卒論発表

静岡大学工学部システム工学科4年
前田研究室
5061-3047 谷川 広宜
研究背景、目的
 環境活動に参加したい人は増加
しかし
ボランティアの需要と供給の不釣り合いを
解消
 ボランティアスタッフの不足が従来から指
摘
 情報提供戦略の検討
効果的な広報の方法の検討
 情報システムの開発
市民活動の永遠の課題
様々な情報発信、人材情報管理
研究方法
情報戦略の
検討
アンケート
調査の実施
連絡先情報
の入手
情報システム
「みんなできれいにしよ
う」
構築
アンケート調査
 8月8日クリーン作戦参加者を対象
配布枚数412枚 回答75枚 回収率18%
 8月22日水質調査参加者を対象
配布枚数 45枚 回答38枚 回収率84%
 10月31日ヨシ刈り参加者を対象
配布枚数 121枚 回答121枚 回収率100%
 11月6日水質調査参加者を対象
配布枚数 36枚
回答28枚 回収率78%
アンケート調査結果
1.活動を知った情報源
活動知った情報源
ネットワーク会議や案内
状が送られてきた
7
6
5
4
3
2
1
0
秋の水質調査
活動を知った情報源
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
ヨシ刈り
アンケート調査結果
2.活動に参加した理由
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
回答なし
全くそう思わない
あまりそう思わない
どちらでもない
まあそう思う
非常そう思う
秋の水質調査
アンケート調査結果
3.参加回数と他の活動への参加経験の関係
6
5
ヨシ刈り
4
3
クリーン作戦
ボランティア継続させることで
他の活動への参加も増える
野鳥の保護
水生生物の生息地保護
2
1
0
参加したことがない
その他
環境学習支援
水生生物の生息地保護
野鳥の保護
クリーン作戦
ヨシ刈り
環境学習支援
その他
参加したことがない
アンケート調査結果
4.普段興味のある趣味
趣味
12
10
8
6
4
2
0
秋の水質調査
ヨシ刈り
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
趣味
情報提供戦略の検討
 ボランティア参加者の興味を持つ情報
 佐鳴湖に関する情報
 スポーツや園芸などの情報
 一人の方が多くの趣味を持つ
 ボランティア活動への参加の継続の促
進
 会社からのボランティア参加の継続
 参加者に直接情報を伝える
情報システム「みんなできれいにしよう」
 XOOPSを使用したサイトの構築
 使用したモジュール



趣味情報
Xhld(ヘッドライン機能)
ボランティア情
piCal(カレンダー機能)
報
Pico(静的コンテンツ機能)
リンク集
 新たに作成したプログラム
 連絡先登録機能
 情報提供機能
情報システム「みんなできれいにしよう」
構築
情報提供するためのプログラム
登録機能
Htmlによる登録フォーム
(keep.html)
名簿の表示
(maibo00.cgi)
名簿から削除
(clear.cgi)
エラーメッセージ
情報が足りない
①結合cgi
(toroku.cgi)
登
録
登録人数の表示
(display.cgi)
読み込み
Htmlによる情報提供のフォー
ム
(send.html)
情報のデータベース
(data.txt)
読
み
込
み
②結合cgi
(mail.cgi)
ア
ド
レ
ス
情
報
メールの送信
宛
名
情
報
宛名、文章の印刷
エラーメッセージ
情報が足りない
プログラムの関係図
情報提供機能
情報システム「みんなできれいにしよう」
今後の課題として、
実際にサイトから情報を得てボランティアに
参加者がいるのか調査
 ボランティア参加者にサイトを知ってもらう
 情報提供の方法としてFAXを追加

結論
 情報提供戦略の検討
 ボランティア参加者




一人が多くの趣味を持つ
職場からの案内での参加
他の活動への参加に積極的である
直接情報を提供することは有効
 情報システム「みんなできれいにしよう」構
築
 会社からのボランティア活動参加の継続の促進
 ボランティア参加者の継続の促進
 新しいボランティア獲得
参考文献
[1] 森保文・森賢三・犬塚裕雅・前田恭伸・淺野敏久・
杉浦正吾, ボランティア機会論に基づくボランティア
の参加要因, 日本NPO学会第9回年次大会報告概要集,
p79, 2007年
[2]井田国宏、環境ボランティア獲得のための情報シス
テムの開発~佐鳴湖ヨシ刈りを例にして~、2007年
100%
90%
80%
70%
60%
70代以上
50%
60代
40%
50代
30%
40代
20%
30代
10%
20代
0%
10代
秋の水質調査
100%
90%
80%
70%
60%
回答なし
50%
70代以上
40%
60代
30%
50代
20%
40代
10%
0%
30代
20代
10代
ヨシ刈り
ボランティア機会理論
 通常の財・サービス
コスト・ベネフィット 等
 ボランティア
参加機会さえあれば人は参加
様々な市民に対して
適切なボランティアの機会を与える
今まで参加したことがない層から
も獲得