エコー電話 糸電話の糸を、ゆるいつる まきバネに置きかえると、声 が反射してエコーがかかる糸 電話になります。 バネの巻き方や長さなどを 工夫して、エコーがよく聞こえ るように改良してみましょう。 用意する材料と道具 ・紙コップ2個 ・ステンレス線 (太さ0.8mm, 長さ5m程度 90円) ・セロテープ ・鉛筆かボールペン ・ラジオペンチ 安くでできる! 作り方と実験の仕方 1.ステンレス線を鉛筆かボールペンに巻き付け ながら、つるまきバネを作る。 (太さ0.8mmくらいが手で巻きやすい固さ) 2.2つのコップの底の中央に穴をあけ,つるまき バネの端をセロテープでしっかり固定する。 3.2人でペアとなり、たがいに声を送ってみる。 ※バネをのばしてたがいに離れたときと近づいたとき、 高い声・低い声などでエコーが変わるか調べる。 どうして,エコーが聞こえるの? 2 音の伝わる速さ = 物質の固さ 物質の密度 1cc あたりの重さ 音の速さの比較 物質の固さを表す 密度 [g/cm3] 音速 [m/秒] 1m進むのにか かる時間 [秒] ~ 0.1 ~10 おそい! 0.1 ステン レス 弾性率 [N/m2] ~104 やわらか い! ~1011 固い! ~7 重い! 5000 速い! 0.0002 糸 ~109 ~1 ~ 2000 0.0004 空気 ~105 やわらか い! ~ 0.001 軽い! 340 0.003 物質名 ばね どうしてエコーになる? バネの中を伝わる音は 糸の中よりもおそい! バネの反対側で反射した音がずれて 聞こえるのでエコーになる.
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