金融制度の枠組み Xパート 佐々木・佐野・澤・古田 金融機関 • かなり大まかな金融機関の分類 – 日本銀行 – 民間金融機関 – 公的金融機関 一枚のスライドに収めようとすると 見る気を無くすので、一個ずつ見ていこう☆ 日本銀行 まぁ、もう皆さんご存知でしょう。 わが国の中央銀行☆ 日銀の機能として、以下の3つが挙げられます。 発券銀行としての機能 銀行の銀行としての機能 政府の銀行としての機能 民間金融機関 • ここは金融機関の中で一番種類の多いとこ。 文字が多くなるけど勘弁してください(>人<) • とりあえず大まかに三つあります。 – 預金取り扱い金融機関 – 非預金取り扱い金融機関 – その他の金融機関 預金取り扱い金融機関 • 普通銀行 – 都市銀行 – 地方銀行 – 第二地方銀行協会加盟地方銀行 – その他地方銀行 – 在日外国銀行 – 新たな形態の銀行(ネット専用銀行やコンビニATM) 預金取り扱い金融機関 • 長期金融機関 – 長期信用銀行 – 信託銀行 預金取り扱い金融機関 • 協同組織金融機関 – 信用金庫 – 信用組合 – 労働金庫 – 農業協同組合 – 漁業系組合組織 – 森林組合 – 農林中央金庫 非預金取り扱い金融機関 • 証券関連 – 証券会社 – 証券金融会社 – 投資信託委託会社 – 投資顧問会社 ちなみに… 一世を風靡した村上ファンドは 投資顧問会社にあたります。 非預金取り扱い金融機関 • 保険関連 – 生命保険会社 – 損害保険会社 – 各種共済制度 非預金取り扱い金融機関 • ノンバンク – 消費者信用 • 住宅金融会社 • 消費者信用会社 – 消費者金融 – 販売信用 – 事業者信用 • リース会社 • ファクタリング会社 • ベンチャーキャピタル 先生が愛してやまない帝国金融は消費者金融にあたる!! その他金融機関 • 抵当証券会社 • 短資会社 公的金融機関 • 大まかに分けて – 郵政公社 – 政府金融機関 のふたつがある。分類として郵政公社の下は 無いので郵政公社は飛ばします。 ☆郵政公社は本体参照☆ 政府金融機関 • • • • • • • • • 日本政策投資銀行 商工組合中央金庫 公営企業金融公庫 国際協力銀行 国民生活金融公庫 中小企業金融公庫 農林漁業金融公庫 沖縄振興開発金融公庫 住宅金融公庫 一章まとめ • ホントに色々な金融機関がありますな。 この一つ一つが機能を果たして 今の金融制度を支えているわけです。 逆に言えば、これらの一つでも欠けてしまった ら金融機関は正常に働かなくなってしまうと 言えるでしょう☆ 株式 – 株式の取引形態による分類 • 上場株 • 店頭株 • 未公開株 – 株式の取引単位による分類 • 単位株 • ミニ株 株式 • 株式の発行企業の国籍による分類 – 日本株式 – 外国株式 • 株式の様式による分類 – 額面株 – 無額面株 株式 • 株式の権利内容による分類 – – – – – – – – 普通株 優先株 後配株(劣後株) 混合株式 償還株式 転換株式(転換予約権付き株式) 子会社運動配当株(トラッキング・ストック) 店頭株式 公社債 • 発行体による分類 – 公共債 – 民間債 – 外国債 • 利払い方式による分類 – 利付債 – 割引債 公社債 • 国債 – 歳入債 – 操延債 – 融通債 – 建設国債 – 特例国債 – 借款国債 – 財投債 公社債 • 地方債 – 公募地方債 – 非公募地方債 – ミニ地方債 • 政府関係機関債 – 政府保証債 – 財投機関債 – 非政府保証債 公社債 • 地方公社債 • 金融債 • 事業債 – 無担保社 – 担保付社債 – 転換社債 – 株価連動債 – ワラント債新株予約権付社債 公社債 • 外債 – 外貨建て外債 – 円貨建て外債 – 二重通貨建て外債 手形 • 約束手形 • 為替手形 融資 • 貸付期間による分類 – 短期融資 • 手形割引 • 手形貸し付け • 当座貸し越し – 長期融資 貯蓄 • 預金の分類 – 流動性預金 • 普通預金 • 貯蓄預金 • 当座預金 • 通知預金 • 納税準備預金 貯蓄 • 定期性預貯金 – スーパー定期 – 大口定期 – 積立定期預金 – 定期積金 – 期日指定定期預金 – 変動金利定期預金 金融市場 • 取引形態による分類 – 市場型取引市場 – 相対型取引市場 • 証券の発行形態 – 直接募集 – 間接募集 – 引受契約 金融市場 • 期間による分類 – 短期金融市場 • インターバンク市場 – コール市場 – 手形売買市場 • 手形コール市場の特性と取引形態 • オープン市場 – – – – – 債権現先市場 CD市場 CP市場 FB市場 TB市場 金融市場 – 長期金融市場 • 機能上の分類 – 発行市場 – 流通市場 • 債券市場 – – – – – – – 国債市場 地方債市場 政府保証債市場 普通社債市場 金融債市場 転換社債型新株予約権付社債 新株予約県付社債市場 • 金融派生商品(デリバティブ)市場 – 先物市場 – オプション市場 おまけ さてさて、今までの所は正直かなり大雑把に説明しま した。なんで分かんない所は本文を参考にして頂き たいっす。 んで、先生に調べろって言われたところだけをやっても つまらんので、僕らなりの考察を加えてみました☆ 稚拙なのは分かってますけど、我慢して聞いてくださ ると嬉しいです♪ 今回のレポートで気づいた点 金融商品の多様さ、複雑さ • これだけの金融商品を果たして消費者は理 解しているのか? • トラブルは起きないのか?また、それに対す る法は? ↓ そもそもなぜこんなにも複雑に?何を契機に? 金融トラブルとその対処法 過去のトラブル事例 「預貯金と思ってください」とだけ言われ、リスクの説明がなく株式投信を購入。結局、 元本が半分になってしまった。 為替リスクの説明がなく、「利率がいい」と勧められるままに外貨預金にしたら、円高 の影響で元本割れしてしまった。 「利率、額面は確定」と言われ社債を購入。ところが、信用リスクの説明がなく社債 発行の企業が倒産して、紙クズ同然になってしまった。 ↑ こうした事例は、販売業者の金融商品に関する説明不足が原因で引き起 こされる ↓こんなときには・・・ 金融商品販売法(2001年4月施行) ・・・販売業者に損害賠償が出来る 消費者の声 金融ビッグバンとは? • 1996年第二次橋本内閣が提唱した、金融制度改革。 • 金融市場の規制を緩和・撤廃して、金融市場の活性化や証券業界の国 際化をはかろうというもの フリー(市場原理が働く自由な市場) フェア(透明で信頼できる市場) グローバル(国際的で時代を先取りする市場) の三つのテーマに基づいて進めら れた 例)ペイオフ解禁 外為法改正 銀行と証券、生保と担保の業務相互参入 間接金融から長接金融へ 金融ビッグバン以後 • 規制緩和で金融商品のラインナップが飛躍 的拡大 ビッグバン以前・・・金融機関の破綻は社会に深刻な影響を与えかねない→ 金融機関同士の競争禁止 家計経済は未熟→ハイリスク、ハイリターン商品により、 家計の金融資産を傷つけることは避けよう ビッグバン以後・・・金融機関を取り巻く規制が解除され、各金融機関が自由 に新しい商品を作るようになった 例)投資信託の証券会社以外の金融機関の販売 ビッグバンが我々にもたらしたもの • 自己責任原則 護送船団方式・・・金融機関とともに消費者側も保護 ビッグバン→護送船団方式はなくなりつつあり、消費者は選択 の自由を得た。 選択の自由→自らが選んだ金融商品に対する、リターンだけで なく、リスクも受け入れる必要がある。 ビッグバンがもたらす恩恵を十分に享受されるためには・・・ 金融商品に関する知識を十分に持ち、金融商品の選択眼を養 う必要がある。 ~Fin~
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