「1220050704」をダウンロード

人口経済論第12回
2005年7月4日(月)
[email protected]
1
機能的な文章を書くためのヒント
参考：山田ズーニー，２００１，『伝わる・揺さ
ぶる！文章を書く』ＰＨＰ新書．(定価660円)
2
文章の7つの要件と基本構成
要件
 意見
 望む結果
 論点
 読み手
 自分の立場
 論拠
 根本思想
文章の基本構成
 論点
 論拠
 意見
3
意見

意見とは何か

なぜ意見が出ないのか

意見を発見する方法
問いをたてる
問いをたてるエリアを広げる
4
問いをたてるエリアの広げ方

時間軸へと視野を広げる

空間軸へと視野を広げる
5
自分
未来
現在
社会
世界
過去
時間軸：過去→現在→未来
空間軸：自分→身の回り→日本社会→世界
6
論点

論点とは何か
テーマと論点は違う
テーマ
男性ファッション
グルメ
タイトル（論点）
●なぜ、日本男子はカジュアルが
下手なのか
●人はなぜ、焼き肉屋を教えたが
るのか
少子化

●日本政府はなぜ少子化を問題視
するのか
論点と意見は呼応する
7
論点の集め方・絞り方・決め方
第1ステップ
候補を集める
論点候補の3つのエリア
1.読み手を洗う、2.テーマを洗う、3.自分の中を洗う
第2ステップ
最終ステップ
絞る
決める
1.自分に切実な動機があるか、2.読み手の要求に叶っているか、
3.自分の力量で扱いきれるか、4.社会的にみて論じる価値があるか
8
論拠
論拠を詰めるこつ
 自分の理由を挙げる
 相手（場合によっては自分と反対意見の持
ち主）の都合からみた理由を想定する
 相手の反対理由を正しく押さえる
 反対理由にあわせた論拠を準備する
9
より説得力のある論拠

1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
問題を多角的にみる
自分の体験・見聞を洗い出す
必要な基礎知識を調べる
具体的事例をみる
別の立場からみる
海外と比較してみる
歴史を押さえる（背景）
スペシャリストの視点を知る
10
より説得力のある論拠

1.
2.
3.
4.
5.
論拠を配列する
優先順位の低いもの→高いものへ
具体的な論拠→抽象度の高いものへ
時間的は配列（問題の背景→現在→未来）
ミクロからマクロへ（個人の実感→社会問題→
社会構造）
賛否（賛成・反対の代表的意見の提示→両者の
共通・差異点→そこから見える問題点）
11
課題エッセイのテーマ





現在の日本の晩婚化・未婚化について、課題エッ
セイを提出すること。
その際にタイトルを1行つけること
条件は「日本の晩婚化・未婚化」である。自分の意見を、
根拠(その意見が出てきた筋道)とともに述べることが重要。
自分の意識でもよいし、一般論でもよい。
授業の内容、配布資料の内容を要約しても評価しない。そ
れらは、自分の意見や授業で出てきていない情報を浮き
彫りにするために必要最小限の引用にとどめるように。提
出は本授業終了後が望ましいが、次回の講義の際でもか
まわない。
「です、ます」もしくは「だ、である」を統一すること。
12
主な論点
未婚化・晩婚化はよいことか？
 未婚化・晩婚化の要因

女性の自立、男女格差
 負け犬（30代未婚・子なし）論
 男性の働き方
 規範、意識の変化

未婚化・晩婚化対策
 日本の結婚の将来

13
図4-1 未婚者の異性との交際: 性・年
齢階級別：男性
総数
(N=276)
58%
35歳以上
(N=59)
17%
75%
30～34歳
(N=49)
12%
61%
25～29歳
(N=65)
16%
48%
20～24歳
(N=103)
18%
54%
0%
20%
22%
16%
29%
18%
40%
10% 3%
60%
5%
26%
80%
6%
1%
100%
交際している異性はいない
友人として交際している異性がいる
恋人として交際している異性がいる
婚約者がいる
14
女性
総数
(N=315)
43%
35歳以上
(N=32)
15%
47%
30～34歳
(N=45)
19%
49%
25～29歳
(N=107)
41%
20～24歳
(N=131)
40%
0%
20%
37%
28%
13%
12%
31%
37%
17%
40%
6%
7%
9%
40%
60%
6%
80%
3%
100%
交際している異性はいない
友人として交際している異性がいる
恋人として交際している異性がいる
婚約者がいる
15
表4-1 交際している異性との結婚希
望:性・年齢階級別
総数
男性
女性
20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
100(N =105)
100(N =160)
100(N =119)
100(N =83)
100(N =36)
100(N =27)
100(N =265)
(%)
結婚したいと特に結婚は
思っている考えていな
60.0
40.0
48.8
51.3
52.9
47.1
39.8
60.2
63.9
36.1
81.5
18.5
53.2
46.8
16

表4-2 結婚を意識したパートナー探し:性別
男性
女性

総数
100(N =261)
100(N =286)
(%)
はい
いいえ
46.4
53.6
45.5
54.5
表4-3 結婚を意識したパートナー探し:結婚に対
する考え別
総数
結婚に対する考え(問16)
できればすぐにでも結婚したい
いずれは結婚したい
このまま独身でいたい
100(N =59)
100(N =425)
100(N =56)
はい
88.1
46.1
5.4
(%)
いいえ
11.9
53.9
94.6
17
表5-1 結婚に関する意思
総数
男性
女性
20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
100(N =102)
100(N =65)
100(N =49)
100(N =56)
100(N =272)
100(N =131)
100(N =104)
100(N =44)
100(N =31)
100(N =310)
(%)
できればすいずれは結このまま独
ぐにでも結婚したい身でいたい
婚したい
9.8
12.3
18.4
21.4
14.3
9.2
14.4
15.9
6.5
11.6
78.4
81.5
75.5
62.5
75.4
84.0
81.7
77.3
54.8
79.4
11.8
6.2
6.1
16.1
10.3
6.9
3.8
6.8
38.7
9.0
18
表5-3 希望する結婚年齢
男性 20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
女性 20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
総数
100(N =90)
100(N =57)
100(N =21)
100(N =12)
100(N =125)
100(N =891)
100(N =68)
100(N =15)
100(N =2)
100(N =174)
何歳でもよい
41.1
31.6
54.3
72.7
47.3
26.4
31.3
63.4
89.5
37.9
(%)
～歳くらい(実数)
27.3
30.0
32.7
42.1
30.4
26.3
28.5
33.1
34.5
27.8
19
表5-4 希望する結婚年齢:実数
総数
男性
女性
問16
平均値
20～24歳
26.6
25～29歳
29.1
30～34歳
32.9
35歳以上
41.0
総数
28.9
20～24歳
27.3
25～29歳
30.0
30～34歳
32.7
35歳以上
42.1
総数
30.4
20～24歳
26.3
25～29歳
28.5
30～34歳
33.1
35歳以上
34.5
総数
27.8
できればすぐにでも結婚したい
29.0
いずれは結婚したい
28.9
度数標準偏差
142
2.6
107
2.1
36
3.4
14
7.9
299
4.5
53
2.4
39
2.3
21
4.1
12
7.8
125
5.5
89
2.4
68
2.3
15
4.1
2
7.8
174
5.5
57
6.1
242
4.0
20
表5-5 結婚適齢期があると思う人の
割合と適齢期の平均年齢
男性 20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
女性 20～24歳
25～29歳
30～34歳
35歳以上
総数
適齢期があると思う人の割合(%)
男性の適齢期
女性の適齢期
41.2 (N =102)
43.3 (N =90)
40.0 (N =65)
52.5 (N =59)
42.9 (N =49)
55.6 (N =45)
33.9 (N =59)
45.5 (N =44)
39.6 (N =275)
48.3 (N =238)
36.6 (N =123)
47.7 (N =130)
46.0 (N =100)
59.0 (N =105)
25.0 (N =44)
37.8 (N =45)
20.0 (N =30)
24.2 (N =33)
36.4 (N =297)
47.6 (N =313)
適齢期の平均年齢(歳)
男性
女性
28.7
26.1
29.8
27.0
32.1
28.2
29.6
26.8
29.8
26.9
29.3
26.7
30.1
27.8
32.2
29.6
29.9
28.1
29.9
27.6
21

Download Report