SAC&BAC check どういうものを作るか? • SAC: (K, p)反応のpをIDし、Kをveto • BAC: ビームKをIDし、pを除去(BACが鳴るも のをveto) – πに対するefficiencyが高い⇒集光効率 – KでAccidentalに鳴りにくい⇒薄い – 両方ともn=1.03 E930で使用したものと同じデザインで行けるか? E930 ビームACカウンター ACを内部が真っ白な箱に入れ、 ファインメッシュPMTで両側から読 む。 ACの厚さは55 mm (11×5枚) PMTは 3inch Photon数: 3.87個 Efficiency (Kaon ID) ~98.9% 似たようなものを作るのならば、 E13実験ではビームが縦方向に潰 れているので、その向きにPMTを 置けば同じかそれ以上の性能が出 る? E930 散乱粒子ACカウンター ACを内部が真っ白な箱に入れ、 ファインメッシュPMTで両側から読 む。 ACの厚さは55 mm (11×5枚) PMTは 3inch Photon数: 3.31個 Efficiency (Pion ID) ~98.4% E13実験の場合、ACの横方向の サイズが大きいので、横にPMTを 置くのは無理。よって、上下に数 本PMTを並べる形になる。 また、反射板(鏡)を入れたときと、 入れないときでのefficiencyの違 いをstudyする必要あり。 デザインコンセプト • 内部が真っ白な箱に必要最低限のACを入れ、 反射部をなるべく設けない。 • ACからの光をPMTで直接読み出す形 • E930ではACとPMTの光電面の距離が最大 で50 mmなので、同程度を確保できればチェ レンコフ光が届き、efficiencyは出るはず ポンチ絵 -BAC 単位 mm 71 ACのサイズはビームサイズ を考慮(160mm×30 mm) ACの厚さはE930と同じ 85 30 75 160 Beam 55 PMTは浜松の2 inchファイン メッシュのサイズ (1本で大丈夫ならその方が安 い) これを2段用意 85 210 前 横 単位 mm ポンチ絵 -SAC 71 ACのサイズは散乱pの分布 を考慮(300mm×80 mm) 厚さはE930と同じ 85 PMTは浜松の2 inchファイン メッシュのサイズ (2本で大丈夫ならその方が安 い) 75 90 300 Beam この大きさだと2段並べても、 SDC1にぶつからない もちろん2段目はこれよりも大 型になる 55 85 前 横 250 ターゲット周辺 SDC1 単位 mm 図はスケール SAC1&2 BAC1&2 Target BH2 500 Beam 80 210 150 250 300 150 350 SAC2のサイズは適当 300mmターゲットを仮定 ターゲットの長さが変わる(100~300 mm)ので、BAC、SACの位置は前後に動く 問題点 • PMTのサイズが大きい – HBJのスペースを侵食する • PMTの数が多くなり、全体として高価 – 50万円×18 PMTs = 900万円!? Summary • E930のACを踏襲して作成すれば、同定の性 能のBAC、SACは可能 • 確実にHBJとぶつかるが、PMTを使う以上は 避けられない – PMT以外でコンパクトに読み出す方法があれ ば。。。
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