パート3 ● 安全性についての正しい知識と理解 を広げることが、何よりも大切である。 ナチュラル 「ナチュラル・安心・ポックリ」病 日 「 た本 かの り消 屋費 評者 論は 家、 政 」 に府 惑・ わ生 さ産 れ者 なと い戦 こう と? 米国の消費者教育キャンペーン バ イ 菌 と 戦 お う ! 自然は人間のためにのみ用意されたものではない 0.25 100 :カンピロバクター、 自 長 然安 く肉 観全 、食 、性 そ民 生が の族 命高 分で 観い 、 動は の日 物、 相本 家 違で 由畜 か大 来と ?騒 感の 染 動 症付 す もき る 多合 の いい は 。が 、 0.2 10 万 0.15 人 当 り 死 0.1 亡 率 0.05 0 0.0014 0 日本 :サルモネラ 80 10 60 万 人 当 り 40 罹 患 率 20 0 英国 米国 日本 英国 米国 カンピロバクターとサルモネラ食中毒の発生率 件 2,500 2,000 1,500 :細菌 :化学物質(10倍表示) :自然毒(10倍表示) :動物性 :植物性 1377 123 1,000 79 500 44 9 0 食中毒事故件数の推移 1997年以降は、1名の場合も計上することになったため、見かけ上多くなっている 細菌 40,000 35,000 細菌 600 30,000 25,000 自然毒 化学物質 自然毒 500 20,000 400 15,000 300 化学物質 200 100 0 食中毒患者数の推移 20 :総数 :細菌 :自然毒 化学物質による死亡者はいない 18 16 14 年 12 間 10 死 亡 8 数 6 4 2 0 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 原因物質別にみた食中毒による死者数の推移 40 65名の内、36名は家庭で調理し た食事が原因で死亡している。 30 累 積 死 20 亡 者 数 10 ハイリスク集団(健康弱者) 0 食事場所別にみた食中毒死亡者数 (1996~2002) 25 20 累 積 15 死 亡 者 10 数 5 これらの事故の大半は、市販のもの ではなく、自分で採ってきたものを家 庭で調理して起きた! 0 原因食品別にみた食中毒死亡者数 (1996~2002) 自然毒の脅威との戦いが人類史の一側面 50%致死量 μg/kg mouse ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン サキシトキシン 産生・保有 0.00003 細菌 0.0001 細菌 文化(Culture;耕す) 0.3 細菌 人間が改良を加えてきた物心両面の成果、 とくに西洋では精神的生活に関わるものを 0.6 イソギンチャク類 「文化」とし、「文明」と区別する。危害を取り 8.7 フグ、ヒョウモンダコ 除いて<安全に食べる>ことが文化であり、 「ナチュラル=非文化」は危険です。 10 二枚貝 ボツリヌス毒の1億倍食べないと死なない ギンナン中毒: 10,000 青酸カリ 国内で過去約80人の患者が学会報告され、うち約30人が死亡 青酸配糖体:アミグダリン(ウメ、アンズ、モモ)、ドーリン(イネ科) ファゼオルナチン(アオイマメ)、リナマリン(キャサバ) 青酸配糖体を含む生薬: キョウニン(杏仁)、トウニン、ショウキョウ 自然毒の脅威との戦いが人類史の一側面 50%致死量 μg/kg mouse ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン サキシトキシン 産生・保有 0.00003 細菌 0.0001 細菌 文化(Culture;耕す) 0.3 細菌 人間が改良を加えてきた物心両面の成果、 とくに西洋では精神的生活に関わるものを 0.6 イソギンチャク類 「文化」とし、「文明」と区別する。危害を取り 8.7 フグ、ヒョウモンダコ 除いて<安全に食べる>ことが文化であり、 「ナチュラル=非文化」は危険です。 10 二枚貝 ボツリヌス毒の1億倍食べないと死なない ギンナン中毒: 10,000 青酸カリ 国内で過去約80人の患者が学会報告され、うち約30人が死亡 青酸配糖体:アミグダリン(ウメ、アンズ、モモ)、ドーリン(イネ科) ファゼオルナチン(アオイマメ)、リナマリン(キャサバ) 青酸配糖体を含む生薬: キョウニン(杏仁)、トウニン、ショウキョウ 4 2 0 累 積 12 死 亡 10 者 8 数 6 4 0~4 5~9 :動物性自然毒 :植物性自然毒 :大腸菌 :サルモネラ :ぶどう球菌 :腸炎ビブリオ 10~14 15~19 20~29 ハイリスク者への特別対策 衛生教育 2 0 30~39 40~49 50~59 60~69 70~ 年齢 年齢・死亡原因物質別にみた死亡者数 (1996~2002) 死者数 人口 50歳 70歳 15歳 患者数 0 20 40 60 80 100% 食中毒患者数および死者数の年齢別割合 :0~4 :30~39 :5~9 :40~49 :10~14 :50~59 :15~19 :60~69 :20~29 :70~ 年齢 昭 和 25 年(1950) 85~ 80~84 75~79 70~74 65~69 60~64 55~59 50~54 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 20~24 15~19 10~14 5~9 0~4 総人口: 84,114,574 :女性 :男性 600 400 200 平 成 12 年(2000) 0 総人口: 126,925,843 0 200 日本における人口構成の変化 400 600 万人 米国の食品規格コード(Food Code ) 1-201 用語の定義と適用範囲 (44)高感受性集団(Highly susceptible population)とは、次の理由で、一般集団の人より食 品媒介性疾患に罹りやすい人をいう。 (i) 免疫低下者、就学前児童、老人 (ii) デイケア施設、腎臓透析センター、病院または 療養所、看護付老人ホームなどの健康管理または 補助生活を受けている人。 日本においても、ハイリスク集団(健康弱者)に 関する法的根拠を設けることが重要である 低 衛生教育に掛かる費用 個人衛生 自主衛生管理 リ ス ク ・ レ ベ ル 法的規制 高 商品価格 HACCP等 の費用 衛生検査と監視に使われる税金 ハイリスク集団 一般健康成人 リスク管理と経費負担のモデル 低 個人衛生 自主衛生管理 法的規制 リ ス ク ・ レ ベ ル 法的規制 高 衛生教育に掛かる費用 法的規制の水準を上げると、その分、 衛生対策費と監視業務の経費を税金で 賄わねばならない。赤字国債が問題と なっている現状で、実行できますか? 商品価格 HACCP等 の費用 国民経済として 無駄な経費 衛生検査と監視に使われる税金 ハイリスク集団 一般健康成人 リスク管理と経費負担のモデル
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