卒論進捗状況(12月11日)

卒論進捗状況(12月11日)
環境・エネルギーシステムコース4年
中塚 史紀
最近行った実験
 衝撃圧の時間変化の計測
衝撃圧センサを吐出し部からスタンドオフ距離d/x=100
の位置にセットし、回流開始後15~240分に関して計測を行
う。0.114mm径、0.22mm径の2種類のノズルを閉鎖型、自
由表面ありの試験部をそれぞれ用いて実験を行った。(4
通りの実験)
実験結果1
(小径ノズル・閉鎖型)
0.16
0.14
0.12
0.1
0.08
0.06
0.04
0.02
0
級
の
次
14
12
10
8
6
4
15m in.
30m in.
60m in.
180m in.
240m in.
2
0
相対頻度
衝撃圧頻度
データ区間(N )
衝撃圧分布の経時変化
0.14
0.12
相対頻度
0.1
0.08
30min.
240min.
0.06
0.04
0.02
0
0
5
10
衝撃圧(N)
15
20
・時間が経つと
ピークが小衝
撃圧側に移動
することがわ
かる
気泡核数と衝撃圧の関係1
(5~15μm径気泡)
70
60
count
50
40
30
20
10
0
0
30
60
120
180
time(min)
240
300
衝撃圧(N)
気泡核数と衝撃圧の関係2
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
・縦軸に1ピークあ
たりの衝撃圧の大
きさをプロット。
0
60
120
180
回流時間(min.)
240
300
・気泡核数と同じく、
ピークが回流後30
分のところにきて
いる。
・60分後以降は一
定の値を示す。
実験結果2
(大径ノズル・自由表面有り)
0.4
0.35
相対度数
0.3
15min.
30min.
60min.
120min.
240min.
0.25
0.2
0.15
0.1
0.05
0
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 次
衝撃圧(N)
・回流時間に
関わらず一定
の分布を示す。
・自由表面有
りの試験部は
閉鎖型に比べ
てピークが小
衝撃圧側にあ
る。
今行っている実験
 有機物の分解実験
ビフェニルの40μM溶液を30~240分間回流
させ、分解率をガスクロマトグラフィーによっ
て測定する。
今回は大径ノズル、閉鎖型の試験部を使用
残存割合(%)
有機物分解実験結果
100.0%
90.0%
80.0%
70.0%
60.0%
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
0
60
120
180
回流時間(min.)
240
300
過去の実験結果(小径ノズル・閉鎖
Biphenyl Concentration [%]
型)
(掛川氏提供)
100
90
5μM
10μM
40μM
80
70
60
50
40
30
20
10
0
0
60
120
180
240
300
C irc u latio n T im e [m in ]
360
420
今後の予定
 引き続き有機物の分解実験を行う。
衝撃圧の計測と同様、2種類のノズル、2種
類の試験部を用い、計4通りの実験を行う。
 実験データの解析
溶存酸素量、気泡核数、衝撃圧、有機物の
分解効率のデータが揃い次第各データの
関連を考察する。