ログイン名とパスワード ログイン名 TPC13022 パスワード J9ppznhv プログラミング入門の入門③ 情報通信学部 情報メディア学科 濱本和彦 http://www.dm.u-tokai.ac.jp/~hama 言語の学習としてのプログラミング 基本文型を覚えよう – 英語には「基本5文型」があります。 S+V S+V+C S+V+O S+V+O+O S+V+O+C – プログラミング言語に基本文型はあるのでしょ うか? あります! 言語の学習としてのプログラミング 基本文型を覚えよう – 「制御構造」とも呼ばれます。文(処理)の並べ方 の決まりです。次の3つです。 順次構造 – 順番に処理を実行していく構造。 選択構造 – もしAならば処理Bを実行し,そうでない場合処理Cを実行す る。 繰り返し構造 – Aが成り立っている間,処理Bを繰り返し実行する。 – 全てのプログラムは,この3つの構造で書かれ ています 言語の学習としてのプログラミング 基本文型を覚えよう – 「制御構造」とも呼ばれます。文(処理)の並べ方 の決まりです。次の3つです。 順次構造 – 順番に処理を実行していく構造。 選択構造 – もしAならば処理Bを実行し,そうでない場合処理Cを実行す る。 繰り返し構造 – Aが成り立っている間,処理Bを繰り返し実行する。 – 全てのプログラムは,この3つの構造で書かれ ています とりあえず。。 program4.c を入力して実行してみよう。 if文を使ったプログラム 「数値nが数値mと同じならば 「大当たり!」,そうでないとき は「残念!」と表示する。 これが,条件処理の基本形に なります。 これは,右の図のように図式 化すると分かり易くなります。 これをフローチャートと言いま す。 プログラムは,このように図式 化して,これを組みあわせて 作ると作りやすくなります。 条件 真 処理1 大当たり! nとmが 等しい 偽 処理2 残念! if文を使ったプログラム 条件 真 処理1 大当たり! nとmが 等しい if( 偽 処理2 条件 処理1 } else{ 処理2 残念! } ){ 関係演算子と等価演算子 二つの値の大小関係を判定する演算子です。 関係演算子 演算子 > >= < <= 説明 記述例 記述の意味 より大きい if(a>100) より大きいか等しい if(a>=100) aが100以上なら より小さい if(a<100) より小さいか等しい if(a<=100) aが100以下なら aが100より大きいなら aが100未満なら 等価演算子 演算子 説明 記述例 記述の意味 == 等しい if(a==100) aが100なら != 等しくない if(a!=100) aが100でないなら 次のように書き直してみましょう 条件 真 処理1 残念! nとmが 異なる 偽 処理2 大当たり! 四捨五入のプログラムを考えよう 実数を,小数第一位で四捨五入して整数 にするプログラムを考えましょう。 コンピュータでは,変数に「型」が決まって います。 – 実数型:実数を扱うことが出来ます – 整数型:整数だけ扱うことが出来ます 整数型の変数に小数値を代入すると,少 数以下は切り捨てられて無くなってしまい ます。 四捨五入のプログラムを考えよう 次のプログラムで試してみましょう #include <stdio.h> void main(void) { double x; int y; printf("少数値を入力して下さい。"); scanf("%lf", &x); y = (int)x; // 整数値に変換します。 printf("整数値に変換すると%lfは%dとなります。\n", x,y); } 四捨五入のプログラムを考えよう ただ整数値に変換するだけだと,0.9であって も切り捨てられてしまいます。 “.0”~“.4”までは切り捨てて,“.5”~“.9” の時は切り上げるような,「四捨五入」を計算す るには,どうすれば良いでしょうか? それには,次のような計算をしてから整数値に 変換(少数以下切り捨て)します。 – 小数値が正の時は, 0.5 を 足し算 する – 小数値が負の時は, 0.5 を 引き算 する 四捨五入のプログラムを考えよう program5.c 実数aを入力 a>0 a=a+ ; a=a- – aが正の場合, 追加 – aが負の場合, 引く ; 整数b=(int)a; まず,実数aを入力し ます。 if文を使い処理を分 岐します。 を を 整数値に変換すると 小数点以下を切り捨 てて整数値となりま す。
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