衝撃の数字!62.9

FP下川事務所
衝撃の数字!62.9%
住宅ローン利用者の満足度!
平成22年上半期
数字が物語る住宅ローン利用者の
実態
*数字の出典元:住宅金融支援機構「平成22年上半期 民間住宅ローン利用者の実態調査」
住宅金融支援機構東海支店フラット35セミナー(実践編)配布資料
調査対象はこんな人たち
50代,
6.6%
20代,
10.5%
年齢
1500~,
~1500 5 . 1 %
万, 1 2 . 4 %
~4 0 0 万,
10.0%
その他,
27.6%
首都圏,
42.5%
40代,
28.2%
~600
万, 3 0 . 8 %
~1000
万, 1 5 . 9 %
近畿圏,
17.6%
30代,
54.7%
中古マン
シ ョン,
中古戸9 . 5 0 %
地域
世帯年収
住宅の種類
全期間固
定型,
21.6%
建, 6 . 6 0 %
新築注
文, 4 6 . 8 %
東海圏,
12.3%
~800
万, 2 5 . 7 %
金利型
~35%, ~40%,
1.7%
5.1%
40%~,
1.5%
~30%,
10.4%
変動型,
45.6%
~15%,
21.3%
新築マン
シ ョン,
26.6%
~25%,
20.8%
新築建 注文建
売, 4 . 9 % 替, 5 . 5 %
*注文新築+敷地同時取得は42.4%
返済負担率
~10%,
11.0%
固定期間
選択型,
32.8%
*全期間固定型のうち61.9%はフラット35
~20%,
28.2%
変動金利利用者割合50%を割
る!金利型選択に利用者意識の変
化
H21.7月~H22.2月まで続いた変動金利型
利用者の過半数越えから、今回H22.6月
調査では一変、過半数割れに
50.5%(H21.7)→51.8%→45.6%(H22.6)
 逆に全期間固定型が20%越えに。
18.8%(H21.7)→15.8%→21.6%(H22.6)
 地方銀行は依然変動型が増加中。
 20代の利用者の意識変化が影響大。

変動金利は高年収層で利用
増!
変動金利利用は年収1,500万~の高年収
層のみで増加し、利用割合は55.7%。
 全期間固定型は、~1,500万では利用増で
20%越えに転じたが、1,500万~では0.6%
の利用減になった。
 高年収層は「低金利で借り短期間で返済」
というスタンス。

固定金利利用者のわずか28.5%!
「当初から固定金利を考えていた」
固定型利用者のうち、28.5%が当初から固
定金利を考えそのまま利用。
 逆に言えば70%以上の利用者が「当初は
変動型または固定期間選択型を考えてい
た」と他の金利型からの移動組である。
 変動型→変動型は60.4%、固定期間選択
型→固定期間選択型は87.3%他の金利型
からの移動は少数派。

金利型別の将来の金利見通し
「将来の金利見通しについて不明またはわからな
いと答えた利用者の割合」
固定金利型利用・・・13.1%
変動金利型利用・・・ 7.6%
固定期間選択型・・・10.4%
利用者全体
・・・ 9.7%
利用者のうち約10%が「将来の金利見通しが不明
またはわからない」うちにローンを利用している。
変動型、固定期間選択型利用者の
37.9%・・・将来に不安不明あり!
不安・不明な点
変動型
固定期間選択
適用金利、返済額見直し
ルール
30.3%
27.4%
金利上昇による返済額
増
40.7%
36.9%
他のタイプとの比較
39.8%
39.8%
優遇金利の適用ルール
38.7%
38.2%
金利上昇に伴う返済増
への対応策
44.3%
43.3%
変動型、固定期間選択型について廻る将来見通し
の難しさに十分対応しきれない利用者が40%近い。
住宅ローン商品を知るキッカケ
(前回調査時より増加したもの)
金融機関
新聞記事(特集)
住宅金融支援機構
FP,ローンアドバイザー
DM
一般雑誌
今回(H22.6)
20.0%
8.6%
6.7%
5.9%
5.1%
4.9%
*複数回答可 4%
以上あったもの
前回(H22.2)
15.3%
3.7%
3.4%
4.1%
1.8%
2.4%
金融機関の告知によるところが大きいが新聞、一般雑誌の特
集記事も読まれている。セミナー等で知る機会も増加。
ローン商品決定への影響度
(前回調査時より増加したもの)
金融機関
インターネット
FP,ローンアドバイザー
住宅金融支援機構
新聞記事(特集)
今回(H22.6)
19.2%
13.7%
5.1%
4.9%
4.2%
*複数回答可 4%
以上あったもの
前回(H22.2)
13.8%
12.4%
3.3%
2.0%
1.5%
金融機関の影響は大きいが、相談するFP・ローンアドバイザー
の役割も目立つ。更に商品比較でインターネットを使うことも顕
著に現れている。住宅会社の影響度は減少している。
ローン商品決定の決め手!
(前回調査時より増加したもの)
今回
前回
保証料
15.7%
8.9%
諸費用
12.6%
返済総額を決
めたかった
*複数回答可
今回
前回
返済中の相
談・サポート
体制の有無
5.7%
4.1%
9.8%
つなぎ融資不
要
5.5%
4.6%
11.0%
8.9%
丁寧な対応
5.0%
5.0%
融資金額(ひ
とつのローン)
8.0%
7.3%
わかりやすい
HP
1.6%
1.0%
金融機関の勧
め
7.1%
4.6%
コールセン
ターの受け応
え
1.1%
0.7%
繰り返しますが、住宅ローンに対す
る利用者の満足度は62.9%で
す!


金融機関、住宅会社からの情報提供や説明に対する満
足度は50%以下です。
満足度(平均点)が大きく下がったのは融資額に対する
満足度と、申し込みから融資実行までの事務手続きに対
する満足度。

今後は、利用者自ら事前に住宅ローンを勉強することが
肝要になってきます。

FP(ファイナンシャルプランナー)や住宅
ローンアドバイザーがよきパートナーとして
ご一緒いたします!