5企業福祉のこれからの姿 以前の企業福祉の対象

5企業福祉のこれからの姿
以前の企業福祉の対象→「結婚して子供がいる男性社員」
従業員層が多様になった現在→従業員のさまざまなニーズ
に合わせる制度改革が必要!
「メンタルヘルス」・・・現在日本企業で心の病が増えてい
る
37.6%の企業が最近3年間で心の病が増加。
メンタルヘルスが悪化することによる生産性の低下が懸念さ
れる。企業は適切な予防措置を講じることが必要である。
明治安田生活福祉研究所による調査
→上場企業など約1500社対象
*今後新設、拡充したいと考える福利厚生は?
→メンタルヘルス対策(21.3%)人間ドックへの費用補助(19.9%)生
活習慣病検診の実施(17.6%)~健康医療分野の増加~
*廃止、縮小したい福利厚生制度は?
→社宅(12.0%)独身寮(8.4%)住宅手当(6.3%)~住宅の施策~
*従業員が新設・拡充を望む制度(正規従業員)
→住宅手当(36.2%)人間ドックへの費用補助(34.3%)
【課題】
企業が非正規従業員に向けて用意している福利厚生制度は限定的なも
のである。正規従業員以外の従業員にも配慮した福利厚生制度の再編
が課題となっている。
カフェテリア・プラン・・・どの制度を選択する
か従業員
個人が選択できるプラン。
従業員個人のニーズに対応しているが導入してい
る企業が少ない。→5つの理由(p227)
*ベネッセコーポレーション・・・日本で初めて
カフェテリア・プランを開始。
*資生堂・・・余ったポイントを自社製品の購入
に当てられるようにした。
総労働力費用と従業員の公正感を検証し、
福利厚生制度を考えていく必要がある。