京阪電気興業株式会社

発表テーマ
京阪電気興業株式会社
所属
発表者
活動期間
小山
敦司
平成15年10月~平成16年3月
結成 昭和59年7月
テーマ暦
リーダー 小山 敦司 事務所
メンバー
29回
サークル名 〔せ み〕
私たちの柱上作業が(蝉)に
似ていることから命名
サークル人数 9名
平均年令 38.9歳
37歳 メンバー 堀川 真一 A級指揮 32歳
メンバー 井上 忠幸 A級指揮 52歳
メンバー 竹林 群騎
メンバー 井上 安夫 A級指揮 54歳
メンバー 山下 芳伸 A級指揮 35歳
メンバー
メンバー 溝下 慎一
奥村 勝 A 級
29歳
メンバー 村上 考一 A 級
55歳
C 級
A 級
25歳
31歳
会合の状況
開催日
会合時間 出席 参加率
開催日
会合時間 出席 参加率
15年10月 6日 1.5時間
9名
100%
16年 1月13日 2.0時間
9名
100%
15年11月 6日
2.0時間
9名
100%
16年 2月25日
1.5時間
9名
100%
15年11月28日 1.5時間
9名
100%
16年 3月22日
2.0時間
9名
100%
15年12月11日 2.0時間
9名
100%
15年 12月24日 1.5時間
9名
100%
延べ会合時間
一回当たりの平均会合時間
平均参加率
14.0 時間
1 時間 45 分
100 %
活動内容の概要
実施項目 10月
スケジュール(月)
11月 12月
1月
2月
1.テーマ選定
3月
実施概要
2.現状把握
テーマをもちより
問題点の抽出
現状把握
3.目標設定
目標設定
活 4.要因解析
動
の
概 5.対策の
立案・試行
要
6.効果の確認
要因について
の検討
対策の立案
実施
効果の確認
7.歯止め
定着化の為
の施策
反省と今後の
展開
8.反省と今後
の取組み
計画
実施
テーマの選定
テーマの選定にあたり、日常業務の中で日頃、感じている事や、困っている
問題を出し合い、サークル員全員でブレーンストーミングを行いテーマを選
定しました。
テーマバンク
重要性
効果
1.停電工事における不具合が多い
37
37
21
33
128
2.事前電話要が多く、効率が悪い
25
37
34
29
125
3.道路事情が悪く、施工効率が悪い
35
35
35
37
142
4.電線の無駄が多く発生する
25
37
33
39
134
平成13年度にも同じ
ようなテーマで取組ん
だが、道路事情、付託
状況も変化しており、
再度取組んでみては
…
テーマ決定
実現性 関心度
基準評価
総合評価
高い
普通
低い
…
…
…
5点
3点
1点
現状把握 1
道路事情が悪く、スムーズに施工できなかった件数を1ヶ月調査しました。
(平成15年11月1日~平成15年11月30日)
件数
施工件数
施工困難箇所
1018件
81件
割合
7.96%
1日/班
0.9件
1200
900
600
300
0
施工件数
施工困難箇所
割合
現状把握 2
スムーズに施工できなかった理由についてまとめてみました。
苦情を聞く。(情報が少ない。現場調査不足などで)
25件
駐車位置が選定しにくい。
17件
歩行者・自転車の通行が多い。
16件
平日の指定工事。(交通量が多いので土・日に作業したい)
15件
その他。
8件
30
25
20
15
10
5
0
現状把握 3
地域別についてまとめてみました。
地域別
旭区
24件
守口市
18件
門真市
39件
受け持ちエリアが拡大になった門真市が39ヶ所と一番多かった。
割合
48.1%
現状把握 4
工事手配から施工に至るまでの過程
①
伝
票
交
付
②
伝
票
チ
ェ
ッ
ク
③
現
場
調
査
④
施
工
班
に
付
託
⑤
施
工
計
画
⑥
現
場
調
査
⑦
施
工
②伝票チェック
③現場調査
の過程が電子付託になり手薄になってきている
目標設定
目標を設定するにあたり、サークル員全員で協議しました。現状把握
より現状を把握できたので具体的な対策を打てば、施工困難と感じる
件数が減少できるのでは。という全員一致の意見で
施工が困難と感じた件数を現状
7.96%
から 3%
以下
にする事を目標にしました。
要因解析①
特性要因図を用いて解析を行いました。
持ち点5点で評価付けをしました。(5点×9名=45点)
環境
3
組関係者
特殊需要家のため
駐車場所がない
12
地域特性がわからない
8
指定工事
言いがり苦情を受ける
3
教育不足
7
平日はいつも渋滞
交代図通りに出来ない
交通量が多い
6
商店街である
狭所である
2
区画がジグザグ
所轄警察が厳しい
4
な
ぜ
道
路
事
で情
きが
な悪
いく
の、
かス
?ム
ー
ズ
に
施
工
要因解析①
特性要因図を用いて解析を行いました。
持ち点5点で評価付けをしました。(5点×9名=45点)
現場調査ができない
机上調査ができない 10
引込工事票の内容がわからない
電子付託
4
地域情報がわからない
情報マップを更新していない
12
面倒である
エリア拡大
4
忙しい
教育不足
6
ガードマン手配をしていない
6
コストがかかる
現場まかせ
3
事務所
な
ぜ
道
路
事
で情
きが
な悪
いく
の、
かス
?ム
ー
ズ
に
施
工
要因解析①
特性要因図を用いて解析を行いました。
持ち点5点で評価付けをしました。(5点×9名=45点)
ガードマンがいない
9
2
緊急工事がはいる
協議日
3
作業員が保安要員
急ぐ
16
3人体制
通行止
指定工事
エリア拡大
督促がはいる
事務所頼り
3
現調不足
地域情報が少ない
5
現場
情報マップに載っていない
7
な
ぜ
道
路
事
で情
きが
な悪
いく
の、
かス
?ム
ー
ズ
に
施
工
要因解析②
環境
件
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
地
域
特
性
が
わ
か
ら
な
い
指
定
工
事
交
代
図
通
り
に
出
来
な
い
交
通
量
が
多
い
要因の絞り込みを行い、要因をパレート図で展開
%
件
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
事務所
情
報
マ
ッ
プ
を
更
新
し
て
い
な
い
机
上
調
査
が
で
き
な
い
教
育
不
足
ガ
ー
ド
マ
ン
を
手
配
し
て
い
な
い
%
件
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
現場
%
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
作
業
員
が
保
安
要
員
ガ
ー
ド
マ
ン
が
い
な
い
情
報
マ
ッ
プ
に
載
っ
て
い
な
い
現
調
不
足
対策①
対策②
対策③
対策④
対策の立案
対策を立案するにあたりサークル員全員で協議をしました
要因
対策
いつまで
誰が
どうする
情報マップ
を更新する
1月
末
サークル員
リーダー
拡大エリアに対
応できる情報マ
ップを作成する
サークル員
リーダー
交通量の多いとこ
ろでの工事は、個
別に道路使用許可
をとる必要性があ
るので指定工事は
避けて頂くよう依
頼する。
地域特性がわからない
情報マップを更新していない
対策
①
ガードマンを手配していない
ガードマンがいない
情報マップに載っていない
指定工事
対策
②
交通量が多い
先方工事業
者の理解を
得る
即
対策の立案
対策を立案するにあたりサークル員全員で協議をしました
要因
対策
いつまで
道路使用に
関する教育
を実施する
1月
末
誰が
どうする
事務所
道路使用に関す
る教育を実施す
る
事務所
設計時に工事内容
が把握できるよう
申込書に書いても
らう
交代図通りに出来ない
対策
③
教育不足
作業員が保安要員
机上調査が出来ない
対策
④
現調不足
工事内容が
把握できる
よう依頼す
る
即
対策の実施
対策①
情報マップを更新する
拡大エリアに対応できる情報マップを作成しました。
(一例)
対策の実施
対策②
先方工事業者の理解を得る
幹線道路なので、
土曜日か日曜日に
お願いしたいので
すが・・・
電話連絡を実施する。
交通量の多いところでの工事は、個別に道路使用許可をとる
必要性があるので指定工事は避けて頂くよう依頼する。
引込工事における道路使用状況の重大性を理解してもらう。
対策の実施
対策③
道路使用に関する教育を実施する
教育資料
①交通対策図
②道路使用許可取扱要領
③道路使用の手引き
対策の実施
対策④
工事内容が把握できるよう依頼する
従来の電気使用申込書の引込線付近図
工事内容が把握できない
対策の実施
対策④
工事内容が把握できるよう依頼する
設計時に工事内容が把握できるよう申込書に書いてもらう。
接続のみ
単独26mm 新設
効果の確認
道路事情が悪く、スムーズに施工できなかった件数を1ヶ月調査しました。
(平成16年2月1日~平成16年2月29日)
件数
施工件数
施工困難箇所
979件
29件
割合
2.96%
1日/班
0.33件
1200
900
600
300
0
施工件数
施工困難箇所
割合
効果の確認
施工が困難と感じた件数
対策前
割合
1日/班
対策後
7.96%
0.9件
8
8
7
7
6
6
5
5
4
4
3
3
2
2
1
1
0
0
割合
目標達成
割合
2.96%
1日/班
0.33件
割合
歯止め
情報の提供をルール化し、継続して使用できる情報マップにしてゆく。
定例教育時において道路使用に関する教育を継続して実施する。
反省と今後の取組み
良かった点
苦情も減少し、需要家との無駄なトラブル時間も減少し、作業効率が図られた。
情報をお互いに共有する事により、他班区域の情報も把握できるようになった。
苦労した点
道路使用許可状況の重大性を先方工事業者に理解してもらうのに苦労した。
教育時において交通対策図を実現場に置き換え理解してもらうのに苦労した。
今後の取組み
今回、作成・更新した情報マップは苦情・地域情報がメインになったが、抜け道
情報・一方通行情報なども書き加えて、さらに充実した内容にしていく。