Value Engineering の 紹介 2001年12月14日 経営学部 教授 吉井康雄 V : Value F V C F : Function C : Cost VEとは、有形・無形のシステムに求められる 機能を保証しながら、相対的な価値を高める 組織的な活動である V E の 特 徴 ①機能保証を前提とする、創造的な活動 ②目的志向的であり、手段志向的 ニーズ志向的であり、シーズ志向的 上位概念志向的であり、下位概念志向的 ③思考方法を変え、行動を変えるシンキングメソッド ④ダイナミックな経営管理手法として、最適 ①機能保証を前提とする、創造的な活動 F V C Fは、かくあるべき姿 Cは、ライフサイクルコスト ②目的志向的であり、手段志向的 あなたの顧客は 何か? 誰か? F V C 顧客満足度の保証のツール ニュー・ビジネスへのトリガー ③思考方法を変え、行動を変える シンキングメソッド 考えを 行動を 変える 変える より高い 目標に 挑戦 環境 適合 常にイノベイティブであり、 ストラテジック・マインドを醸成 VEのアプローチ 機能定義 目 的 は 何 か モノ(有形)(無形) 機能系統図 構成要素の 機能による 機能分解 要求機能の 定義による 機能分解 創造的分野 機能評価 代替案創造 各種手法の活用 機能の観点 による 機能設計 (創造性工学) (意思決定手法) 組織力の発揮 (固有技術) (チームワーク) 代 替 案 評 価 実 践 に よ る 価 値 創 造 <私の主張> VEは、機能の追求に徹したシンキング・ツール シンキング・プロセスのみで コンサルティング可能 先生方は固有技術の専門家 VE的アプローチ (自分のフィールドで) (産学協同研究を) + α + β α 固有技術 (とらわれない心)(素直な心) β 非孤立化の原則 (他人の力を借りる) <私の主張> F V C システムの機能 追及による 価値創造思考 顧客は何か、誰か Personal Value Management Value Social Value VE思考のマインドの養成 顧客オリエンテッドな態度の醸成 顧客のValueの創造と向上 学生への 情報 Value Engineering の提供 <私の主張> 目的志向的であれ VEの有効性は教育の現場でも! 対学生: 自律的意思決定の できる人材の育成 対研究仲間: 産学協同研究による 担当分野の深耕と 社会貢献 旗をあげる 少なくとも有効なツール CVS(Certified Value Specialist) アメリカVE協会認定の 国際資格 <東京理科大学も旗を> <私の希望> 「VEの旗を あげている 経営学部も ある」 という イメージを 訴えたい 日本VE協会への学部名での 参画許可をいただきたい ◎日本VE協会との連携が強く アピールできる ◎試行段階ということで当面の 活動予算は個人研究費で賄う ◎参入退出は随意で制約はない 私には、VEは 「学問」というよりも「思想」 「哲学」「行動の規範」
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