リアルタイムコミュニケーションに おけるコミュニケーション手段の あり方 2004/2/27 研究相談(fukuda) 音声コミュニケーションに関する問題 リアルタイムコミュニケーション(授業、会議、議論)に おける音声非依存コミュニケーションの可能性 音声の役割と意味の再検討 音声の現状 特徴 利用局面 役割 要件の分析 チャットの現状 使われ方 利点 新しいコミュニケーション 手段(環境)の提案 BBSの現状 欠点 同左 同左 リアルタイムコミュニケーションにおける コミュニケーションのあり方 問題意識:授業(もしくはその他の状況)に おける音声なしのコミュニケーションもあり ではないのか? 1. 2. 3. なぜ音声を利用するのかの分析 リアルタイムコミュニケーションに必要なものは 何か? 要件を満たす新しいコミュニケーション手段(も しくは環境)の提案 音声の役割と意味の再検討 なぜ音声なのか? チャット、BBSという他の手段もあるはず 現状では音声が圧倒的に使われている 1. 2. 3. 4. 音声の現状 チャットの現状 BBSの現状 まとめ 音声の現状 特徴 講義 会議 議論 役割 プレゼンテーション レスポンス コントロール (フィードバック?) 使われ方 ほぼオールマィティ 主チャンネル用 利点 利用局面 ブロードキャストが容易 割り込みが容易 受け取り側は並行して処理 できる(内職) 確実に伝達される 効率が高い 伝達が確実 認知負荷が低い 欠点 ネットワーク、AV系のQoS に大きく依存する 受け取り側がヒアリングでき ない状況では壊滅的 • 母語ではない場合 • その他身体状況など チャットの現状 特徴 ブロードキャストは一応可能 割り込みは難しい 並行処理は難しい 確実に伝達できる保証はな い 利用局面 プレゼンテーション レスポンス (フィードバック?) 使われ方 メインの裏での連絡、議論、 質問等 主チャンネル不調時の避難 手段 情報保障 利点 議論(雑談含む) (授業でのスタッフ間連絡) 役割 イベントの流れを妨げない QoSへの依存度が低い 欠点 効率では劣る 認知負荷が高い ブロードキャストは不確実 コントロールが難しい BBSの現状 特徴 授業(質問用) 会議、議論のログ(Wiki?) 役割 レスポンス (フィードバック?) 使われ方 授業時の質問の補助(SOIASIA) 利点 利用局面 ブロードキャスト可能 本質的には蓄積型 確実に伝達できる保証はな い 割り込みの問題はない イベントの流れを妨げない QoSへの依存度が低い 発言機会が均等化される 欠点 リアルタイム性に欠ける コントロール(優先順位付け) の仕組みがない 結論 音声の利便性 ブロードキャストが容易 伝達が確実 プレゼンテーション、レスポンス、コントロール、(フィード バック?)の全ての役割に対応できる 伝達効率(いわゆるスループット)が高い 現状の文字によるシステム(チャットシステム、 BBS)はこれらの利便性に対抗できない 限られた局面では文字系統のシステムの方が有利とい うことはある • QoSが保証できない場合 • イベントの流れを妨げずにコミュニケーションしたい場合 • 情報保障 要件の分析 どのような性質が必要か? 考えられる前提条件 • 授業を進めるための単なる代替手段として考える • 音声に依存しない授業形態を考える 新しいコミュニケーション手段 (もしくは環境)の提案 要件の洗い出し 授業モデルの定義 設計 ツール制作/環境構築 実証実験 評価 まとめ リアルタイムコミュニケーション(授業、会議、議論)に おけるコミュニケーション手段のあり方 音声の役割と意味の再検討 音声の現状 特徴 利用局面 役割 要件の分析 チャットの現状 使われ方 利点 新しいコミュニケーション 手段(環境)の提案 BBSの現状 欠点 同左 同左
© Copyright 2024 ExpyDoc