釧路、帯広、網走、根室の気 温・湿度・雨・雪の特徴は? 第9グループ 発表者*高木大輔・横山卓哉 操作者*平井佑人・吉田理紗 構成員*奥山祐也・川東研斗 工藤弘文・山賀有馬・保東洸太 はじめに いままでの研究内容 中間発表までは、1996年~2006年までの10 年間の気象データをグラフ化して帯広・根室・網 走の釧路との項目ごとの比較をした。 釧路と根室の気温や湿度の変化の仕方が似て いることを発見した。 目的 同じ道東にあり、隣接している釧路・帯広・網走・ 根室の4地域の気候はどのような点が似ていて、 またそうではないのか、なぜそうなるのかという ことを知るために研究を進めていった。 研究方法 過去30年分の気温、湿度、降水量、降雪量の データをグラフ化して年々の変化やサイクルを 読み取り、地域ごとにどのような違いがあるのか、 なぜ違いが出てくるのかを調べる。 専門家の意見を聞く。 集まったデータや、先生に教えてもらったことに ついてグループメンバーで話し合いをしてデータ と照らし合わせて検証する。 北海道の気候 世界:気候区分で本州が「温帯」に属しているの に対して「冷帯(亜寒帯)」に属している。 日本:「北海道気候」区分 北海道気候の特徴 年間を通して気温と湿度が低い。 四季の変化がはっきりしている。 梅雨はない。 冬は雪が積もる。 本州以南に比べ春と秋が短い。 春の開花、紅葉の時期にも本州と大きなずれが 見られる。 各地域の気温の変動(過去30年間) 9 気 温 C゜ 8 7 6 釧路 5 帯広 網走 4 根室 3 2 1 0 1976197719781979198019811982198319841985198619871988198919901991199219931994199519961997199819992000200120022003200420052006 年 各地域の湿度の変動(過去30年間) 湿度% 84 82 80 78 76 釧路 帯広 74 網走 72 根室 70 68 66 64 1976 1977 1 978 1979 1980 1 981 1982 1 983 1984 1985 1 986 1987 1 988 1989 1 990 1991 1992 1 993 1994 1 995 1996 1 997 1998 1999 2 000 2001 2 002 2003 2004 2 005 2006 年 各地域の降水量の変動(過去30年間) 1600 降水量 mm 1400 1200 1000 釧路 800 帯広 網走 根室 600 400 200 0 1976197719781979198019811982198319841985198619871988198919901991199219931994199519961997199819992000200120022003200420052006 年 各地域の降雪量の変動(過去30年間) 600 500 積 雪 量 400 釧路 cm 300 帯広 網走 根室 200 100 0 1976197719781979198019811982198319841985198619871988198919901991199219931994199519961997199819992000200120022003200420052006 年 北海道の気候区分 道南 日本海沿岸 太平洋沿岸東部、西部 オホーツク沿岸 内陸 太平洋沿岸(釧路・根室)の気候 東部の夏 太平洋から大量の湿気を含んだ南東の季節風 ⇒沿岸の海流「千島海流(親潮)」により冷やされる ⇒海上で濃霧が発生!! 釧路は「霧の町」として有名 ⇒霧が内陸に流れ込む・・・ 太平洋沿岸部の霧による影響 夏 冬 晴れが少ない 気温が低めに推移 (帯広内陸部は気温が高 くなる) 寒さが厳しい 日本海側で雪を降らせて 乾燥した季節風が吹く ⇒晴天がつづく オホーツク海沿岸の気候 夏:太平洋沿岸 冬:日本海沿岸 乾燥した季節風が吹き込む それによって、 一年を通して晴天に恵まれる 降水量(降雪量)は少ない 流氷 www.siretoko.com/kaze/2006/02/post_52.html 内陸の気候 夏 比較的気温が高い フェーン現象 ⇒さらに気温が上昇 稲作が盛んな盆地 冬 極端に気温が下が る 放射冷却現象 まとめ 北海道の気候は分けられていて、それぞれ異な る特徴を持っている。 気象の変化などはいろいろな現象や、周りの環 境が関係している。 おわりに 天気という身近な研究テーマだが、土地の状況 や地球全体の環境が影響している。 現在の異常気象などで、これから問題になって いくような気候のことが少しでも理解できるとい い。
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