グリーン・リボン運動 - 瑞浪市立稲津中学校

稲津中学校の紹介
教育目標:たしかな学力
ゆたかな心
モットー:いわれなくても自分から
なにをするにも最後まで
つづける心をみんながもとう
全校生徒:159名
(6クラス)
じょうぶな体
グリーン・リボン運動
~ 瑞浪市立稲津中学校 3年生有志 ~
『グリーン・リボン運動』とは…
レッドリボン運動
エイズと共に生きる 人々を差別しない
悲しい思いをしている人をなくす・防ぐ
緑色の意味:平和・調和・成長・新しい命
運動を始めるきっかけ
 学年集会(昨年11月27日)
現在、この稲津中学校には、悲しい思い、寂し
い思いをしている仲間がいる。イジメがこの学年
や学校にはある。それを自らの動きで無くして欲
しい。
人権週間が始まるこのときに、そして、一昨年
起こったとても悲しい出来事を再び起こさないよ
うにするために、稲津中学校独自の動きを創りだ
して欲しい。
グリーン・リボン実行委員会
3年生の有志11名
『いじめはいけない!』という意識をもつ
活動の流れ(計画)
月 日
3
4
5
6
7
10
12
11
12
13
14
17
18
曜
取 り 組 み 内 容
月
3年生2クラスに取り組みへの協力を呼びかける
火
水
木
全校での取り組みへ発展させる
金
第1週:『人を傷つけない・相手を思いやる』
月
火
水
木
第2週:
金
『思いやりをもち、誰にでも平等に接する』
月
火
活動内容
グリーン・リボンの作成
掲示用ポスターの作成
放送を利用した呼びかけ
各クラスへ呼びかけ
掲示用ポスターの作成
11月の学年集会の中で、先生が紹介してくださっ
た絵本の表紙をポスターの中心に描きました。
昼の放送内容
グリーンリボン運動は、悲しい思いをしている人
をなくすため、これからそんな思いをする人がで
るのを防ぐために行っています。
 具体的な活動内容は、
悪口を言わない 仲間を思いやる行動をとる
の2つです。
 誰しも苦手な人やあまり話しをしない人はいます。
この活動がその人との新しい『絆』をつくるきっ
かけとなればいいのです。

各クラスへ呼びかけ
 実行委員が自分たちのことばで呼びかけを
行った
 グリーン・リボンを手渡し、運動への協力を呼
びかけた
 夕学活では、
・1日の振り返り
・達成率調査
を行った
活動初日
今日から、グリーン・リボン運動がはじまった。
今までは、汚いことばを使ったりしていたから、
それを直していきたい。でも、すぐには直らない
と思う。だから、毎日意識して、少しでも直せた
らいいと思う。グリーン・リボン運動が終わった
ときには、はじまる前より変わったと思えるよう
にしたい。
全校の達成率(1週目集計結果)
1週目:『人を傷つけない、相手を思いやる』
100
90
80
○意識がどんどん上がってき
ている
70
60
50
○約半数の人がリボンをつけ
てくれた
40
30
20
10
0
12月5日
6日
意識ができた
7日 10日
リボンをつけることができた
11日
全校の達成率(2週目集計結果)
2週目: 『思いやりをもち、誰にでも平等に接する』
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
12日
○全体の約9割の人が意識
でき、それが維持できている
○約半数の人がリボンをつけ
てくれたが、1週目よりはやや
減少している
13日
意識ができた
14日
17日
リボンをつけることができた
18日
グリーン・リボン運動を終えて
【成果】
○ 『相手を思いやる』意識を高めることができた
○ 自分の意志をリボンであらわしてくれる人が5割
になった
【課題】
▲ 残り約50%の人たちをどうしていくか
最後に
『人の悪口を言わない』…
今までやってきたことがこれからも継続できるよ
ただそれだけのことですが、
う、私たち実行委員から意識していきたい。
その意志をリボンをつけることによって、自分自
身が優しい気持ちになると同時に、人に対しても
思いやりの気持ちをもって接することができるよ
うになったのだと思います。