第2回 商事関係法 商事関係法 単位数4単位(全28回) 月曜日3講目 12:55 - 14:25 水曜日1講目 09:15 – 10:45 商事関係法 使用テキスト・参考文献 ゼロから始める商法入門第2版 コンサイス判例六法 商事関係法 受験心得 テキスト・六法を持参 新聞の経済欄に目を通す習慣を 私語などの迷惑行為は厳禁! 商事関係法 単位認定の方法と基準 出席状況を重視し、期末試験・課題提出 (加点)・確認テスト(加点)を総合して評価 再履修者の取り扱い 数野担当・青山担当のうち、過去にどちらかを合格 した学生の場合(12名該当) 課題提出期日 1回目 2005/11/21(講義14回目) 2回目 2006/02/06(講義28回目) 再履修者の取り扱い 数野担当・青山担当のうち、過去にどちらも不合格 の学生の場合(24名該当) 課題提出期日 1回目 2005/11/21(講義14回目) 2回目 2006/02/06(講義28回目) 再履修者の取り扱い ・課題で単位取得を希望しない学生 ・一部合格者のうち課題を提出しない場合 ・それ以外の再履修者のうち、どちらか一方の課題 を提出しない場合 2年生と同じ条件で評価します 再履修者の取り扱い 課題で単位取得・・自信がある学生向き メリット 出席しなくてすむ デメリット 適当な課題で不合格になる可能性 持ち点が低く、いい評価が得られない 講義で単位取得・・単位取得が不安な学生向き メリット 出席・課題点など加点される デメリット 週に2回も出席しなければならない 全受講者共通 特例の単位取得方法 東京商工会議所主催 ビジネス実務法務検定試験3級に合格 試験日: 2005/12/11 申し込み: 2005/09/27~2005/10/28 結果発表日: 2006/01/27 受験料: 6,300円 講義の目的とねらい 企業を巡る法律関係を規定する商法お よびその関連法規について、基本とな る知識を修得することを目的とし、商法 とは何か、会社とは何かを考察する 商法とは 商法 企業に関する法 企業といっても小さな企業から大企業ま で、営利目的で継続的な活動をしている ものすべてを含みます 商法とは 会社法のイメージ 難解 学生は株式会社に就職するのに? 学生は社会・実務経験がなく、会社のイメージがないことや民 法などの基礎力不足が原因 テーマ:会社法をいかに身近に感じるか 商法の主要な分野 商法 有価証券法 総則・商行為 会社法 商法第2編「会社」 株式会社 商法と民法との関係 商法は、みんながお金儲けをしやすくするた めのルール 民法 民法を土台として 会社法 手形法・小切手法 金儲けを効率化 民法だけでは不十分 総則・商行為 商法 商法の目的 商法の目的 企業の健全な発展 無駄を省いて利益追求 合理化 調和 適正化 効率的な企業運営 取引先の相手方や会社債権者 迷惑をかけないように公正 会社法制の現代化 ひらがな化 用語の整理 会社法制の再構成(一元化) ひらがな化 第57条 会社ハ本店ノ所在地ニ於テ設立ノ登 記ヲ為スニ因リテ成立ス 第49条 株式会社は、その本店の所在地にお いて、設立の登記をすることによって 成立する 用語の整理 商法204条ノ3ノ2 新会社法309条 会社法制の再構成(一元化) ライブドアとフジテレビ ライブドアとフジテレビによる ニッポン放送をめぐる買収合戦 会社と企業って 「会社」:法人企業 複数の者が出資する共同企業 「企業」:利益を求める経済活動 会社と企業って 「法人」 本来ヒトでないモノなのに、法律上、ヒトとして 扱われるモノ 会社の経済的機能 個人的視点 一般人 商品・サービスの提供者 学生 就職・アルバイト 会社員 労力の提供⇒賃金 経営者 社会的視点 個人的視点:会社 企業者は利益の獲得を目的:資本と労力 より大きな利益を得るには、多数の者の資本・労力を結 合して、共同企業を形成し、企業規模拡大することが必 要 会社はこのような資本・労力の結合を実現 個人的視点:会社 企業者は、損失を被る場合には、その負担ができる だけ小さいことを望む 損失が生じた場合、企業の規模が大きければ多数の 者が損失を分担 一人当たりの被害が小さい 企業者は企業に投下した資本の額を超えては危険を 負担しないという制度 社会的視点:会社 今日、規模の大きい企業のほとんどは会社形態で営ま れており、社会の繁栄は会社のあり方に大きく依存して いる 内部での関係:労働の場 外部での関係:商品・サービスを提供 国との関係 :国家経済の根幹を支えている 会社は、企業者の意図・目的を離れ、その目的を超えた 社会的機能・使命、さらには公共的性格を有している
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