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“OpenCoLab”をめざそう
2002年7月23日
ハイパーネットワーク社会研究所
会 津 泉
<[email protected]>
なぜ「Open Collaboration」か?
ハイパー研の理念である
「地域に開かれた研究所」
<ネティズン>の研究所
の実現をめざすための検討・実験=研究
なぜ「オープン」か
 一般に
 信頼の獲得・強化
 意思決定の透明化・公正化
 ICT活用による効率化
 ハイパー研として
 地域で存続するための基本枠組の確立
 新しい時代の流れを研究・実践するため
ハイパー研として
 ハイパーネット社会の地域で存続するために
 地域の実態・実情を正確に把握する
 地域の先行課題を調査・発見する
 そのためには、支持基盤・母体との交流が不可欠
 出エン者・理事会・評議員会
 賛助会員/地元企業
 研究者
 地元市民
 恒常的枠組みがないと、役所部署・担当者の恣意に
左右されるおそれ
ハイパー研のルーツとして
 コアラ 草の根から発生
’85 市民のパソコン通信 みんなが主役 地域で中立
’90~別府湾会議 新しいネット社会を地域から模索
 ’93 コアラの延長上にハイパー研誕生
 「市民とともに」が基本理念(のはず)
 ’94-96 マルチメディア地域実験
 コアラと一体化して取り組み
 ’00 -01「豊の国ハイパーネット構想」策定調査
 ’00 コアラ株式会社化、ハイパー研と分離
 ML問題の発生とその反省
 ’02 ハイパー研新体制へ
 市民との新たな関係の構築が必要
新しい時代の流れ
 市民参加型の新しいガバナンスの模索
 「政治」の流れ(無党派の増大、市民活動の活発化・・・)
 「政府」に限らず、公的組織・企業も透明性が重要に
 ICTの普及
 個々人、市民団体が「情報武装」
 <ネティズン>の台頭が本格化する
 GFNの台頭(公文所長)
 「2000年からは、自覚をもった智民が明確な目的をもって
グループを形成する」
 それを支えるのが、インターネットのアプリケーションとして
のGFN
ML問題で問われたポイント
 誰のための研究所なのか?
 県のため? 自分たちのため?
 市民のため? 地域のため?
 情報開示の必要性
 開かれた研究体制へ
 研究テーマ:ネット社会のルールとは?
 市民参加、市民関与のあり方は?
 実践による研究を
オープンなコラボ
 地域コミュニティと全国、グローバルな
広がり
ネティズン
地域コミュニティ
市町村
県 民
学界
産業界
ハイパー研
企 業
市 民
3つの手法
1. 情報発信・開示
2. 意見聴取(コンサルテーション)
3. 積極参加
1.情報開示
 目 的=信頼の獲得
 その一手段が情報開示
 透明性の確保
 中立性、公平性の確保
 研究成果の発表
 ホームページ、MLで発信
 独自発表会(地域・賛助会員・・・)
 メディア経由で
 研究プロセスの開示
 日常的に開いていく
2 コンサルテーション(相談)
=開かれた研究
1. 基本方針
 情報開示、パブリックコメント?
2. 研究・事業の活動報告と相談
 積極広報・情報開示
 パブリックコメント?
バーチャルにもオープンに
 ネットの活用
 ウェブ、ML
 ウェブカメラ
 グループウェア
 公開可能な情報はできるかぎりオープンに?
 日常のスケジュールも可能かものは
 もっと気楽に立ち寄れる場所に
 セキュリティ、プライバシーの確保
 法的権利への配慮も
3.積極参加=協働
市民とのコラボレーション型研究
 責任あるコミットを求める
 市井の賢人を発掘 公募で?
知のゲーム
今後の進めかた
<歩きながら考える>
5月 市民有志と討議開始
7月 事例にあたる
9月 暫定的な方向性をまとめる
10月 先導試行開始?
11月 ワークショップで発表?
12月 評 価
1-2月 次年度の実施計画
検討課題
 何を目的とするか
 その手段は
 ルールは
 問題点:
 地域に足を引っ張られる?
 公平性が確保できるか?
 費用対効果は?
 所内に体制がつくれるか
 経営上の理解が得られるか
検討課題2
 MLの活性化?
 モデレータが必要?
 参加者を拡大する?
 ホームページの充実
 事例研究
 他の研究機関での先例?
 地域・自治体の事例
 海外事例
 OECD
 韓国政府/ソウル市電子政府(OPEN)
 E-Democracy