平成28年1月から、公社債・公社債投資信託の税制が大幅に変わります！金融所得課税の一体化公社債・公社債投資信託の課税方式の見直しと損益通算範囲の拡大公社債※1・公社債投資信託の譲渡益が課税対象となります。公社債・公社債投資信託の売買や償還に係る損益、利子や分配金が、上場株式等の譲渡損益や配当等と通算できるようになります。また、確定申告を行なうことで、損失の3年間の繰越控除が可能となります。平成28年1月公社債の譲渡損益※2 非課税上場株式等との通算不可 20％ ※4 公社債の償還差益公社債の利子等※3 累進税率（総合課税）上場株式等との通算不可（申告分離課税）上場株式等との通算可損失の3年間の繰越控除可 20％※4（源泉分離課税）上場株式等との通算不可特定口座の対象商品の拡大公社債・公社債投資信託が特定口座の対象になります。特定口座の源泉徴収あり口座の場合※5、特定口座内にて源泉徴収や損益通算を行ないます。＊経過措置として、平成28年1月1日以前に取得した一定の公社債等について、平成28年1月1日から平成28年12月31日までであれば、特定口座に受け入れることができる予定です。 ※1 本資料の公社債とは、特定公社債（国債、地方債、外国国債、外国地方債、公募公社債、上場公社債等）を指します。 ※2 平成27年中の公募公社債投信の買取時および平成28年以降の公募公社債投信の換金・償還時の損益を含みます。 ※3 公社債の利子の他、公募公社債投資信託（MRF・MMF等）の収益分配金、平成27年中の償還差益を含みます。※4 復興特別所得税は考慮しておりません。※5 配当所得や利子所得は源泉徴収なし口座でも源泉徴収されます。商号等：大和証券株式会社金融商品取引業者関東財務局長（金商）第108号加入協会：日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会 Q 「特定口座」はどのような制度なのですか？ A 特定口座を開設するとその口座で行なわれた取引について、取得価額の計算から損益通算後の所得の計算までをお客さまに代わって大和証券が行ない、「特定口座年間取引報告書」を作成しますので、簡単に確定申告を行なうことができます。さらに、特定口座（源泉徴収あり）をご利用の場合は、特定口座内での売却・解約・償還や損益通算に関してその都度、当社が納税の手続きを行ないますので、確定申告が不要※となります。 ※譲渡損失の3年間の繰越控除を利用する場合や他の口座での取引と損益通算する場合は確定申告が必要です。特定口座源泉徴収あり口座「特定口座」内での損益を計算源泉徴収なし口座確定申告「年間取引報告書」を活用し、手続きは簡便に！煩雑な確定申告の管理・計算をお客さまご自身で行なっていただくことになります。取得日・取得価額の把握 Q 源泉徴収されます必要に応じて確定申告を行なう当社が「年間取引報告書」を作成一般口座確定申告は不要損益の把握確定申告お客さまご自身でお手続き現在保有の公社債や公社債投資信託は、特定口座の対象となりますか？ A 平成28年1月1日時点で保有している公社債、公社債投資信託については、経過措置として、平成 28年1月1日から平成28年12月31日までであれば、特定口座に受け入れることができる予定です。当社においては、平成28年1月1日時点で、お客さまが既に当社にて特定口座を開設されている場合は、原則として、お客さまの保有されている公社債や公社債投資信託を特定口座に組入れさせていただく予定です。 ※銘柄や取得時期によっては特定口座に組入れることができない場合があります。特定口座への組入れについての概要や、組入れが可能なお預り資産及びその簿価（取得価額）等については、後日ご案内の予定です。新たに特定口座での管理が可能となる商品特定公社債公社債投資信託国債・地方債・外国国債・外国地方債・公募公社債・上場公社債等当社が個人のお客さまを対象に取扱いをしている円貨建て債券及び外貨建て債券は、一部の例外を除き、特定公社債に該当します。公募公社債投資信託の受益権・証券投資信託以外の公募投資信託の受益権等「ダイワ外貨MMF」、「ダイワMRF」、「ダイワMMF」、「公社債投信」等が該当します。本資料は、金融所得課税の一体化の説明資料として大和証券株式会社が作成したものです。なお、本資料は各種の信頼できると思われる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本資料は平成27年4月時点での情報を基に作成されたものですが、今後税制改正等が行なわれた場合、記載内容が変更となる可能性があります。 201505