8koga感染症対策セッション

WAVOCにおける感染症対策
早稲田大学
平山郁夫記念ボランティアセンター
(WAVOC)
古閑 敬浩
2009年夏期 海外実習実施状況
オープン科目* 3科目・28名
【渡航先】
・カンボジア ・オーストラリア
・ルワンダ
ボランティアプロジェクト 10PJ・176名
【渡航先】
・ベトナム ・中国 ・ラオス
・ケニア ・マレーシアなど10ヶ国
※オープン教育センター設置の全学共通科目
本学における夏期休業期間中の
新型インフルエンザ対応
「新型インフルエンザ緊急対策室」を中心に検討
■フェーズ5→6になって・・・
強毒性ではないので、制限しない。
■毒性の変化等によりキャンセルとなった場合、
キャンセル料は学生負担とする。
科目実習の場合は、後期科目の優先履修。
■インフル発症者が1グループで2名以上→中止/帰国の検討
インフルも他の感染症同様、通常の安全・健康管理の枠組
の中で指導
科目/プロジェクトにおける事前指導
科目
・シラバスにリスクを明記
・授業内でリスク管理指導
・出発前の検温実施
・受注型企画
プロジェクト
・海外渡航を安全に終えようセミナー
・現地の医療機関の把握(所要時間、
移動手段)
・現地連絡先の把握
・カウンターパートとの関係構築
科目/プロジェクト
・参加誓約書(本人/保証人の署名)
・大学が包括契約している海外旅行保険への加入義務付け
・海外用の携帯を必ず持参させる
科目/プロジェクト実施中の健康管理
プロジェクト
科目
・教職員が履修生の健康管理
・(引率なしの場合)保健係の学生が
健康チェックシートを使ってメンバー
の健康管理
適宜連絡(進捗状況・健康状態)
WAVOC
傷病時の対応
早大専用ダイヤル(保険会社)
アクシデント
(教職員/学生)
WAVOC(留学C/オープン教育C)
保護者
新型インフル
緊急対策室
学部
科目/プロジェクト実施後の対応
・感染病が潜伏している可能性も
(帰国後、3日間は保険が有効。加えて、特定の感染病は
帰国後30日有効)
・インフルエンザ発症者がいた場合
濃厚接触者向けの注意事項(1週間)に基づき指導する
終わりに~重要な点と課題~
<重要な点>
・出発前の体調管理に関する指導
・保険に関する知識
・親の心子知らず??
<課題>
・発熱の判断基準(何度以上で“発熱”とするか?)
・課外も受注企画型にするか?
・カウンターパートとの関係