PowerPoint プレゼンテーション

ネットワーク
コミュニケーション
02:基本的な考え方について
042103
イントロダクション
 ある朝、研究室(ι407)に行ったら、ハト
がいた…という本当の話。
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ハトの話
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ハトの話
What computers still can’t do
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ハトの話…を拡げてみる
 ハトには、ハトの〈世界〉がある(はず
だ)。
 フォンユクスキュルの『生物からみた世界』
を思い出す。
 立場がちがえば、空間や場所についての認識
はちがう。
 なぜ、ハトは来たのか:配管工事が理由かも
しれない。
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ハトのことを知った理由
 じつは、知っていた。
 http://www.fklab.net/fkcam.html
 〈見えてしまう〉ということ
 〈見た〉(=見えた)ということの意味
 実態をともなわなくても、〈見えた〉という
ことが心理状態や行動様式にを変えうる。
 〈時間・場所〉についての感覚が拡張(場合
によっては縮小)する。
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この授業の出発点
 ふつうのひとの、ふつうの生活を考え
る。
 ひとは、それぞれの時間・空間を生きて
いる。
 そして、生活のなかにさまざまな〈つな
がり〉がある。
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考えるべきテーマたち [1]
 ネットワークという〈つながり〉を理解す
る。
 はじまり/出会う:〈つながり〉はどのよう
に生まれるか。
 関係の維持と修復:〈つながり〉はいかにし
て維持されるか。問題はどのように修復され
るか。
 おわり/別れ:〈つながり〉はどのように消
えるか。
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考えるべきテーマたち [2]
 〈リアリティ〉をどうとらえるか。
 技術(メディア):コミュニケーション機会
はどのように実現されるか。
 メッセージ性:どのようなコミュニケーショ
ンが〈リアリティ〉をもつのか。
 モード:テキストによるコミュニケーション
の可能性と限界についてどう考えるか。
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考えるべきテーマたち [3]
 〈わたし〉について考える
 アイデンティティ:コミュニケーションのプ
ロセスのなかで、じぶんをどのように実感す
るか。
 ハンドルネーム
 プレゼンテーション:じぶんをどのように呈
示するのか。
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考えるべきテーマたち [4]
 コミュニケーションの重層性
 ニアミス:リアルとリアルが触れ合う場所と
時間
 アイデンティティ・マーカー
 組み合わせ・使い分け:状況に応じて、どの
ようにしてコミュニケーション
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どのようにして考えるか
 ゲームとしてのコミュニケーション




構造化・単純化
役割の明確化
体験の共有
リスクの回避
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ネコミゲーという〈場〉
FTF
ネコミゲーという〈場〉を
語るためのボキャブラリー
授業
CMC
ネコミゲー
概念化のための共通体験
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研究対象としての「ニアミス」
FTF
ネコミゲーという〈場〉を
語るためのボキャブラリー
授業
CMC
ネコミゲー
概念化のための共通体験
授業中のできごと
が日常生活に漏出
する。
ストレス
トラブル
マーカー
ゲームの中のできご
とが日常生活に漏出
する。
「ニアミス」の可能性
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気づき
創造
マーカーの役割
 日常生活の時間・空間に対する感覚を変容
させる。Ihde, D.(1979)
 拡張(amplification)
 縮小(reduction)
 相手を識別する。
 ひとをさがす・ひとから逃れる
 じぶんを確認・再確認する。
 余韻または予兆としてのマーカー
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最終的にめざすもの
 じぶんの経験について語る。
 ネットワークコミュニケーションについ
て、体験を共有する。
 コミュニケーションの足跡をかたち(た
とえば冊子)にする。
 あとでふりかえることによって、再度、
〈現場〉に帰ってみる。
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コミュニケーションについて考える。
コミュニケーションという概念は、ど
のようにとらえられてきたか。
“ネットワークコミュニケーション”に
ついて語るためのボキャブラリー(も
のの見方・考え方)を獲得する。
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コミュニケーションの研究の概要
 実践的なテクニックとしてのコミュニ
ケーション
 研究対象としてのコミュニケーション
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初期のコミュニケーション研究
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズム
 説得の「技法」としてのコミュニケー
ション
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ジャーナリズム
ニュース(いろいろな出来事)を記録し、
公開する。
3700年前、エジプト
1690年(アメリカ・ボストン):Publick
Occurences Both Foreign and Domestick
1905年 University of Wisconsin
 初のジャーナリズムのコースを開講
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20世紀前半の
コミュニケーション研究
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズム
ラジオ (1920s)
マスメディア
マスコミュニケー
ション
テレビ (1940s)
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20世紀前半の
コミュニケーション研究、さらに…
 コミュニケーションの特質
 コミュニケーションの役割
 人間にとってコミュニケーションとは
 “複合領域”としてのコミュニケーション研
究
 人類学、心理学、社会学、言語学など
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:40~50s
 人類学
 ボディ・ランゲージ(身振り、ジェス
チャー)
 非言語(non-verbal)コミュニケーション
 心理学
 社会的影響(力)・態度変容
 コミュニケーションの役割・影響
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:40~50s
 社会学・政治学
 → 世論調査など
 マスコミュニケーション研究
 言語学
 言語の役割
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:60s
 統合、融合への動き
 レトリックとスピーチ
 ジャーナリズムとマスメディア
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20世紀後半の
コミュニケーション研究:70~80s
 人と人とのコミュニケーション
 情報科学、情報システム論
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コミュニケーション研究の領域
 グループ(組織)コミュニケーション
 政治コミュニケーション
 国際コミュニケーション
 異文化コミュニケーション
 リスクコミュニケーション
 ネットワークコミュニケーション
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ネットワークコミュニケーション
 ネットワーク+コミュニケーション?
 ネットワークコミュニケーション?
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