1.情報の生産サイクルと情報量の増大

1.情報の生産サイクルと情報量の増大
(1)情報の生産サイクル
• 研究者は、情報の生産者でもあり、情報の利用
者でもある。
• 研究者は自分の研究のために情報を入手し、そ
れを研究のなかに取り入れて再び新たな情報を
生産する。
• 情報伝達の経路は、フォーマルなものとイン
フォーマルなものに分かれる。
• インフォーマルなコミュニケーション:私信、研究
仲間との討論、学術会議、電子メール等を利用
したコミュニケーション
(2)情報量の増大
•
•
•
•
雑誌記事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・400万件
特許・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100万件
技術レポート、会議資料等 ・・・・・・・20~30万件
計
600万件
(1980)
• BLDSCにおける継続受け入れ雑誌の数
•
1965年 2.6万タイトル
•
2004年 26万タイトル
【参考】BLDSC
(British Library Document Supply Centre)
• 英国図書館文献供給センター。
• 1973年に設立されたBLLD(British Library
Lending Division)英国図書館貸出局が1985年改
称されてBLDSCとなった。
• 科学技術を初めとして1次資料を網羅的に収集
し、イギリス内外から年間約400万件の依頼を受
け、文献提供の世界的なセンターになっている。
• 解説URL
索引誌・抄録誌の出現
情報量の爆発的増大
効率よく検索するための2次資料の
必要性(索引誌・抄録誌)
2次資料のデジタル化(データベー
ス)
インターネット経由によるデータベースの利用
(3)情報源の分散