スライム説明(20150912)

化学実験 「スライム作り」
スライムは、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)水溶液と洗濯のり(ポリビニルアルコール)
水溶液を混ぜて作ります。
今日はお兄さん、お姉さんたちと一緒にプヨプヨしたスライム作りを体験してください。
-操作-
①計量カップに水を20ml、絵の具を少し入れかきまぜます。
②大きなカップに移します。
③計量カップに洗濯のりを20ml入れます。
④先程の大きなカップに入れ、絵の具と洗濯のりをかきまぜます。
⑤魔法の水(10%ホウ砂水溶液)をポリスポイドで0.5ml入れかきまぜます。
⑥固まりが少し出てきます。
⑦さらに、魔法の水を0.5ml入れかきまぜます。
⑧先程より固まりが大きくなっています。
⑨さらに、魔法の水を0.5ml入れかきまぜます。
⑩液が無くなるまでひたすらかきまぜます。
⑪スライムがかたいようであれば、水を少し加えかきまぜます。適当なやわらかさになれば出来上がり!
-スライムの取り扱い注意事項(お子さんには大人が読んで説明してあげてください)-
・絶対に口に入れないでください。(小さいお子さんのいるお宅では誤食に特に注意してください。)
・就学前~小学校低学年のお子さんは、保護者の監視下で遊ばせてください。
・人(特に顔・口)に向かって、スライムを投げつけないようにしてください。
・誤食した場合等の応急処置としては、誤食→吐かせる、目に入った→速やかに目を洗う。その後、
医師にご相談ください。(このような事態にならないよう、取り扱いには十分注意してください)
・遊んだ後は、手をきれいに洗ってください。
・1ヶ月を目安に家庭ごみとして廃棄してください。
スライムの原理
1.洗濯のりはポリビニルアルコールという水に溶けるプラスチックを水に溶かしたものです。
2.ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)を加えると、ホウ酸がなかだちとなってポリビニルアルコールどうしがむすびつき
水に溶けないもの(ゲル)に変わります。 このむすびつきを化学では架橋反応(かきょう反応)と言います。
3.このゲルとゲルの間に水がはさまれ、プヨプヨと形のかわるスライムができます。
4.それではスライムを作っていきましょう。
水
ホウ酸イオン
ポリビニルアルコール
洗濯のり
四ホウ酸ナトリウム
スライム