養成講座Ⅲ

平成21年度 内閣府 官民パートナーシップ確立のための支援事業
「街道案内人」と歩く
結の湖都大津!!
主 催
協 力
やじのたまり場 ~セカンドライフサロン~
大津市市民部市民協働推進室・大津市ボランティアセンター
大津にある『街道』をあなたが
案内してみませんか!!
街道案内人養成講座
養成講座Ⅲ
本年の事業計画と目的
おやじのたまり場 副会長
西澤 勝
街道案内人養成講座
第1回
7月31日(金)
13:30~16:30
講座Ⅰ 大津の歴史と街道(講師:木村至宏先生)
講座Ⅱ 平成20年度街道ウォークの取組み
平成20年度の大津市新パワーアップ事業として実施した
街道ウォークの取組みに学びます。
第2回
8月4日(火)
13:30~16:30
講座Ⅲ 本年度の事業計画と目的
講座Ⅳ コース毎の取組み計画の検討
コース毎に、調査やガイドブック作成に向けての手法を討
議検討します。
第3回
8月5日以降、
8月末まで
実技 コース毎にフィールドワーク
現地に出向いて、歴史や伝承の調査・聴き取り作業を行い
ます。
第4回
9月1日~
9月15日
実技 コース毎のガイドブック作成
現地調査で得られた資料に基づき、歴史文献を参考にして
コースガイドブックを作成します。
平成21年度「官民パートナーシップ確立
のための支援事業」の公募について
(目的)
NPOと地方公共団体が円滑に協働事業を進め
られるような基盤づくりのために、地域再生計画と
連動して、NPOと地方公共団体との協働事業につ
いて、企画段階から実施、評価までの工程を支援し、
「官民パートナーシップによる地域活性化モデル」と
して広く情報提供を行うことにより、NPOと地方公共
団体のパートナーシップ確立のための基盤形成に
資するものとします。
(内閣府ホームページより抜粋)
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事業企画書より
1.事業名:『街道案内人』と歩く 結の湖都おおつ!
 地域再生計画名:大津の歴史と文化を再発見プロジェクト
 実施NPO:おやじのたまり場~セカンドライフサロン~
 地方公共団体名:大津市
2.事業の背景・目的
3.事業の概要
4.事業の具体的な実施方法
5.事業によって期待される効果
6.事業概要図
7.事業スケジュール
2.事業の背景・目的
 大津市は、滋賀県の県庁所在地として人口33万人を超える都市であ
ることに合わせ、市域一帯が琵琶湖と比良・比叡・田上連峰に囲まれ
た風光明媚な土地であり、古くは近江大津京が置かれたほか、比叡
山延暦寺や園城寺(三井寺)などの門前町、東海道・北国海道の宿
場町、琵琶湖水運の拠点となる港町、江戸時代の膳所城をはじめと
する城下町など、いつの時代にあっても人・モノ・情報の行き交う枢要
な都市として栄えてきた。さらに、平成6年に比叡山延暦寺がユネス
コ世界文化遺産に登録され、平成15年には全国で10番目の古都指
定を受けたところである。
 全国でも有数の文化財や風光に恵まれながら、そこに住む市民も企
業も行政も、その価値を活かしきれず、ある意味では価値の評価に
対する認識も不十分な状況にある。
 観光資源(歴史・文化・景観等の資源)の掘り起こし段階から広く一般
市民を加え、それら資源を発信する「街道案内人」を養成するととも
に、街道ウォーク時の写真コンテストや美化活動など内容を充実させ
て、街道ウォークの事業を行おうとするものである。
3.事業の概要
 結の精神につながる元気な協働のまち興しとして、古い街道
の歴史や伝承・文化を堀おこし、手づくりのガイドブックの作
成に市民の参加を呼び掛け、人材の養成を図るとともに、街
道ウォークを開催して、大津の歴史や街の素晴らしさを再認
識する。
また、文化財の清掃や手入れなど社会貢献活動するととも
に、写真コンクールやDVDの作成で、ガイドブックと合わせて、
地域からの発信のツールを整えるとともに、総括フォーラムを
開催して事業の締めくくりを行う。
4.事業の具体的な実施方法
(1)事業の運営
(2)事業の実施
①「街道案内人」養成講座
②事業Ⅰ-街道再発見ウォーキング(4コース)
③事業Ⅱ-街道再発見ウォーキングからの発展
(ア) 写真コンテスト
(イ) 文化財美化活動
(ウ)DVDの作成
④総括フォーラム
⑤人材登録
(1)事業の運営
全体会議と運営会議(2チーム)とにより事業を運営する。
①全体会議・運営会議の開催(7月下旬~2月)
○全体会議
・事業参加会員並びに、参加する一般市民を交えて、意
見集約と意思統一を図る全体会議を開く
○運営会議
・『街道案内人』と歩く総括チーム(6名)
メンバーは本会副会長をチーフに、各コース責任者で編
成し、的確に活動が推進するために設置する
②事業運営事務局
・事業進行管理と把握、会計処理、役割分担の決定、人
材確保などを行う。
③ホームペ-ジの運営
・事業の活動状況をホームページにのせて全国発信する。
(2)事業の実施
① 『街道案内人』養成講座
(ア)講座の開催
・募集期間(10日間) 7月下旬~
・開催(8月)
・募集人員 各コース8名(総員32名)
・養成講座内容
第1回 講座Ⅰ 日本の古道について
講座Ⅱ 大津の歴史と街道
第2回 講座Ⅲ 本年度の事業計画と目的
講座Ⅳ コース毎の取り組み計画の検討
第3回 実技 コース毎にフィールドワーク
第4回 実技 コース毎のガイドブック作成
(イ)コースガイドブックの作成
養成講座の中でフィールドワークを通じ、古老を訪ねる等現地調査を
重ねて、コースガイドの作成。
②街道再発見ウォーキング
(4コース)実施(10~11月)
 各コースウォーキング実施にともなうコースガイド、参加
者の引率その他、以下の活動の展開






ウォーキング時の携帯マイク・救急箱の購入確保手配(9
月下旬~)
参加者の行事保険加入、作成したコースガイドの配布
『街道案内人』帽子・腕章など引率者用資材の確保(各
コース6名分)
神社仏閣・文化財への拝観料(或は謝金)の用意
実施日の昼食会場の確保(借上げ手配)
参加者へのアンケートの実施とその集計
街道再発見ウォーキング(4コース)
Aコース:旧東海道
(粟津→鳥居川→瀬田橋→橋本→大江→月輪)
Dコース
Cコース
Bコース
Aコース
Bコース:北国海道
(近江神宮→唐崎→七本柳→東南寺→比叡辻
→来迎寺→日吉大社→西教寺)
Cコース:北国海道
(雄琴駅→衣川→本堅田(浮御堂・天然図画亭)
→真野→和邇)
Dコース:山中越(古道を歩く)
(滋賀里→百穴古墳→崇福寺跡→志賀の大仏
→よこての地蔵→志賀峠→山中町→比叡平)
Aコース:旧東海道
粟津→鳥居川→瀬田橋→橋本→大江→月輪
Bコース:北国海道
近江神宮→唐崎→七本柳→東南寺→
比叡辻→来迎寺→日吉大社→西教寺
Bコース
Dコース
Dコース:山中越(古道を歩く)
滋賀里→百穴古墳→崇福寺跡→志
賀の大仏→よこての地蔵 →志賀
峠→山中町→比叡平
Cース:北国海道
雄琴駅→衣川→本堅田(浮御堂・天
然図画亭)→真野→和邇
③街道再発見ウォーキングからの発展
(ア) 写真コンテスト
ウォーキングでの写真コンテストを行い、大津の
魅力・歴史・文化を発信する。
(イ) 文化財美化活動
ウォーキング実施コースにおいて、寺院・古道な
どの清掃、美化活動を実施する。
(ウ)DVDの作成
養成講座等の議論を経て、ウォーキングコース
中の1コースを選定してDVDを作成し、街道
ウォークを啓発・発展させる器材として活用を図
る
③街道再発見ウォーキングからの発展
(ア)写真コンテスト
・大津の歴史と文化を大発見 「写真コンテスト」
実施
・各コースから担当者を選出し写真コンテスト班
を編成。写真の技量の高い会員も参加を要請
・写真コンテスト班(8名)の編成と活動の展開
・写真コンテスト班で内容の検討
・審査員の選定と謝金、入賞者への賞品確保、
市長賞等への依頼
③街道再発見ウォーキングからの発展
(イ)文化財美化活動
・おもてなしの心の醸成と地域貢献活動
・各コースから担当者を選出し地域貢献活動班
(8名)を編成。事業運営事務局と共に内容を
検討
・活動は多様性があるので、コースごとに、自治
会や機関団体と協議
・検討会場の借用並びに、ごみ袋等必要資材の
購入確保
・参加者へのアンケートの実施とその集計
③街道再発見ウォーキングからの発展
(ウ)DVDの作成
・養成講座等の議論を経て、ウォーキングコース
中の1コースを選定してDVDを作成し、街道
ウォークを啓発・発展させる器材として活用を図
る。
・『街道再発見ウォーキング』活動中の記録をD
VD作成する。
・各コースからも担当者選出、広報役員も参画
④総括フォーラム(2月)
4つの街道ウォークの終了後に、次の内容でのフォーラムを
開催する。
・街道案内人によるウォーキングのコースの紹介と実施報
告とその資料作成
・写真コンテストのパネル展示と表彰式
・大津の街道やまちの歴史に学ぶ記念講演会
・写真コンテストパネル展示、表彰式設営
・会場設営班編成し、受付、案内、講師接遇、配布資料準
備、配布など分担
・啓発展示物の配置
・参加者へのアンケートの実施とその集計
・開催案内チラシの作成及び配布
⑤人材登録(1~2月)
・人材登録機関に届けるとともに、活動の機会を
つくる。
・来年度以降、養成講座を修了した者によるネッ
トワークづくりの企画に活かしていく。
5.事業によって期待される効果
 5-1:実施に向けた準備
・「おやじのたまり場~セカンドライフサロン~」の
具体的な任務と役割が明らかになることにより、
団体としてのモチベーションが高まる。
・団体のその他の活動も活性化する。
・市民に呼び掛けることにより、埋もれた地域資
産に対する認識が深まる。
5.事業によって期待される効果
 5-2:事業の具体的な成果
・地域の歴史や伝承・文化を学ぶとともに、地域の
歴史に対する関心が一層深くなる。
・企業などを退職された高齢者の地域社会への参
加(会社人から社会人へ)のきっかけとなり、生き
がいづくり・健康づくりに繋がっていく。
・街道を歩き、歴史と文化を再発見、発信すること
により細くて長い大津市(JRの駅の数)の地域間
がつながり、ネットワーク化の推進が一層図れる。
5.事業によって期待される効果
 5-3:協働の成果・効果
・NPOとの協働によって、行政への市民参加、歴
史、文化、観光など所管部局間の新たな連携が
行われることとなる。
・行政では不可能な特定の地域、課題についての
取り組みが可能となる。
・ボランティアガイドなど、新たな人材集団との連携、
行政施策への活用が見込まれる。
5.事業によって期待される効果
 5-4:地域や住民に対する効果
・退職高齢者の地域参加の増加が期待できる。
・地域の観光資源の活用に支援が期待できる。
・企業や団体の枠を超えた地域での人的な交流が
活性化する。
6.事業概要図
7.事業スケジュール
平成21年度 内閣府 官民パートナーシップ確立のための支援事業
「街道案内人」と歩く
結いの湖都 おおつ!!