1.県産畜産物の高品質化などによる農家の経営安定 1 新たなプロジェクト取り組みの背景 1)飼料価格の高止まりによる生産コストの上昇と牛肉枝肉販売価格の低迷による収益性の 低下 ・配合飼料価格の推移:H18.1~3月:43,279円/t→H23.4~6:57,770円/t 飼料月報「配合飼料価格の動向」より ・肉牛枝肉の平均販売金額:平成18年度:869,716円 平成22年度:691,220円 資料「JAさが調査」より 2)和牛の地域ブランドの競争が激化しており、佐賀牛の生産拡大が必要 3)子牛育成技術や肥育技術に差があり、子牛の発育や枝肉の品質にバラツキがでている。 4)増体能力の高い肥育素牛が増加しており、新たな飼料給与体系が求められている。 2 課題 1)県内子牛の斉一化を図り、市場評価の高い高品質な肥育素牛 を生産する必要がある。 →1-(1):佐賀産素牛育成体系推進プロジェクト 2)肥育技術の改善により一層の高品質化を進める必要がある。 →1-(2):新たな佐賀牛飼料給与ガイドライン実証プロジェクト 3)飼養管理技術の改善と経営管理を合わせた収益性の向上を図る必要がある。 →1-(3):畜産経営向上プロジェクト 佐賀牛の更なる ブランド力の強化
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