H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 平成20年度現代GPシンポジウム 「社会接続問題解決型の 環境持続性教育」成果報告会 平成18~20年度 釧路工業高等専門学校 成澤哲也 1 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 背景および問題 背景 持続可能で循環型の社会形成に向けた人材育成 →教育システムの再構築 問題 1.環境問題 →取り組みが進まない →複合・融合問題である 2.社会接続問題 →自己実現に悩む →卒業後の社会に高いハードル 2 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 3 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル ƒ v ƒ ƒ O ƒ ‰ ƒ € – ¼ Ì i‘ I’ è ” N “ x j Œ» ‘ ã “ I‹ ³̂ ç ƒ j [ƒ Y Žæ ‘ g Žx ‰‡ ƒ v ƒ ƒ O ƒ ‰ ƒ € i• ½ ¬ ‚ P ‚ W ” N “ x j Žæ ‘ g – ¼ Ì ŽÐ ‰ï Ú ‘ ± – â ‘ è ‰ð ŒˆŒ^‚ ÌŠ  ‹ « Ž ‘ ± « ‹ ³̂ ç ( »Ì ÞÀ² ÄÙ) ’ n̂ æ ŽÐ ‰ï‚ Ö ‚ ÌŠ Ò Œ³‚ É ‚ æ ‚ é z ŠÂ Œ^Ž Ð ‰ïŒ` ¬ ‚ ð ’ S ‚ ¤ u ‚ Ð ‚ Æ ‚ à ‚ ‚ è v ‚ ÌŽ À Œ» Žæ ‘ g Šú ŠÔ • ½¬ @ ‚ P ‚ W @ ” N “ x @ ` @ • ½ ¬ @ ‚ Q ‚ O @ ” N “ x Ž– ‹ Æ „ i‘ ã • \Ž Ò – Ø ’ J @ @ Ÿ i‹ ú̃ H H ‹ Æ “‚ ™ê – å Š wZ E Z ’ · j [• ½ ¬ 19” N 3ŒŽ 31“ ú ‚ Ü ‚ Å ] Š Ý̃ Q @ Œš Ž j i‹ ú̃ H H ‹ Æ ‚“ ™ ê – Š å w ZE Z ’ · j [• ½ ¬ 19” N 4ŒŽ 1“ ú ‚ © ‚ ç ] Ž– ‹ Æ „ i’ S “ Ž – Ò ¬ à V @ “ N – ç i‹ ú̃ H H ‹ Æ ‚“ ™ ê – å Šw Z ‹ @ ŠB H Šw ‰È E ‹ ³Ž ö j • â •‹ à • ½¬ 18” N “ x @ @ 5, 543, 000‰~ • ½¬ 19” N “ x @ @ 5, 400, 000‰~ • ½¬ 20” N “ x @ @ 6, 807, 000‰~ @ @ Œv @ @ @17, 750, 000‰~ 選定理由 本取組は,高等専門学校の正規の教育課程に位置づけ,体系化された正攻法の環境教育プロ グラムです.ここでのメインテーマは,釧路高専がこれまでも重要視してきた「社会接続問題解決 型」と,高専教育の強みで る地域の産業界との強固な結びつき,そこからの課題提起,或いは世 界的な自然環境で る釧路湿原に代表される自然を主要な素材とするなど,地域社会への貢献を 強く意識した環境教育で り,その点は極めて重要であ り評価できます.特に,高専卒業者の技術 者像を鮮明にし,その実現に向けて,環境教育,環境に関する職業人の倫理,社会貢献思想を教 授する方法上の正確さやサスティナビリティ学を構築しようとする姿勢は高く評価できます.ただし, サスティナビリティ学の共通理解や初年度の実施計画にはさらなる検討が求められます.環境思 想を踏まえた高専技術者の輩出は地域社会に大きな意味を持つものと思われますので,地域内諸 団体・企業等との日常的な密接な関係を踏まえつつ,そのマンパワーの活用を前提としたプログラ ムの着実な実践を期待します. 4 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 問題解決の方法 1.高専としての特長を生かす・・ →大学受験を経ない人材育成 2.環境問題は若いうちから・・ →16~20歳(5~7年間) 3.環境工学科がないのをメリットとする・・ →学科,学年横断型(複合・融合)プログラム →広義の環境問題(eco.env.)をテーマ →グループワーク→9の知恵を得る →学外フィールドワーク→社会と接触(マナー) 5 →これらを踏まえた『人づくり』教育 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 提案する「人づくり」概念 社会 機械 社会循環 建築 電気 電子情報 建設・ システム 生産システム 電子 情報 環 境 問 題 教育循環 地域 & 市民 中 小 幼 6 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 育成する人材像 1.地域貢献,チームワークを通して自己の存在を確認すること ができる. 2.異なる分野の人々と連携して複合・融合分野の問題に対処 できる. 3.規律・モラル・倫理観をもって,技術的提案ができる. 4.指導的リーダーとなり自己改善し,社会適応できる 工学力+人間力 7 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 本事業に関する取組 2年目の重点取組 H19GPシンポジウム サステナ ビリティ学 専門 科目 環境問題 現地研究 3年目の重点取組 H20GPシンポジウム 卒業・特別 研究 2/9(月) 釧路プリ ンスH 1 自己の存在を確認できる 2 複合融合問題に対処できる 3 技術的提案ができる 創造 工学 ボランティア 1年目の重点取組 校外HR H18GPシンポジウム 教える 立場 4 自己改善,社会適応できる 子供 たち 8 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 取組の効果 ①社会活動支援システム ・異メンバーでグループ活動,教え合い学び合い. →統率力と段取り力,複合・融合力と創造力の基礎 ②『環境問題現地研究』 ・グループ活動+フィールド活動を中心(2学年(MEIJA)203名) ・テーマは自然だけでなく人々の生活を含めたもの ・若齢を生かして早目のしつけ,マナー・・ ・学習者間による相互評価 →グループ活動の状況把握,少数の教員(4人)で指導 9 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル ③提案型の研究 ・先生の研究 →環境問題を核にして学科越えた地域発信型 →自ら考え計画,行動し,地域(現場)力で解決策を練る →指示待ちの回避,やりがい・達成感・マナー ④環境教育のグローバル化 ・学内の複合・融合→異分野、異文化交流の促進 他教育機関との連携(北九州市立大,大連理工大,ESD) ・成果の地域還元 →学生が先生になる,派遣授業(小中幼) →知識と能力の正確な定着 10 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル 展望と課題 ・社会を教育場にする発想がこれまでになかった. 学生主人公→学生,人材が財産、資源である ・体系化していないプログラム →体系化 ・離散的,一過性でない定着,継続の問題 →つづく本格的プログラム,社会循環と教育循環 11 H20釧路高専現代GPシンポジウム(09.2.9)釧路プリンスホテル ご清聴ありがとうございました 12
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