卒論 中間発表

センサネットワークにおける
グルーピング機構
move! B3 hiko
Ubiquitous Computing

身の回りのモノがネットワークにつながる


計算能力を持たないモノにもタグやセンサノードをつけてス
マート化する
モノが置かれた状態を提供する

位置情報、温度、照度など
モノのまとまりを必要とするサービス


忘れ物を知らせてくれる
箱の中に入っている物のリストを作りたい
・・・etc
忘れ物検知アプリケーション



普段持ち歩いているモノで忘れたモノ
ユーザと同じ動きをしているモノから外れたモノ
センサやタグから得られた状態が同じだったモノ
から外れたモノ
アプリケーション開発者の負担

センサからの値を解析する必要がある


外れ値を取り除く
閾値を決定する
→アプリケーション開発者の負担が大きい
目的

アプリケーション開発者の負担を減らす

アプリケーションの要求に応じたグルーピング情報を
自動的に作成し提供する
対象アプリケーション

グループ生成型

グループが生成されたイベントの検知


例)梱包リスト生成、ドアノブで個人認証
グループ変更型

グループから何かが外れたイベントの検知

例)忘れ物検知
アプリケーションの要求
グループ
生成
グループ
変更
期間
特定のモノと
のグループ
梱包リスト作
成
○
×
継続的
箱
加速度・温
度・照度…
ドアノブ
個人認証
○
×
瞬間的
ドアノブ
加速度
○
○
継続的
所有者
加速度・温
度・照度…
忘れ物検知
コンテキスト
機能要件
1.
グルーピング情報の提供

2.
グループの生成・変更イベントの検知
グルーピング条件の指定


瞬間的グループ・継続的グループ
コンテキスト

3.
加速度・温度・照度・音量…
グルーピング情報の蓄積


継続的なグルーピング
グループ検索要求に応答する必要性
システム構成図
アプリケーション
イベント通知
検索要求
検索結果
条件指定
API
検索結果
期間
センサノード
検索要求
グループ管理部
グループ情報
条件
グループ度
条件
グループ生成部
予備グループ
予備グループ生成部
処理済センサ情報
センサ情報処理部
センサ情報
通
信
管
理
部
センサ情報処理部

センサから情報を取得し、値を加工処理する


外れ値の除去
比較しやすいデータへの加工
API
グループ管理部
条件
条件
グループ生成部
予備グループ生成部
センサ情報処理部
通
信
管
理
部
予備グループ生成部

予備グループを生成する

予備グループ生成率を変更可能

グループ内の結びつきを示すグループ度を指定する
API
グループ管理部
条件
条件
グループ生成部
予備グループ生成部
センサ情報処理部
通
信
管
理
部
グループ生成部

予備グループから実際のグループを生成する

条件に生成までの時間を指定できる
API
グループ管理部
条件
条件
グループ生成部
予備グループ生成部
センサ情報処理部
通
信
管
理
部
グループ管理部


グループ情報を蓄積・管理する
アプリケーションからの検索要求に応える
API
グループ管理部
条件
条件
グループ生成部
予備グループ生成部
センサ情報処理部
通
信
管
理
部
通信管理部

他のセンサノードとの送信・受信をする
API
グループ管理部
条件
条件
グループ生成部
予備グループ生成部
センサ情報処理部
通
信
管
理
部
実装

プロトタイプ実装として照度によるグルーピング
システムを作成した。
関連研究

Smart-Its Friends


2つのセンサノードを持って一緒に振るとグループ化
される
Grouping Mechanisms for Smart Objects Based
On Implicit Interaction and Context Proximity

モノの動きのみによるグルーピング機構
今後の予定



8、9月
10月
11、12月
実装
評価
執筆
まとめ

グルーピング機構の提案


まとまりを必要とするアプリケーションの存在
アプリケーション開発者の負担を減らす