私の目指す研究所(室)

<アクション・リサーチ>
・研究の成果を政策提言として社会に働きかけ、
その結果やリアクションをフィードバックし、さら
に研究を深める。
・私の場合、ゲリラ的とまでは言わないまでも、
小さな小さな社会実験。
<ベンチャー支援>
地元みずからが担い手となって、新しい産業の
振興に創業、ベンチャー支援を通じて貢献する。
(’95年より、本土から沖縄へ移り住む)
沖縄、辺境の逆転、この20年の変化
<1980年代>
<1990年代>
<2000年代>
1) 辺境 → 国境・国際物流 → グローバリゼーション
2) 環海 →
海運物流
→ ・海運物流
・ニッチ商品の出現
3) 狭小 → マイナスの払拭 → IT等による
(コールセンターなど)
個性・特性の発揮
復帰30年、日本経済の背景と沖縄振興
1970年代の日本経済
1)重化学工業の成熟化、ハイテク産業の台頭
沖縄への工業進出の限界(沖縄を飛び越えアジアへ
進出)
1980年代:経済のグローバル化の進展
2)四全総の限界、香港・台湾の発展
沖縄は自立を模索
1990年代:経済のグローバル化の新段階
3)社会主義の解体・変質、市場経済の地球規模での拡大
日本の生産機能は国外流出、沖縄に新しい可能
(沖縄アッセンブル産業の可能性)
4)21世紀、日本経済、沖縄振興の背景をどのように考え
るか
◆キーワード:環境、観光、低炭素社会、ポスト基地
復帰30年、沖縄産業政策の総括
1)工業誘致に限界
生産は国内分業から国際分業へ、大規模
工業化は沖縄になじまず
2)特別制度ワークせず
制度の問題、活用ノウハウの不足
3)観光産業が拡大
小規模、分散、多様に新産業が登場
4)沖縄ニッチ市場の形成
沖縄・健康ブームを背景、健康食品(ウッチン、黒酢など)
5)離島、環海の払拭
コール・センター、本土からの移動
沖縄新産業発展領域