コンピュータ基礎実習上級 #1 概要説明と基礎体力テスト 一般教育研究センター 安田豊 実習の流れ 初級では道具の使い方を重点的に習得 – これは手段の訓練であって目的を何一つ達成してい ない – コンピュータはものを作るための道具である 上級では道具を使って自分なりの成果物を作成 することを目的とする – 原則としてWebページを一つ作成すること – その過程を報告すること – その結果として Web ページの作成とプレゼンテーショ ン技術について習得する 実習の流れ(具体的には) 数名のグループで何か目的をもった一つのWeb ページを作る – 一般に公開するため、情報発信として有益なものが 望まれる 役割分担をはっきりさせたプレゼンテーションを 半期途中で一度、期末で一度行う – プレゼンテーションのために PowerPoint の使い方を 若干講習する 評価はこの二点のみで判定する – 自主性を強く要求する。講師は特に何をせよとは指示 しないのでそのつもりで。 – 目的達成のために努力する学生は強く支援する Web 閲覧するほうはご存知のとおり 作成するために必要なものは、 – – – – 発信したい情報の中身(自分の欲求) HTMLという文法(書法)を若干 画像や動画などの素材 若干のセンス 作成する以前に必要なものは、 – 常識(不文律)と法律(成文法) – 著作権を無視しない(自分の作ったものを大切にして 欲しければ人の作ったものも尊重するという常識も) プレゼンテーション 閲覧するほうは現在やっているとおり 作成するために必要なものは、 – 伝えたい情報の中身(Webと同じ) – ここではツールとしてPowerPointを利用するのでその 操作法 – 必要なら画像などの素材も – 若干のセンス Webに常識や法律の尊重が強く求められたのは、 それが社会活動と見なされるため – プレゼンテーションは一般にもっと私的な場合が多い 基礎体力テスト 一般的なコンピュータの扱いについては訓 練が済んだものと考えて実習を行う。 – – – – タイピング Word, Excelの操作 MO、フロッピーの操作 メイルの読み書き 本日の後半は基礎体力テストを行う – 結果を出して帰ること 課題 Wordを利用して配布した資料に基づいた自己紹 介資料を作り、印刷して提出。 – 講師からのOKを貰うまでは手直しの可能性あり。(講 義時間終了時でも自動的にOKとはしないので早めに 提出) OKを貰った学生はMOまたはフロッピーに結果 を保存し、MOまたはフロッピーを講師に一度見 せる。 次週からの実習のために数名で組をつくり、テー マを決めるように。
© Copyright 2024 ExpyDoc