アナログ/デジタル放送の 周波数割り当て 電波利用の現状 地上波アナログ放送(1) VHF帯(90~222MHz)を利用 一チャンネルあたり6MHzを割り当て 占有帯域幅が大きいため、隣接チャネル間で 干渉が発生する 同一の電波を時間差をおいて受信するとゴー ストが発生する 隣接地域で同一周波数が使えず、周波数の 利用効率が悪い 地上波アナログ放送(2) 現行TV放送のチャネルと周波数帯域 チャネル 周波数(MHz) 1 90-96 2 96-102 3 102-108 4 170-176 5 176-182 6 182-188 7 188-194 8 192-198 9 198-204 10 204-210 11 210-216 12 216-222 地上波デジタル放送(1) UHF帯(470~770MHz)を利用 1チャンネルあたり6MHzを割り当てる HDTV1チャンネルあたり6MHz SDTV1チャンネルあたり1.5MHz 既存のアナログUHF局との混信対策として 300MHzの帯域幅を確保 2002年12月18日現在、NHKと民放各社が 17社22局の免許を申請 地上波デジタル放送(2) 地上波デジタル放送の方式 映像符号化方式 MPEG-2 Video 音声符号化方式 MPEG-2 Audio(AAC) 多重化方式 MPEG-2 Systems 変調方式 BST-OFDM QPSK,16QAM,64QAM キャリア マルチキャリア 帯域幅 ~6MHz 情報レート ~23Mbps 衛星放送の周波数割り当てと 方式 BSデジタル放送の 周波数割り当てと事業形態 BSデジタル放送 放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)を利用 した放送 ITUの使用計画に基づき、国ごとに利用可能 な周波数および衛星軌道が割り当てられる 放送事業者がコンテンツ制作と無線局運用・ 配信を行う CSデジタル放送の 周波数割り当てと事業形態 CSデジタル放送 通信衛星(CS:Communication Satellite)を利用した 放送 ITUでは通信衛星業務用の周波数帯のみが定められ ており、各国間の調整で周波数および衛星軌道位置 の割り当てを決めている 受託放送業者が無線局の免許を持ち、衛星等の管理 運営を行う 委託放送事業者がコンテンツを制作し、受託放送事 業者の設備を使用して放送を行う BSデジタル放送の 衛星軌道位置と利用周波数 BSデジタル放送の衛星軌道位置および利 用周波数 アナログ: BSAT-1a 東経110度 4波 デジタル: BSAT-2a CSデジタル放送の 衛星軌道位置と利用周波数 CSデジタル放送の衛星軌道位置および利用周 波数 N-SAT-110 (CS110度) 東経110度 12波 (予備免許 中) JCSAT-4A (スカイパーフェクTV) 東経124度 16波 JCSAT-3 (スカイパーフェククTV) 東経128度 20波 SUPERBIRD-C (放送休止中) 東経144度 JCSAT-2 (アナログPCM音声放送、データ放送) 東経 124度 2波 BSデジタル放送の方式 BSデジタル放送の方式 映像符号化方式 MPEG-2 Video 音声符号化方式 MPEG-2 Audio AAC (Advanced Audio Coding) 多重化方式 MPEG-2 Systems 変調方式 TCBPSK、QPSK、BPSKの切替可能 キャリア シングルキャリア 帯域幅 34.5MHz 情報レート 最大52Mbps CSデジタル放送の方式 CSデジタル放送の方式 映像符号化方式 MPEG-2 Video 音声符号化方式 MPEG-2 Audio AAC (Advanced Audio Coding) 多重化方式 MPEG-2 Systems 変調方式 QPSK キャリア シングルキャリア 帯域幅 27MHz 情報レート 約34Mbps
© Copyright 2024 ExpyDoc