Communication― サークル内の意思伝達を密にし―
Concept― 新しい考え方でテーマを選び―
Capacity― メンバーの能力を高めつつ―
Creative― 創意工夫を発揮し―
ほ
品質
取り組もう!
安全
旭硝子株式会社千葉工場
環境
千葉工場 安全審査実施要綱
平成6 年9 月 改訂制定
第1条 (目的)
安全審査は、潜在的な災害発生要因及び環境影響を事前に把握し、それらの対策を
実施することにより設備及び作業の本質安全化の推進を図ることを目的とする。
第2条 (適用法規及び規格)
第3条 (対象設備)
安全審査は、原則、労働安全衛生法(
以下「
法」
という)
第88条(
計画の届出)
に基づき届出を行う場合に実施する。
第4条 (安全審査の手順)
安全審査は、第1段階から第5段階までとし、審査内容は以下の通りとする。
第1段階
第2段階
第3段階
第4段階
第5段階
実施時期
運営会議審査前
工事発注前
工事着工前
試運転開始前
稼働開始後2ヶ月以内
審査内容
起業の基本計画、レイアウト
設備計画及び図面チェック
図面上での安全診断
現場、現物チェック及び試運転前の安全性評価
作業の安全性、設備機器の安全性
第5条 (委員会の構成)
1.委員会の構成は、各段階毎に以下の通りとする。
審査
リーダー
サブリーダー
メンバー
2.その他必要な委員の任命は、各リーダーが行う。
第1段階
第2段階
第3段階
(
運営会議審査前) (
工事発注前) (
工事着工前)
環境・
管理部長
所管部長(
所長)
事務局
注1&Pj
チー ム
所管課
所管部長(
所長)所管部長(
所長)
P jチー ム
所管課
注2&P jチー ム
所管課
第4段階
第5段階
(
試運転開始前)
環境・
管理部長
所管部長(
所長)
(
稼働後)
環境・
管理部長
所管部長(
所長)
注3&Pj
チー ム
注4&Pj
チー ム
環安保室
環安保室
第6条 (委員会の招集)
第7条 (既存設備の安全診断への準用)
第8条 (実施年月日)
この実施要綱は、平成6年9月1日から実施する。
第4条 (安全審査の手順)
安全審査は、第1段階から第5段階までとし、審査内容は以下の通りとする。
実施時期
審査内容
第1段階
運営会議審査前
起業の基本計画、レイアウト
第2段階
工事発注前
設備計画及び図面チェック
第3段階
工事着工前
図面上での安全診断
第4段階
第5段階
試運転開始前
稼働開始後2ヶ月以内
現場、現物チェック及び試運転前の安全性評価
作業の安全性、設備機器の安全性
工事着工のシステムフロー
施工業者
事前打ち合わせ
指示課(施設)
発注課(製造)
施工現場
工事責任者、指示課、発注課で工事内容・工程・安全関係の打ち合わせ
前日
工事日報
作成:工事責任者が発注課と確認
当日
工事着工承認票
作成:工事責任者
作業指揮者が指示課へ
安全ポイント記載
安全ポイント記載
現場に掲示
・修理作業安全衛生確認標識
・火気使用時「旗」借用
安全事前確認票
指揮者以下危険予知
工事責任者が着工許可
現場で掲示
作業開始
作業指示書
現場に携帯
作成:工事責任者
工事責任者がパトロール
制御室(製造)へ完了報告
作業終了
工事責任者
工事日報
安全事前確認票返却
工事着工承認票返却
工事責任者が安全確認
工事責任者とは、
工事責任者登録制度
背景
工事関係の災害発生を防止 するために施工能力、安全面を含めた
工事遂行能力が必要であるため、 工事責任者に役割を負わせる 。
工事責任者の役割
1.安全、・工事品質・工程管理の義務を負う
2. 技能・技術について責任を持つ
3. 作業指揮者より上級の現場責任者である
4. 工事経験と構内作業安全基準を熟知している
5.毎日作業開始前に安全事前確認票のチェックを行い、
作業開始の指示を行う、 そして 1日3回以上行く
登録
1. 登録申請書に記入に施設課長に提出
2. 施設課長は、面接、技量を確認し、安全Gに提出
3.定められた安全教育を受け、試験合格者を登録
4. 期限後更新する場合は、リピーター教育を受ける
安全イエローカード
工事作業者が「構内作業遵守事項」に違反し、発見指摘された場合、
工事責任者 に対し安全イエローカードを出票する。
工事名称 等
着工承認票
安全事前確認票
火気使用許可証
作業指示書
これからの 安全衛生活動の取り組み
1.健康第一
・ 健康が安全の基本、生活習慣病の取り組み
千葉工場における生活習慣病の現状
高脂血症
肝臓疾患
肝臓疾患
高血圧症
高脂血症
高尿酸血症
胃十二指腸疾患
糖尿病
平成12年 平均年齢 40歳
これからの 安全衛生活動の取り組み
1.健康第一
・ 健康が安全の基本、生活習慣病の取り組み
2.安全第一
・ リスクアセスメントで作業・設備の安全化
危害の大きさと危害確率を評価して、安全優先を図る
・ 安全の感性をあげる
知識を豊かに、技能を身につける。
不安全行動をしない。
3.安全な職場風土づくり
・ 管理・監督者の安全義務 「部下にケガをさせない」
・ 自分の安全は、自分で守る。周囲の仲間もケガさせない