問題点

HES Simulation Log
2006 Jul Part2
D.Kawama
1. 2006/7/21現在使っているmap
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Splitter : HES_SPL_measuredBH.map, ∫B dl = 173.44[Tcm]
Q1 : HES_Q1_45_half.map, G=0.54894[kG/cm]
Q2 : HES_Q2_half.map, G=0.69246[kG/cm]
D : HES_D_WF20.map, ∫B dl = 3.53[Tm]
COSY様のお告げによるQのField Grad.(Q1,Q2を15cm下げたとき)
Q1=0.59846[kG/cm], Q2=0.77928/1.25[T/cm]
1.0GeV電子を50deg曲げるのに必要な∫B dl = 2.878[Tm]
これは上の値の81.5%だが、実際は83%で走っている
(藤井さんに合っていることを確認するため)
D.Kawama
2. 1.0GeVセッティングのときの確認事項(1)
• Tilt角は何度にすべきか? → TOSCAでは5.64deg。
COSYとconsistentな値。
• Pivotは?
中村さんの計算及び千賀さんの3D CADで求めた値は
(-243.32, 90.648)[mm]で、JLABにもこの値を使うよう指示している
のでもはやこれが標準。
ただし、この点から偏向角30.64degで延長してくるとQ1の位置で
実際のTOSCA軌道より4cmほどHES側にシフトしてしまう。
藤井さんの計算により数センチのシフトはあまり問題ないことになっ
ているが、実際のシフトをどれくらいにすべきかはPost Beamの兼
ね合いもあるので今後の検討課題。
D.Kawama
3.1.0GeVセッティングのときの確認事項(2)
• 結局Central Rayをどこにすべきなのか?
Matrix計算のことなどを考えると、先ほどのPivotはあくまでも
GeometricalなPivotとして扱い、光学的なCentralを別途決めた方
がいい気がする。
D.Kawama
4.550MeV Runだとどうなるか?
• 2050GeVセッティングだとMollerの端は60mrad。とりあえずcentral
を100mradにする。このときの偏向角は44deg。Tilt角は10deg。
• Pivotはとりあえず1.0GeVと同じもの。ただしTOSCA軌道を参照の
上、HESをBeamline方向に11.02cmほどShiftしている。
• COSY様のお告げは
Q1=0.33059[kG/cm], Q2=0.43229/1.25[kG/cm]
D.Kawama
5. 実際のシミュレーション (1.0GeV)
シミュレーション条件
Central Ray : 900MeV, x’=0mrad, y’=70mrad
Tilt : 6.7deg, OFFSET : 3cm
0.7<pe’<1.3, -200<x’<200[mrad], 20<y’<120[mrad]
D, Q1, Q2の磁場の強さはとりあえずNo tilt, 1GeV Cent.のときと同じ
問題点
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Central Rayの再定義が(シミュレーション用に)必要かも知れない。上の900MeVというのはまあとり
あえず正しそうな値を使った。
1GeVのときのTiltは5.6degであったがそれでは角度アクセプタンスが上手くないので上の値(900MeV
のときのTOSCA Rayから得た)に合わせたら上手くいった。
OFFSET=3cmというのは実はTOSCAとconsistentではない。ただGeantでそうすると上手くできてい
るというだけの話。
D.Kawama
6.シミュレーションの結果 : x’t vs y’t
D.Kawama
7. Q1, Q2 profile
D.Kawama
8. FP xy profile
D.Kawama
9. FP mom vs x
D.Kawama
10. x’ vs x FP
D.Kawama
11.Moller (x vs y @ target)
6.7degTilt
D.Kawama
12. Moller x vs y @ SS
• 6.7deg tilt, 赤がUniform Gen.でFPに到達したもの、黒はMollerの
種を使ってすべてのイベントを拾い集めたもの。
• SSの位置はかなり適当だが、Q1入り口から20cm手前。
D.Kawama
13. 実際のシミュレーション (0.55GeV)
シミュレーション条件
Central Ray : 550MeV, x’=0mrad, y’=100mrad
Tilt : 10.0deg, OFFSET : 5cm
0.25<pe’<0.85[GeV], -200<x’<300[mrad], 50<y’<150[mrad]
Dは1GeVのときの0.55倍。
Q1, Q2の磁場の強さはとりあえずCOSYの値を採用。
問題点
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ここでいうOFFSET=5cmというのも実はTOSCAとconsistentではない。ただGeantでそうすると上手く
できているというだけの話。TOSCAではOFFSETは約10cm。
絵を見ていただければわかるがあまりいい絵ではない。バグというより何か上のセッティングで悪いと
ころがある気がするが、それは現在検討中。
D.Kawama
14. x vs y @ FP
D.Kawama
15. Mom vs x @ FP
D.Kawama
17. Moller Profile @ Focal Plane
D.Kawama