論文読み A Communication Terminal for Sending and Receiving

論文読み
A Communication Terminal for
Sending and Receiving Ambient
Information
jum-p @HORN
A Communication Terminal for Sending and
Receiving Ambient Information
 Author
 酒造先生 @東京大学
 読みたいと言ったら送ってくれました
 いい人 とってもいい人
 Korea-Japan Design Engineering Workshop 2008
 Seoul, July 9-10, 2008.
Abstract
 離れた家族や友達とのコミュニケーション
 道具的or自己充足的コミュニケーション
 既存システムはほとんどが後者
 SHOJI
 ambient informationを交換するコミュニケーションターミナル
 Temperature, illumination, light color temperature, noise level,
presence or absent, user’s emotion
 評価実験
1. Introduction
 Network-mediated media communication tools
 家族やromantic partnerと離れて暮らす
 ゴール: Kansei communication
 コミュニケーションのタイプ
 道具的:受けての認識,感情,行動を変化させること
 自己充足的:出来事,経験,感情に関する日常の会話
 お互いの推測の共有が必要
 非言語の情報は伝達されない
 人間の無意識による情報・環境情報
 →これを伝えられれば大きな進歩だ
2.Ambient Information
 “Ambient Information”(以下雰囲気)の定義
 人間の無意識な情報+環境情報
 雰囲気の有効性
 ほとんどのメディアコミュニケーションで欠落
 電話やビデオチャットでもだめ
 意思を伝えようとする意思がない
 推測の共有に効果的
 同じ部屋にいるときには無意識に共有している
 雰囲気は様々な情報を含む
 共有できたらコミュニケーションがスムーズに
2.2. Related Works
 TSUNAGARI Communication(NTT)
 センサで取得した他者・環境情報・背景情報を遠隔地の人と共有し,
つながり感を醸成
 “Family Planter”
 Lovelet(北陸先端科学技術大学)
 離れている親しい人同士のためのぬくもりコミュニケーションメディア
 温度・タッチセンサ・ペルチェ
 ComSlipper
 お互いの感情をLEDや熱振動で知らせるスリッパ
 どうやって感情を取得しているのかは不明…
2.3. Our Approach
 統一された暗喩による情報の表現
 情報の特定部位に焦点を合わせない
 様々なタイプの周囲の情報を表現
 時間・状況による情報の選択
 プライバシー保護
 SHOJIの提案
 Symbolic hosting online jog instrument
 様々な雰囲気を伝達するコミュニケーションターミナル
3.1. Target Usage
 Private communication
 身近な人間で離れた場所にいる人
 出張の夫,東京にいる我が子と…
 Public communication
 離れた会社とコミュニケーション
 関係を構築する上で充足的コミュニケーションが重要
 雰囲気を伝達して,コミュニケーションのきっかけを作る端末は重要
3.2. Technical functional requirements
 複数の雰囲気を伝達可能であること
 プライバシーを守る
 生活の異なる人とコミュニケーションが取れる
雰囲気の伝達
 人間と環境の情報を利用
 ユーザが相手の環境・動き・感情をイメージできる
 存在感と動きを生活の制限なく取得できること
 感情を取得する試み
 生活の制限がない
 音声による感情解析
 マイクから音声の特徴抽出
 音声情報は利用しない
 プライバシーの保護
 全ての音声がコミュニケーションに重要ではない
プライバシーの保護
 双方向のコミュニケーション
 抽象的な方法で行う
 色と光を用いた表現方法
 取得した情報はプライバシーに影響する
 感覚的に情報を伝達する
生活の違いを考慮
 遠隔通信のコミュニケーション
 生活の違いで崩壊する
 コミュニケーション端末に長い時間はかけられない
 生活の違いをうまく処理すべき
 「今」と「過去」の情報を提示
 Ex)相手が寝た場合,過去の情報を提示
4.Questionnarie
 4つの手法
 光の形,色,明るさ,動き
 それぞれの正当性を評価
 アンケート方法
 対象:アダルト63人(♂33人,♀30人)




イメージしてください
あなたの親(または子)が遠く離れた場所にいます
端末がリビングにあります
端末はそれぞれの部屋の環境情報・ユーザの情報を取得し,情
報によって変化します
4.1 result
 7つの情報はどの手法が適切であるか
 1〜7で評価し,5〜7は適切だと判断
手法の決定
 Temperature: Color
 Presence: Light
 Illumination: Light
 Motion: Light
 Color temperature: Color
 Emotion: color
5. Prototype terminal
 日本の障子とは
 隣の部屋の全体の情報を把握できる
 人がいるのか,明るさなど
 プライバシー保護
 双方向に感覚的に情報を伝達する
5. Prototype terminal
6.2. results
 雰囲気をつかめた
 表現手法について





感情の表現はいまいち
温度はわかりやすい
LEDはgood
サイズもちょうどいい
夜には明るい
 調節が必要
 行灯みたい
 The terminal increased the
chance to imagine the other side.
Through the terminal was a
“machine”, I could feel
connected to the other side.
 コミュニケーション増えた
 相手の存在・状況がわかる
 連絡しやすい
 相手のことを話すきっかけ
 伝えたくない情報もある
 遅く起きたときとか
6.1 resultまとめ
 情報の共有ができた
 連絡がとりやすい
 相手のことを考えるきっかけ
 端末を見ることで,快適な会話を提供
 コミュニケーションが端末による影響か不明確
 相手の状況がわかるから連絡とりやすい
 相手の状況がわかるから連絡しなくていいや
 コミュニケーションがスムーズにできた
 伝えたくない情報をどうするかが課題
7. conclusion
 SHOJI
 雰囲気を伝達
 スムーズな充足的コミュニケーションのレベルアップ
 伝達する情報
 Temperature, illumination, light color temperature, noise, presence,
motion, emotion
 光によって伝達
 今後の展望
 今後の結果をもとに,さらに評価実験を行う
 それぞれの情報の有効性を評価し,効果的な情報の特定を行う